【古墳】津堂城山古墳(藤井寺市)


津堂城山古墳

津堂城山古墳(つどうしろやまこふん)は大阪府藤井寺市津堂にある古墳。古市古墳群の最北端に位置し国の史跡にも指定されています。

津堂城山古墳の実際の被葬者は不明ながら、宮内庁により「藤井寺陵墓参考地」として第19代允恭天皇陵墓参考地に治定されています。これまでの発掘調査などから4世紀後半に築造されたとみられ、古市古墳群の中でも初期の古墳であり、応神天皇陵(誉田御廟山古墳)よりも先に造られた同古墳群では最も古い大型前方後円墳とされています。

室町時代には古墳の地形を利用た小山城が築かれたため、墳丘の一部が掘削。その後も農地として利用されるなどしましたが、明治頃に古墳として再認識されます。第二次大戦後に周辺が宅地化していくと同時に公園のように整備され、現在は後円部頂のみ陵墓参考地として立ち入り禁止となっているものの、後円部に八幡神社、内濠跡部分に菖蒲園や草花園、内濠部北側には「史跡城山古墳ガイダンス棟・まほらしろやま」も造られています。

●津堂城山古墳について詳しくは →http://kininarugou.blogspot.com/2018/06/blog-post_29.html

アクセス

藤井寺市の北部、府道2号線(旧中環)の大和川に架かる大正橋の南詰から西名阪自動車道の下をくぐった少し南、右手に津堂城山古墳があります(大阪前田製菓のすぐ近く)。府道12号(ヤマタカ線)の「小山」交差点からは北に約800m左側。
古墳には駐車場がないので、少し南の「ふじみ緑地(公園)」の駐車場を利用。

公共交通機関では近鉄藤井寺駅、または近鉄八尾駅、地下鉄八尾南駅から近鉄バスで「大正橋南詰」または「小山」バス停下車。

2017年12月撮影

津堂城山古墳(藤井寺市)

津堂城山古墳(藤井寺市)

津堂城山古墳(藤井寺市)

津堂城山古墳(藤井寺市)

津堂城山古墳(藤井寺市)

津堂城山古墳(藤井寺市)

津堂城山古墳(藤井寺市)

津堂城山古墳(藤井寺市)

津堂城山古墳(藤井寺市)

津堂城山古墳(藤井寺市)

津堂城山古墳(藤井寺市)



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