新型コロナウィルスの感染者数と死者の数は、未だに増え続けていて、収束する気配すらありません。
私が、初めて新型コロナウィルスについての最初の投稿(1/30)は、日本政府の対応に疑問を投げかける内容でした。
私が間違っていれば、事態は良い方向に向かっているはずです。しかし、どうやら、外国人である私と同じように考えていた日本人の方も少なからずいたようです。
まず、ANAのチャーター機で、中国・武漢から日本人を帰国させていますが、当初の日本政府の発表では、武漢在住の日本人帰国希望者1名につき、8万円を請求するとのことでした。
ちょっと、耳を疑いませんか?
有事の際、外国に居住する日本国籍者を保護する義務があるのが、在外日本大使館(領事館)ではないですか?
自分の意志で外国に住んでいるのだから、有事の際も政府チャーター機に旅費を支払えなんて言う政府は、地球上のどこを探しても日本だけですよ。
有事、つまり緊急事態なんですよね!
自分の意志であろうがなかろうが、武漢に住んでいた日本人が、彼らの非の無い所で生命の危機に瀕しているのです。
中国にある日本大使館や領事館を含めて、日本政府が主導して、在外日本人を救出するのが当たり前でしょう。
有料で救出するのなら、営利追及と同じじゃないですか?
結局、批判が出てから、ようやく無料にしましたが、現政権の非常識さとか非人間性が改めて浮き彫りになりました。
桜を見る会に、3千万円以上の税金を無駄遣いするくらいなら、桜を見る会なんて永遠に廃止して、外国で生命の危機にある日本人の救出に税金を使うことを提案させてもらいます。
チャーター機での帰国者に対して、当初は、検診を受けることを義務化していませんでした。新型肺炎が蔓延して死者も出ている武漢から帰国した人に対して、検査無しで帰宅させるなんて危険極まりないですね。
「人権に配慮して、義務付けはできない。」なんて甘いことを言っていました。人権は平常時に重視して下さい。
緊急事態では、多くの人命を重視して下さい。また、感染拡大地域にいた人に、検診を義務化することは、決して人権侵害には当たりません。
また、観光立国か何か知らないけど、ウィルスの発生源が来る観光客を受け入れるなんて、どうかしていますよ。
日本政府は、2月1日(土)より、湖北省に滞在歴のある外国人を入国拒否にしました。
新型肺炎の感染は中国全土で拡大しているのです。なのに、なぜ湖北省だけに限定するのでしょう?
アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、アジア各国および世界の多くの国々は、中国全土に滞在歴のある人や中国のパスポートを所持している人に対し入国を拒否しています。
中国に忖度して中国人観光客を受け入れているのは、日本と韓国だけかもしれません。
テレビのニュース報道では、渡航歴の無い日本人感染者数は4人とされています。
これを、たった4人だから大丈夫と解釈するのか、わかっているだけで今のところ4人と解釈するのか?
中国からの観光客は、新型肺炎への感染が中国で爆発的に拡大している最中に、日本に入国し始めました。
彼らと至近距離にいた一般の日本人、彼らがいた場所にいた一般の日本人は、かなりの数いるはずです。
実際の日本国内の感染者数は、「わかっていないだけ」かもしれません。
私のような外国人が単にヒステリックなのか、日本政府が鈍感過ぎるのか、どちらなのかは、もう少し時間が経過すればハッキリするでしょう。
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