岐阜の音楽館(石井式リスニングルーム)

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ストラディヴァリウスとグァルネリウスの調べ(サラマンカホール) 

2019年12月14日 | クラシック

今日は「クラシック」

ストラディヴァリウスとグァルネリウスの調べ
奇跡の二大名器で聴く名曲コンサート

会場 岐阜市 「サラマンカホール」 にてコンサートがあったので行ってきた。

 

毎年、岐阜信用金庫主催の抽選 プレミアム・コンサートである。

 

今回のパンフレット 

プログラム

前半45分、後半45分のコンサートとアンコール

 

岐阜県民ふれあい会館の中にサラマンカホールがある。

 サラマンカホールの玄関

 昼の部と夜の部の2回ある。

一番奥にはパイプ・オルガンがある。

席数は、708席

なかなか良い響きのコンサートホール

観客はなぜか7~8割がた女性!

 

今回は早く行って並んだのでA列11番ということは1列目の中央ということ。

私は後ろでもどこでも良いと考えていたが、遅く行くと去年みたいに駐車場が取れなくえらい目に合うから早く行ったのだ。

席から見た風景はこんな感じ。

オーケストラではないので、1番前でも全然OK!

 

このヴァイオリンの名前が「ダ・ヴィンチ」だそうだ。

305年も前のもの

チェロの表面と裏面を支えている木製の棒(魂柱)があるが面の片側しか支えていないため経年変化で歪んでくるので修理して先月戻ってきたばかりだそうだ。

319年前のもの

 

総合司会は元アナウンサーの朝岡 聡さん

 

ヴァイオリンのストラデヴァリウスを演奏した中澤 きみ子さん

ストラデヴァリウスは宗次コレクションから貸与えているもの。

  

チェロのグァルネリを演奏した中木 健二さん

グァルネリも宗次コレクションから貸与えているもの。

 

スタインウェイのピアノを演奏した碓井 俊樹さん

 

 感想

去年は後ろの方に座っていたので、ストラディヴァリウスの大きな音が後ろの方まで鳴響いていたが、今回は1番前のかぶりつきだったので大きな音かは分りにくかった。

今年のコンサートはチェロのグァルネリウスが聴けて大変良かったし、バッハの無伴奏チェロ組曲1番だったのでこの点でも良かった。

碓井さんのピアノは影の伴奏だが大変迫力のあるすばらしい演奏であった。私は碓井さんにサインをもらったことがある。

一般のヴァイオリンやチェロでもすばらしい音色がするのでストラディヴァリウスだからグァルネリウスだからこんな音がするのか?というところまでは正直分らなかった。

その楽器を持って演奏する演奏者によっても音色は変わるからどうなんですかね?

中澤さんは、「ストラディヴァリウスは猛獣のようだ」とおしゃっていました。

オーディオ的な音の印象は、意外とピアノの音量がスピーカーから聴く音量より小さく感じた。

また、全体的には少し柔らかめに聴こえるし、こんな1番前で聴いているのに遠くから響いている感じで、マイクでひろった録音の音とは異なっていた。

ヴァイオリンの音色は、飴色的に聴こえるところもあれば、高音弦はやはりきつく高い音には聴こえる。

なので、スピーカーから聴いているヴァイオリンの音もかなり生の音には近い音で録音されていると感じて聴いていた。

オーディオでは弦楽器の音が1番再生が難しいので、生の音を聴く機会が出来勉強させてもらってよかった。

岐阜信用金庫さんに感謝です。

 

では、また。

 

 



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