団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

親孝行について考える

2020-07-04 05:28:32 | 

母が亡くなって3ヵ月、コロナ禍のなか家族だけの葬儀で見送

った、思えば9年前父が亡くなったのは東日本大震災の前月、

忘れて欲しくないという両親の思いを感じる今日この頃である。

 

父が亡くなってから母は実家でひとりぐらし、それからは毎朝

安否確認の電話、新幹線で月2回実家を訪問、緑内障の治療で

大学病院に付き添い、買い物、掃除、昼食、夕食の用意、2年

前に認知症で施設にお世話になるまで続けた。

 

周囲からは親孝行ですねと言われたけど、母は幸せだったんだ

ろうか?と時々思う、自分のことを気にかけてくれる、見守ら

れてるということが生きる力になることは確かであるが、一方

自分はもう必要とされてないのでは、息子になにかをしても

うことより本当はなにかをしてあげたい、ある意味親に世話を

かけることがケアになるとも言われてるだけに亡くなってか

親孝行について、ふと考えることがある。