第13話  博幸とのお花見 その3

4月6日 日曜日 午後2時25分  岡本典子

じゅちゅぅ、ぐちゅぅ……じゅちゅ、じゅちゅ、ぐちゅぅ……じゅちゅ……

「あぁ、アソコが……感じるぅ、感じるのォ、はあん、ああん……もっとぉ……」

開け放たれた窓の外から、子供のはしゃぐ声が聞こえた。
それを諌める、両親らしき人の声も聞こえる。

このベッドって、窓際にあるから誰かに下から覗かれてるかも?
お隣さんが回覧板って言いながら、典子のエッチな声に耳を傾けているかも?

そんな……どうしよう……恥ずかしい!
でも……それでも……いいかも……
気持ちいいの……私は好きだから……ね、そうだよね。典子って……そうだったよね。

「ああぁぁ、濡れてるぅ、もっとぉ濡らしてぇ、そ、そろそろ……かなぁ、そろそろ……よねぇ」

膣が気持ちいいって鳴いてる指を、そぉーっと引き抜いた。
びしょ濡れの割れ目の先端まで、導いてあげた。

今度は、ここよ。
恥ずかしい突起を弄ってあげてって。
鳴かせてあげてって。

「ああっ、んくぅぅっ、く、クリトリスぅ、きついぃっ、きついのぉっ! ひあぁぁぁっ!」

全身が、バネ仕掛けの人形みたいに跳ねた。
痛くて、こそばゆくて、アソコが浮いちゃいそうで……
それなのに、挟んだ指が止まらない。止まらないの!

硬くなった肉の突起を弄るだけで、頭の中でジンジン音がした。
パチーンって弾いたら、それだけでイッちゃいそうになる。

「はあぁぅ、もう、もう……気持ちいいよぉ、典子のからだぁ、どこ触ってもぉ、きもちいいよぉ……んんっ、んんくぅぅぅっ!」

右手の指が気を良くして、お豆の皮を引き剥いた。
また全身が跳ねた。
今度は壊れたバネ人形みたいに、全身の関節をビクビク震わせて跳ねた。

気が付いたら私の身体は、ベッドの上に仰向けに転がっていた。
転がったままおっぱいに手を這わせて、濡れてエッチなアソコに指先を突き立てていた。

じゅちゅぅ、ぐちゅぅ……じゅちゅ、じゅちゅ、ぐちゅぅ……

「あふぅぅ、いい、いいよぉ……はぁっ、はぁぁ、もっとぉ、もっと……しよぉ」

両目を優しく閉じていた。
典子の身体がふわりと覆われて、私は見えない両手を突き出していた。

柔らかいふくらみを、捏ねるように揉まれて気持ちいいの。
乳首の弾けそうな刺激に、とっても切ないの。

クリトリスを苛めないでって、言ってるのに頭に響く刺激が快感なの。
でもやっぱり、昇り詰めるときは、赤ちゃんの通り道だねって。
典子はここが一番好きなの。安心できるの……だから……お願い。

「もぉ、もう少し……んっんんんぅ、感じるぅっ……気持ち……いいっ、ゆびを……もっとぉっ!」

身体がベッドに沈み込んでいく。
気持ちいい大波に頭を沈ませて、髪を振り乱して、それで何度も何度も振った。

私はオナニーしてるの?
それともセックスしてるの?

全身を襲う快感に、腰をクネクネさせて、背中もクネクネさせて……
両足が開いたり閉じたりしてる。
閉じちゃったらエッチがしずらいのに、太腿からつま先まで一直線の棒みたいにピンって伸ばしたりして……

イッちゃいそう。気持ち良く絶頂しちゃいそう。

私は大きな声でイクから。
典子の熟したイキ顔を見せるから。
よぉーく、よぉーく、見ててね。心に刻んでね。

ぐじゅ、ぐじゅ、ぐじゅぅ……じゅちゅう、じゅちゅ、じゅちゅ、じゅちゅぅぅっ……

「はっ、はああ、もぉ、もっとぉ、んんん、気持ち……よくぅ……はぁ、はぁぁ、はぁぁぁぁ」

両手の指をアソコに這わせていた。
恥ずかしい毛を指に絡めながら、クリトリスを弾いて上から押し潰していた。

熱くて蕩けそうなお肉に、爪を立てて前後にこすった。
割れ目に溢れたエッチなお汁を、全部掻き出した。
お尻の割れ目まで垂れさせた。

段々意識が失くなっていく。
でもね。考えなくたって、思わなくたって、指だけで典子はイケるから。
最後の階段を登れるから。
だから……たぶんそうだから……

指が3本、膣の奥の方まで突き刺された。
関節を折り曲げて、一番感じる粘膜をごしごし刺激されてる。
昔の快感を指先に移し取ろうとして、薄れる記憶を忘れたくなくて。

閉じていた瞳を開いていた。
サイドテーブルに置いてある二つのものに、視線を合わせた。

笑って恥じらって、笑って恥じらって、笑って恥じらって……
交互に繰り返して、何度も繰り返して、最後に……これが最後だよって写真立てを見つめて……

子宮が揺らされるほど、指を突き入れた!
メチャクチャにかきまわした!

ぐしゅぅぅっ、ぐじゅ、ぐじゅ、ぐじゅ、ぐじゅぅぅぅぅっ!

「くはぁぁぁ、くううぅぅぅ、来るぅぅっ、くるっ、くるっ、くるぅっ、きぃ、きちゃぅぅぅっっ、ふわぁぁぁっ!!」

飛んじゃった……?!
典子はパンッて踏み切って、大空に飛んじゃった。

オナニーって、こんなに気持ち良かったかな?
セックスみたいに、気持ちいいものだったのかな?

膣が収縮して、子宮が収縮して……
全身の筋肉が限界まで収縮して爆ぜて……

私はベッドに寝たままブリッジ仕掛かっていた。
おっぱいを……アソコを、恥ずかしく突き出して背中を反らしていた。

見てくれた? 典子のオナニー。
女の人の自慰って、こんなに激しいのよ。こんなにエッチなのよ。
特に、愛する人の視線があるときはね。

でもね、やっぱりお花見はお外でする方がいいかも。
お家でするお花見って、気持ちいいのにどうしようもなく哀しいから……

この作品は、「羞恥の風」とっきーさっきー様から投稿していただきました。

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