じんべえ広場にて起床!

5時5分起床。

今日は是が非でも出発する勢いなので、チャキチャキと用意。

早朝、リエさんと池上さんが来たので、今までの感謝の念を込め納め札を受け取って頂く。

昨夜の残り物カレーを朝御飯にし、最後に3人で記念写真をパチリ。

2012/10/29 8:30 水川さん、真野さんとパチリ。

水川さんは、池上さんの庭を剪定する予定で今日も連泊。

真野さんは、昼過ぎに出発して「ドライブイン水車」のトイレ泊の予定だそう。

そんなわけで、8時45分出発!

皆様お世話になりました(・∀・)

(ちなみに昨日の様子はこちら↓↓)

四国歩き遍路2巡目(第一部)36日目~祭りと休日。

2012年10月28日


ご近所さん発見!

3.5km程歩いて、10時頃に窪津の集落に到着。

こちらの漁港の直売場は安くて人気!と聞いていたので、何か刺身を見繕って昼御飯のオカズに!と思っていましたが。

一人前の刺身らしき物は置いていないようです(;´Д⊂)

ためしに直売所のオジサンに聞くと、向かいの店で刺身を作ってくれるか聞いてくれる事になりまして。

結果、700円の刺身の量を少なくして400円で一人前の刺身を作って頂く事で交渉成立!

あざっす!(・∀・)

出来上がるのを待っていると、朝、ワタクシの出発時にお会いして、その後抜きつ抜かれつで歩いてきたおばさん遍路も到着。

少し話してみると、旭川の人だという事が発覚しました。

ワタクシ
え~(@ ̄□ ̄@;)!!私も旭川ですよ~。〇〇です。
おばさん
えっ!私も〇〇・・・
ワタクシ
〇〇の何条ですか!?
おばさん
△条・・・
ワタクシ
うわっ!私も△条です( ̄▽ ̄;)

結局、丁目違いの極々ご近所である事が判明。

これもご縁だわ~( ̄▽ ̄)

住所を頂いたので、年賀状でも書いてみようかと思いますw

刺身が出来たので→10時半出発。



お待ちかねのランチタイム!

その後も「旭川のおばさん=斎木さん」とは、抜きつ抜かれつが続き「津呂の善根宿」で二人揃って休憩。

斎木さんからオニギリとミカン、どら焼きをお接待してもらいました。

そして、足摺岬手前3km地点にてワタクシは力尽き→モグモグタイム。

斎木さんはそのまま「三十八番札所」へと向かわれました。

そんなわけで、今日のランチは!

何の魚かは不明ですが!三種の魚のお造りをオカズにした「お刺身定食」です!!(・∀・)

2012/10/29 12:47 今日のランチはお刺身定食

味もそこそこ美味しかったですが、最近思うのは・・・魚はやっぱ北海道に限る!

地元の人にゃ言えませんが、暖かい地方の魚はやはり大味なような気がします(;´Д`)

(津呂の善根宿についてはこちら↓↓)

人生ラララと生きたいものです。

四国歩き遍路31日目~遍路の楽園。

2008年5月7日


足摺岬に到着!

その後、13時40分、足摺岬に到着。

2012/10/29 13:42 足摺展望台から足摺岬を望む

足摺岬

四国最南端の岬で、岬の西の臼碆は、黒潮本流が直接ぶつかる全国でも唯一の場所。

展望台が2ヵ所あり、東は足摺岬から西は叶崎まで広がる270度の海岸美が一望できる。

※実際の四国本島最南端は足摺岬の西方約1kmにある「長碆」の南端部付近だそう。

雰囲気的には、室蘭市の地球岬周辺のような感じかなと!?

2012/10/29 13:43 天狗の鼻

天狗の鼻

足摺山にすんでいた天狗と役行者とが戦った際に、天狗がずるずると押されて落ちた場所ということから、天狗の鼻と名が付いたとの事。

※足摺地区では「岬=鼻」と呼ぶそう。

秋から冬場にかけては「アシズリノジギク」が咲き乱れる群生地となる。

※「足摺展望台の下は、要塞的なコンクリート造りの休憩所(ゲリキャン適地)になっていますが、憑りつかれスポットとしても有名。(平安時代からの自殺の名所だそう)

(前述の地球岬についてはこちら↓↓)

北海道一周チャリ旅(第三部)4日目~地球岬とありがとうの心。

2012年6月25日


三十八番札所に到着!

さらに13時50分「第三十八番札所 金剛福寺」の山門に到着。

2012/10/29 13:50 金剛福寺の山門

山門をくぐると、すぐに本堂に到着。

2012/10/29 13:52  四国八十八ヶ所 第三十八番札所 金剛福寺

蹉跎山 補陀洛院 金剛福寺

  • 宗派 真言宗豊山派
  • 創建 弘仁13年(822年)
  • 開基 弘法大師
  • 本尊 千手観世音菩薩
  • 歴代天皇の勅願所で、特に源氏一門との縁が深い。
  • お大師さん因縁の「足摺七不思議」といわれる遺跡が、岬の突端をめぐるように点在する。
  • 奥之院は「白皇権現」
  • 宿坊有り、遍路用品取り扱い有り

御真言 おん ばざら たらま きりく そわか

御詠歌 ふだらくや ここはみさきの 船の棹 とるもすつるも 法の蹉跎山

参拝・納経終了!

以前は歩き遍路だけに携帯ストラップを配っていたのですが、今回はそれもなく。



斎木さんと再会!

境内にて、先行していた斎木さんとも再度再会出来ました。

今夜は「三十八番札所」からも程近い「国民宿舎足摺テルメ」に泊まるとの事。

お!昨日、池上さんが言っていた日帰り温泉があるホテルか~。

料金を聞くと、お遍路さんパックで9000円ちょい。

高っけーー!!( ̄▽ ̄;)

普通、遍路宿って素泊まり3000~4000円、2食付いて5000~6500円くらいじゃねーの!?

さらに、明日の行程は下ノ加江までタクシーに乗って→そこから「三十九番札所」を目指すとか。

ま・・・まあ、歩き方は人それぞれですからね~・・・(^_^;)


野宿遍路登場!

そんな話をしているうちにやってきたのが「逆打ち寝袋野宿のオッサン

寝袋は寝袋カバーもついてるので、寒さもヘッチャラで、昨日は「道の駅 めじかの里」で泊まったそうです。

この先の野宿適地を聞いてきたので「じんべえ広場」の事を教えてあげると「人が来るような所は嫌」との事。

だったら足摺の何処でも行けちゃいそうですよ~」と対応しておきましたが。

無賃で泊まろうとする分際で、結構我儘です( ̄▽ ̄)w

我儘オッサン」の話に依ると、この先、松尾方面の歩き遍路道に入る手前で、山道がぬかるんでるからと工事の人に言われ、国道経由の遠回りになってしまったとの事。

ワタクシの今夜の目的地である土佐清水市街地まで推定12kmなので、当初は17~18時くらいにはたどり着ける見込みでした。

しかし、オッサンの情報通りに大回りするとなると、到着時間は更にずれ込む事請け合い・・・(>_<)

国民宿舎足摺テルメ」でも日帰り入浴をやってるし、斎木さんも風呂に入らず待ってるからと勧めてくるし、足摺岬に泊まろっかな~(;´Д`)

何より、ご近所さんからの誘いというのがお四国パワーの粋な計らいかと思われますw


本日の寝場所はこちら!

そんなわけで、結局「国民宿舎足摺テルメ」から1km程離れた「灘公園の園地」に瀬降る事にしました。

東屋、トイレに着いて早速・・・。

2012/10/30 10:12 キャンプをされる皆さんへ

キャンプをされる皆さんへ」・・・既に地元の人公認ですw

こりゃあ、長居ができそうだw( ̄▽ ̄)

まずはテントを張って→身軽になって温泉へ~。

途中、観光案内所に寄ったら「日帰り入浴の100円割引券」も頂けました(・∀・)

観光案内所には先程の「我儘寝袋野宿のオッサン」もいて、どうやらこれからバスに乗って先に移動するとな。

ふっ。口ほどにもない奴だw( ̄ー ̄)


本日の行程終了!

その後、ホテルのフロントで待ってくれていた斎木さんと合流。

青い海と青い空を愛でつつ、露天風呂にゆったり浸かり、5日ぶりの入浴が叶ったのでした\(^o^)/

一年くらい四国を回ってるように見える」という斎木さんからの言葉は気にしないでおこうw( ̄▽ ̄)

テントに戻って→インスタントうどんに餅投げの餅を入れた「具無し力うどん」を食べて→就寝。


おまけ

2008年四国遍路での「三十八番札所」までの様子はこちらで。

38番札所蹉跎山 補陀洛院 金剛福寺の御手水場。

四国歩き遍路32日目~不審者祭り開催!!

2008年5月8日

歩行距離 17.76㎞くらい
お接待された物 ミカン・どら焼き・オニギリ

支出

  • 賽銭 2円
  • 納経 300円
  • 煙草 440円
  • 牛乳 100円
  • 刺身 400円
  • 風呂 600円

計1842円

2020追記

金剛福寺に伝わる足摺七不思議について

  1. 地獄の穴」 金剛福寺の本堂下まで繋がっていて、硬貨を投げ入れると下まで落ちていく音が聞こえる。地獄に落ちている先祖がいれば、引き上げる事が出来るそう。
  2. 弘法大師爪彫の石」    岩に刻まれた「南無阿弥陀佛」の文字はお大師さんが爪で彫ったものと伝えられている。
  3. 亀呼場」 海に向かって「お亀さーん」と呼ぶと、大海亀が海面に浮かんで来る。
  4. 一夜建立不成の華表」    お大師さんが一夜で鳥居を造らせようとしたが、夜中に天邪鬼が鳥の鳴真似をしたため、夜が明けたと勘違いし作業中止→完成しなかったと伝えられる現場。
  5. 潮の満干の手水鉢」  竜の遊び場の南端にある岩で、窪みに溜まった水が、汐の満ち引きによって増減する事から名付けられた。
  6. 亀石」  「亀呼場」の方向に頭を向けている亀の形の自然石。
  7. ゆるぎ石」  弘法大師が金剛福寺を建立した時発見した石。乗り揺るがすと、その動揺の程度によって親孝行者かどうかがわかる石。

その他「根笹」や「不増不滅の手水鉢」などなど、足摺には全部で21ヶ所の不思議スポットがあるそうです。


国民宿舎足摺テルメについて

四国最南端 絶景リゾートホテル 足摺テルメ」として営業していましたが、新型コロナウイルスの影響で、2020年6月末から休館中


本日の日記はいかがでしたでしょうか?

「足摺テルメ」が休業中の今。

足摺で他の日帰り入浴可能な施設は「三十八番札所」から徒歩20分の「足摺パシフィックホテル花椿」

営業時間は16時~21時。入浴料は大人800円、小人400円と少しお高め。

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つーわけで、To be continued!(・∀・)


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