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テレサ・テン:名盤アルバム「時の流れに身をまかせ」

2020年02月13日 | 歌謡曲

今日は「歌謡曲」

紙ジャケットCD(復刻盤)

テレサ・テンのアルバム「時の流れに身をまかせ」を紹介。

アナログ・レコードのオリジナル発売が1986年7月31日で今から34年も前になる。

 

なぜ今になって紹介したかというと、このタイトル曲は超有名なのだが聴いてみるとアルバム全曲がすばらしく良い曲ばかりだったからだ。

テレサのアルバムというと最近でもほとんどがベスト・アルバムが多い。

LPアルバムもかなり枚数発売されていたようだが、私は当時レコード屋で歌謡曲は「長淵 剛」くらいでテレサのアルバムの記憶がない。

アルバム曲は、同じ曲がいくつものアルバムに重複して入っているものが多かったり、他人の曲をカバーしているものが多い。

その点「時の流れに身をまかせ」のアルバムは名盤と言われても私は良いと感じた。

 

紙ジャケットCDの表面と裏面。一人の女性が別れたデザイン。

 

曲目

1.黄昏

2.悲しみが涙と踊ってる

3.桃源郷

4.スキャンダル

5.傷心

6.ジャスミン慕情

7.愛に疲れて

8.あなたの空

9.エレジー

10.時の流れに身をまかせ

 

※「時の流れに身をまかせ」がB面最後の曲になっている。CDで聴いた時には最後にこの曲が流れるのはなかなか良いと思ったが、レコード的にはB面1曲目と最後の5曲目では音質的に差が出るので本当は売れている曲は1曲目が良いと思う。

1曲目の「黄昏」はシングル盤では10曲目「時の流れに身をまかせ」のB面で、初めて聴いた時から気に入った曲。

シングル盤のB面曲は、1988年盤に「別れの予感」1989盤に「女の生きがい」と変化している。

2曲目の「スキャンダル」もシングル化されていてB面が5曲目の「傷心」が入っている。

全曲アレンジが大変良いと思う。オーディオ的にも良い。10曲すべて聴きたくなる。

taurusレーベルのCD面

 

この紙ジャケット・シリーズの中でも、特に後期のアルバムは「最新デジタル・リマスター」になっていて通常のリマスターCDより音が大変良い。

歌詞カードの表面

シングル盤と同じ写真(シングルの方はカラー写真)

歌詞カードの裏面

歌詞カードを広げた状態。

 

特にテレサ・テンのことを良く知っているわけでもないので深く説明ができない。

中国に行ったときにCDを何枚か買ったが、あちらは正規盤なのか?海賊版なのか?良く分らないので注意が必要。曲目と収録曲が異なる物もある。

中古レコードでは、めったにオリジナル・レコードが出てこないし、ジャケットなどのコンデションもよくない。値段も結構高く値が付いている。台湾の方が買いしめていくのだろうか。

でも、最近はアナログ・ブームもあり以前よりは復刻レコードがプレスされるようになってはいる。

復刻盤の方がジャケットは当然新品なので綺麗である点が良い。

通常CDは、今安いので一度聴いてみてください。

 

では、また。

 

 

 

 

 



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