滝畑ダム

「滝畑ダム」は、大阪府河内長野市滝畑にあるダムです。南河内を南からから北へと流れる石川の上流部に建設された巨大なコンクリート製のダムで、ダムと湖の雄大な景色、さらに豊かな自然を感じられる南河内有数の行楽スポットとして人気です。また、ダム周辺にもレジャーに最適な様々な施設があります。

滝畑ダムは、一級河川大和川水系の石川上流部に建設された曲線重力式コンクリートダムで、石川流域の治水対策と耕作地への灌漑用水の供給、河内長野市及び富田林市への上水道供給を目的として建設されました。ダム本体は１９７３年(昭和４８年)に工事着手し、昭和５６年度(１９８２年(昭和５７年)３月)に完成しました。

滝畑ダム周辺は自然休養村として遊歩道が整備され、少し上流にはキャンプ場や釣り堀、レストランなどもあります。また、ダムによって造られた人工湖には渡り鳥であるオシドリが飛来し、新河内長野八景の一つ「滝畑ダムのオシドリ」として数えられています。

その他の見どころとして、滝畑ダム堰堤のすぐ北側の険しい崖の岩肌に刻まれた大きな地蔵菩薩と観音菩薩の像(磨崖仏)があります。

ダム湖東岸の遊歩道沿いには「龍口明神」や「滝畑レイクパーク」跡地、少し上流にはつり橋の「しんさむらいはし」、滝畑湖畔観光レストランなどがあり、ダイヤモンドトレールの通過点ともなっています。さらに上流には「滝畑ダムと四十八滝」があり「大阪みどりの百選」にも選定されています。

ダム湖西岸には、旧滝畑七ヶ村の氏神で大梵天王社(だいぼんてんのうしゃ)とも呼ばれる「天神社」が鎮座している他、萱葺屋根の古民家などを見学できる河内長野市立滝畑ふるさと文化財の森センター(旧滝畑民俗資料館)や展望公園があります。

大阪府滝畑ダム管理事務所では滝畑ダムのダムカードをもらうことが出来ます(配布時間内に限る)。

●滝畑ダムとその周辺について詳しくは　→https://kyouhakore.blogspot.com/2020/03/blog-post_11.html