今日は「クラシック」
バーンスタインの華麗な指揮で聴くマーチ決定盤
「星条旗よ永遠なれ~マーチ集」
レナード・バーンスタイン指揮/ニューヨーク・フィルハーモニック
録音 1965年、1967年、1968年、1970年
今回紹介したCDは、以前まで音質が硬いのであまり聴いていなかったものだが、装置のエージングが日に日に進んでおるようで、久しぶりに再生してみた。
ビックリするほで、高音質に驚いた!
ソニーのクラシックは音質が硬めと思い込んでいたが、まったくそのようなことは感じなく、ましてや生々しく聴こえる。
アンプのボリュームを通常の3割増しで聴いても圧迫感がない。
音圧が高すぎるCDはボリュームを上げられない。
こちらが、LP時代からのジャケット・デザイン
このCDは、DSDマスタリングされたものをCD化しているので、通常のリマスター盤よりは音質が良いと思う。
また、CD面に金蒸着してあるので反射率が良くデータ読み取りが良くなっている。
最近は、この金蒸着はあまり見かけなくなり、グリーンカラーで乱反射を吸収しているものが多くなった。
CDの金蒸着盤
曲目は20曲も収録されて69分27秒となている。
アナログLPだと2枚分である。
曲を聴くと小学校の頃ソノシートで毎日聴いていたことを思い出す。
このCDは「ソニー・クラシカル プレミア・ゴールド30」というものでCDケースがDVDのような大きさに入っているので保管や扱いがしにくいのが欠点である。
帯にある解説
プラケースとは別に紙カバー(左)も付いている。
裏面
プラケースを開いた状態、左はライナーノート。
CD面のデザインもなかなか高級感がある。
通常のライナーよりサイズが大きいので扱いやすい。
感想
すべてのDCD盤が高音質とも思わないがこのバーンスタイン盤はおすすめかな。
ソニーの通常CDもDSD化されたもので販売されているので一度聴いてみることは出来る。
演奏は、ニューヨーク・フィルであるがほとんどブラスバンドのような金管楽器がメインに聴こえる。金管なのでどうしても高音が強く聴こえがちだがシステムが良くなっていくとそれも少なくなっていくようだ。弦楽器が聴こえるところでは、倍音が綺麗に聴こえる。
演奏内容はさすがアメリカ人の演奏で名演奏である。
いつも書いているが、SACDでもCDより音が悪いものもあるので最近はなるべくSACD化されても飛びついて買わないようにしている。SACDは値段が高すぎるしね。マスタリングが良ければCDで十分高音質なものは多い。
みなさんは、どうでしょうか?
レナード・バーンスタインは、1990年に来日公演帰国後に亡くなられた。72歳だったので若くして亡くなられてしまったのが残念。
では、また。