自衛隊好きの主婦ですが、何か?

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スバルビジターセンターに行ってきました

2018年08月11日 06時15分00秒 | プライベート
群馬県の南東部に位置する太田市には、自動車メーカーのスバルの工場があって、そこの見学をさせてもらえるのだそうです。
自称スバル好きの夫に、「大人の工場見学って流行ってるんだって」などと言われ、行ってきました。

工場見学なんて、小学生の時に行った以来かな~。
製鉄所とか醤油工場とか行ったな(遠い目)。
でも、すみません。私、車にはほぼ興味ありません。
見学の予約も全て夫がしてくれて、何の予備知識もなく行ってきました。

見学の当日、かなり久しぶりに北関東道を走ると、新しいパーキングエリアが出来ていてびっくり。
太田強戸パーキングエリアは、7月28日から供用開始したばかりの出来立てほやほやです。
ちょっと遠回りになるけど、そこに寄ってスマートICで降りて向かおうという話になり、行ってみたのですが・・・。
スマートICで降りるには、パーキングに寄ることが出来ないと行ってから判明。
先に調べればいいのにね~
というわけで、無駄に遠回りして、さらにパーキングは遠目で見るだけという、何ともお粗末なことになってしまいましたが、気を取り直して、スバルビジターセンターに向かいましょう。

太田市には何か所かスバルの工場があるそうなのですが、スバルビジターセンターがあるのは矢島工場というところです。
正門から入ってすぐ右側にビジターセンターがありました。



夏休み中なだけあって、来場者はファミリー層が多かったです。
お子さんの夏休みの自由研究的な題材にするのかな~?なんて、息子の小さかった頃を思い出してほっこり。

まずは会議室みたいなところで、導入のための15分ほどの映像を見てから、マイクロバスに乗り工場見学へ。
でも、工場内は撮影禁止のため、カメラは預けなければなりません。

見学は工場の上部にあるキャットウォークを歩きながら、下を眺める感じです。
結構音もうるさいし、見学当日は曇りでそんなに暑い日ではなかったのですが、キャットウォークが高いところにあるからか、工場内はかなり暑かったです。
鉄板から車の部品の型抜きをするところや、ほぼ完成に近くなってきた車両にエンジン等を取り付けているところなどが見学できました。

ビジターセンターから2~3分バスで移動し、そこから歩いて見学しながらビジターセンターに戻ってくる感じですね。
戻ってきたところで、カメラは返してもらえました。
ビジターセンター内は撮影OKとのことです。


ビジターセンターから外を眺めると・・・




ん?
機体に日の丸?
スバルって自衛隊関係あるの⁉
工場見学もそれなりに楽しかったけど、ここにきて一気にテンションが上がる私。

夫「こういうの好きだろ」

ありがとう、夫!







なになに、T-1ジェット練習機。
しかも、戦後初の国産ジェット機ですか。
退役が平成18年ってかなり最近じゃん。知らなかった。
T-4の前に使われていたのがT-1で、それをスバルが作ったのですか!
しかも、ここに展示されている機体は平成18年3月3日にラストフライトを迎えた、最後まで使われていた4機のうちの1機なのだそうです。

これが見られただけでも、今日来て良かった~


さらにビジターセンター内を見て行きますと、スバル360とか世界ラリー選手権での優勝車とか、貴重な車がいっぱいで、夫は大興奮していました。








となりの部屋には、スバルの歴史が展示されていました。






スバル = 中島飛行機

なんですね。
うん。中島飛行機は聞いたことがあります。でも、スバルとは結び付いてませんでした。(無知ですみません。)
中島飛行機も、聞いたことはあってもどんな会社なのかは知りませんでした。

大正6年に元海軍機関大尉の中島知久平によって現群馬県太田市に設立されて、帝国陸軍向けに日本の民間会社として初めて航空機の生産を受注して、国産航空機メーカーの先駆けとなった会社なのだそうです。
その後も、帝国陸・海軍向けの戦闘機を続々と世に送り出していったとのこと。







太平洋戦争の終戦までに、約30,000機もの航空機を生産したそうですが、戦争末期の本土空襲では工場が主要攻撃目標とされ、戦後は軍需産業に進出できないようにGHQによって航空機の研究・製造の一切を禁止され解体されてしまいましたが、その後の朝鮮特需やサンフランシスコ講和条約の発効などを経て、昭和28年には富士重工業が設立、航空機の再生産へと再び動き出していったのだそうです。

そうして生産されたのが、先ほどのT-1ジェット練習機という訳ですね。
なんだか胸アツですっ!


工場見学の後は、同じ太田市内の本工場(なんとこちらの工場の住所は太田市スバル町なのだそうです!)の前にある和菓子店・伊勢屋さんで、留守番している息子に、スバル最中と360(サブロク)焼きをお土産に買って帰りました。



スバル最中も360焼きもとても美味しかったです。


私は思いがけずスバルと自衛隊、旧軍との縁を知ることが出来て大満足、夫も工場見学の途中にあった有名なラリー選手がサインした車の部品が見られて満足と、お互いにとても有意義な大人の工場見学となりました。



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