今日も「ロック」ビートルズ
CD帯シリーズ第二弾として
「ザ・ビートルズ STEREO デジパック仕様CD用の帯」を作ってみた。
以前紹介した市販のSTEREO帯付シリーズは、紙ジャケット・タイプに帯をあしらったもの。
今回紹介するSTEREO・CDは、2009年に発売になったデジパック仕様に付けられる帯である。
2009年にリマスター盤として発売になったCDで一番売れたと思う。
音もなかなか良い。
レコードも良いがこのCDも良いと思う。
デジパック仕様は左側に白い部分が有る分、ジャケット的に余白が多い。
左側がデジパック
右側が紙ジャケット
大きさが異なる。
3mmぐらい縦方向に紙ジャケットが大きい。
上が紙ジャケット
下がデジパック
デジパックの方が9mmぐらい横幅が大きい。
なので、
帯が紙ジャケットとデジパックでは共用にならない。
今回気が付いたのだが、デジパックは厚みがあるので写真のようにタイトルを綺麗に印刷できるメリットがあった。
紙ジャケットよりデジパックがなかなか良く考えられていて良いと思うようになってきた。
デジパックを知らない人もおられるので少しどんなジャケットか説明してみる。
デジパックは3面になっている。
3面開いた内面写真。
3面開いた表面写真。
デジパックの欠点として、CDが取り出し難い点だ。
また、内袋がポリ袋でツルツルしていて、CDが落ちそうになる。
それで対策した。
ポリ袋を紙内袋の中に入れて、ジャケットに入れると紙の抵抗でCDがスルリと出てくるのを防げるようになった。
それに、こちらの方がかっこいい。
メーカーに希望するならば「不織内袋」を付けてほしい!
デジパックを上から見ると左のポケットに解説書や写真集が入っている。
この左側に帯をひっかけることになる。
すべて見開きジャケットのようになる。
では、これから作製した帯を紹介してみよう。
全てで14枚になる。
帯を付ける前の7枚。
帯を付ける前の7枚。
先ほど説明したようにデジパックは左側に説明書ポケットがあるため帯が邪魔をして説明書が取りずらい欠点がある。
実際は少し帯をずらせば説明書は簡単に出すことは出来る。
帯の裏にはアップルのロゴを入れて、帯のつなぎ目を下でノリ付できるようにはした。
丸帯でデザインしてみた。
このデザインは、オリジナルとは異なる。
このころのレコードは「ステレオ これがビートルズ!」のような帯になっていたので今のアルバムにそって作るしかない。
デジパックは左側に白の余白が有る分、ジョン・レノンの顔が隠れなくて良い。
この帯は「ア・ハード・デイズ・ナイト」にしなくオリジナルのサントラに忠実にした。
帯の色は茶色。
半丸帯。
オリジナルは「ビートルズ’65」というタイトルだが「フォー・セール」と正しいタイトルにしたかった。
これも「ヘルプ!」なのだ日本盤のオリジナルと同じにした。
オリジナルは書体がもっと細く、ビートルズの「ザ」がなかった。
自分でアレンジしてみた。
このリボルバーは、オリジナルに忠実である。
V字帯。
オリジナルと同じである。
左に帯がよせてあるのでジャケットのメンバーがより多く見れる。
今回は、ロゴをアップルにした。
このアップルより帯のりんごを丸くカットしなければならない。
面倒であるし、カットが難しい。
№※※※※※※も入れたい気持ちになる。
イエローサブマリンのみ赤帯である。
これも帯を左によせるのでジョージ・ハリスンがよく見える。
「レット・イット・ビー」のみアカデミー賞の金色帯が付く。
当時お金持ちならBOXレコードが買えたのにと今でも悔やむ。
この帯はMONOの時と同じ自分独自のアレンジ帯である。
矢印帯。
なかなか良いと思う。
帯をデジパック仕様に付て並べると紙ジャケットでなくても大変満足である。
かっこいい!!
紙ジャケットはレコードのシングル・ジャケット仕様が多いのでCD商品としてはあまりにあっさりしていて面白味に欠けるし、CDも扱いにくい。
後半のアルバムは帯もいろいろ変化してきている。
mono仕様の時にも書いたが、レコード会社から発売するときにこのぐらいのクオリティの帯を付けて発売してほしい。
今、レコード会社はどうしたらCDが売れるのか考えているようだが、それはお客様がほしいと思えるものを作ることである。
ファンは同じCDでも他に魅力があれば何枚でも購入する。(音楽内容は同じである!)
特にビートルズは世界に多くのファンがいる。
今回の50周年ホワイト・アルバムでも沢山の不満があるが、今度にしておく。
では、また。