岐阜の音楽館(石井式リスニングルーム)

音楽関係やオーディオの記事を紹介

MOOK「LPカートリッジ読本」

2019年04月23日 | オーディオ

今日は本で「オーディオ」

 

MOOK「LPカートリッジ読本」を購入したので、ほんの少し紹介する。

音楽之友社 発行

 

ここでちょっと余談。

MOOK(ムック)とは、どんな本のこと?

mookは雑誌(magazine)書籍(book)から作られた造語。

「雑誌のような作りをした単行本」

 

そこで次いでに

ISBNというコードが本の裏面にある。

ISBNは国際標準図書番号のこと。13桁

例えば ISBN978-4-276-96290-3 が今回の本のコード。

978は「書籍」と日本で決まっている。

4は「日本国」

276は「出版社記号」

96290は「書名記号」

3は「チェックデジット」

 

脱線してオーディオの話からかけ離れたがなかなか面白い話でしょ。

ボーと生活していると細かいところに目がいかないよね。

 

では話を戻そう!!

本の題名がなぜか?LPになっているがEPもレコードなんだけどなぁ?

 

このページに面白いことが書いてある。

「オーディオで本当に楽しいのは、やはり変換機系でしょう。具体的にはスピーカーとカートリッジ。------共にコイルとマグネットで動くという点も共通。
しかしスピーカーは大きく重いのでそうそう買い替えるわけにもいかない。多分奥様に叱られることでしょう。その点カートリッジは、財布には厳しいものの、お部屋には優しい。しかも奥様には見つからないと言うメリットもあります。

と書いている。

世の旦那様は自分で汗水出して稼いだお金をなぜそんなに奥様が怖くなるのでしょう?どんと自信を持ってほしい。短い人生1回しかない!

 

各カートリッジの拡大写真がある。

写真はオーディオテクニカの「AT-ART1000」 648,000円

 

カートリッジ31機種の聞き比べをし2人の評論家が査定する。

特に高級品

 

例えば、2人の評論家が査定しているが同じカートリッジでも点数がかなり異なる。

我々には参考になりにくいカートリッジがある印象。

前のカートリッジと同じ査定。

みなさんはどう読み取りますか?

 

 

ZYXのカートリッジ批評で表現が良くなかったのか雑誌「STEREO」に訂正文が載っていたので紹介。

訂正文。

「多くのMCが超高域に強調を持たせてえいるのに比して、10kHz以上のハイエンドを強調せず、全帯域でのバランスを重視した造りのようだ。」

 

※ブログでも日本語の言葉使いによって相手に伝わることが間違ってしまうかもしれないので私も注意している。

 

カートリッジの歴史や基本的な知識が分るページ。

ここで「針圧は適正値よりやや多めがよい」とある。

 

 

圧倒的にMMカートリッジが多くなる。

今はMMでも結構高音質であると私は思っている。

 

JICO(日本精機宝石工業)はMMカートリッジ用の交換針を製造している。

工場は兵庫県。

 

 

「カートリッジ物語」はSTEREO雑誌に連載されていたものと思う。

17社における創業者・開発者のお話

 

市販されている240機種カートリッジ全てが載っているページ。

昨今は値段が高すぎて中には180万円の物まである。

やはり、オーディオも各装置の値段とのバランスがある。
この点を間違っている方が多い。

よく落ち着いて冷静にオーディオを構築された方がよいと思う。

180万円もするカートリッジをそれこそ奥さんに見つかったら、もう2週間は口きいてもらえないだろうね。

 

では、また。

 

 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。