住宅価格・不動産地価に下落リスク~新型コロナウイルスで死者多数なら相続多発へ~

住宅価格・不動産地価に下落リスク~新型コロナウイルスで死者多数なら相続多発へ~

 

新型コロナウイルスによる死者急増で住宅地価格下落か?

まだほとんどの人が指摘していないことを書いておきます。

新型コロナウイルスが蔓延し、死者が多数にのぼった場合、「相続増加によって」住宅価格は値下がりすると思います。

 

今までもリーマンショックやバブル崩壊など、不動産価格が下落するタイミングは何度かありました。

しかし今回の場合はまたちょっと毛色が違います。

過去のバブル崩壊時のような、金融不安や商業活動の停滞を通じた不動産価格下落のシナリオだけでなく、

不動産所有者の死亡に伴う相続多発と、それに伴う需給悪化リスクが絡んでくると思います。

 

とくに高齢者が多い日本では、死者数の急増はリスク要因です。

また、今回のコロナ禍ですが、都市部での感染拡大が目立っています。

これは都市部地価の下落要因になります。

 

郊外の住宅地価格が下落しても商業地にはあまり影響が出ないかもしれませんが、都市部住宅地は商業地と密接にリンクしており、周辺の地価にもある程度は影響してくる可能性があります。

これは、不動産を担保に取ってきた金融機関にも影響してくるでしょう。

 

自分はその影響について定量的な分析はできませんが、今のうちに調査・分析しておいた方が良いと思います。

以上。