岐阜の音楽館(石井式リスニングルーム)

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スピーカー、AMATIのエージングについて

2019年11月05日 | オーディオ

今日は「オーディオ」

岐阜の音楽館にSonus faber AMTIのスピーカーが入荷してから1年半くらい経った。

エージングも進んできて、1年経ったくらいから、高域が大分柔らかくなり、スコーカー、ウーハーも動くようになってきて音の厚みも出てきた。

入荷したての時は、まったく聴けたものでなく、点数で言うと60点であった。がっかり!!

 

なんで、今回こんなブログを書いたかというと、最近「オーディオ・チェックCD」を再生し、高音チェックでホワイトノイズ、低音チェックでピンクノイズ、残響チェックでホワイトノイズ、サインカーブ波スウィープ信号で20kHz~20kHzを流すことをしていた。

その後で、いつもチェックなどに聴いてるソフトを何気なくかけてみた。

あれ??

いつもと全然音が違う??

AMATIのツィター(高域)とスコーカー(中域)

AMATIのダブル・ウーハー(低域)

 

結論

普通の再生音では鳴っていない帯域の音のピンクノイズやホワイトノイズなどを再生したので、今まで普通に再生してエージングをしていたものが、突然壁を乗り越え何か剥がれたように変化したのだろうか。

 

再生音では、

●音の広がりがある。奥行きも増した感じ。

●音の厚みも増した。

●クラシックでは弦の倍音が生々しくなっている。今までは、弦など再生音そのものが硬かった!!

●各楽器がはっきり聴こえるようになった。

ソフトが悪い、アンプが悪い、CDプレーヤーが悪い、ケーブルが悪いといろいろ考えていたが一変に覆ってしまったのだ。

販売メーカーの「ノア」は、エージングでAMTIはどんどん音が良くなっていくよ。とは言っていた。

 

音が安定していない時期に、装置やケーブルを検討しない方が良いかも?

当分、ピンクノイズなどを続けてかけてみようかなと考えている。(面倒なので長い時間はかけないつもり)

でも、今回は突然変異だったのでブログしてみました。

 

下記に載せた今まで音が硬く聴きたくなかったCD,SACDを片っ端から聴いてみた。

古いCDだが、なかなか良い音で入っていのだなあと思わせた。

田園はベーム、ウィーン・フィルがいいね。

ワルターの田園も良いが、以前は音が硬めで今一と思っていたが、今回聴き直してみると各楽器がはっきりと生々しくうっとりしてしまった。

このカラヤンのEMI、SACD盤が一番音が硬く最低であったが、大分厚みが出てきて良くなってきた。

ベームのモーツァルト40番も、なんか迫力がなく音も倍音がでなかったが、今回まったく音が変わり、弦に厚みが出て音の広がりも増し、本当はこんなにこのSACD盤は音が良かったのかと思わせた。

LPも持っているがSACDの方が良くなってしまったかも。

ミンシュ、パリ管の幻想交響曲だが、いままではEMIのSACDは音が硬く悪いと思っていたが、音圧も増し、高音も綺麗になってきたのでEMIのSACDを見直した。

 

オーディオは奥が深いく、つい音が悪いとソフトが悪いと思いがちになるが、実は装置がよくなかったことが多い。

 

では、また。

 

 



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