ラブリッジ名古屋 0-3 エルフェン埼玉


【得点者】   埼玉:田嶋(29分)、中村(67分)、木下(89分)


【皇后杯特別WOM】   管理人的:都倉、高島


運命の入替戦から1週間。さすがに気持ちは落ち着いてきました。がしかし、それは『切り替えられてる』とは全然違いますね。恥ずかしながら管理人は未だに心の底から前を向けているとは言えませんでした。

この1週間はサッカーを見る気になりませんでしたね。代表戦も見なかったし、皇后杯の昨日の結果も調べてません。(作陽のジャイキリはSNSで知りました)いつも通り来シーズンも見続けることが決まっていればこの試合もスルーした可能性すらあります。

それでも今はこの試合を見に行ってホントに良かったと思います!そういう試合をチームは見せてくれました♪

ジャイキリは叶わなかったし、完全に切り替えられたわけでもないですが、それでも『サッカーも、名古屋も、続いていく!』と今は思えるようになってます。

ちょっと前置きが長くてすいません・・・。では、マッチレポです。

埼玉は2部ながらさすがのチームでした。このレベルとやる時は技術や戦術の前に単純なアスリートとして能力、走力やキック力、スプリント回数を含む運動量などで差が出てしまい、中々厳しい戦いになりますが、後半の立ち上がりからしばらくの時間帯は自分たちのレベルでも恐れずにプレイすれば前半のような一方的なハーフコートゲームにはならないことが分かったと思います。←クラブとしては何度か経験してますが、毎年選手がそれなりに入れ替わってしまうのでチームとしての積み上げには中々ならないんですよね(汗)これは仕方ないことですが。

ただ、少々指摘しておきたいことが・・・。

まずスローインです。←これ何度書いたことか(苦笑) 相手のスローイン時に名古屋の守備はとりあえず入れさせて受け手がボールタッチしたところからプレイ再開です。でも、相手は名古屋のスロワーが入れるときにはすでに完全なマンツーマンで楽に投げ入れさせない、投げ入れても楽に受けさせない、ことが徹底されてます。

スローインはFPが唯一手を使えるプレイで、手より足の方が正確って選手はいないでしょ?(笑)しかも、守備時のピッチ内は数的優位なんですよ!相手のスローインを奪う回数が少なすぎるし、逆にマイボールスローインを失うのが多すぎます。ピッチ内でこの現象が起これば絶対改善するための練習をするはずなのに、何故スローインはしないのか?手を使うスポーツをしている人間からすると不思議でなりませんよ(笑)

あと、後半の相手CK時(確か最後の選手交代の時)、スタンド側からの場面。長風がコーナー付近に歩いて向かっているにも関わらず誰もマークに行かなかったんですよ。あっさりショートコーナーやられて長風に余裕を持って次のプレイをさせてしまってます。こういう細かいプレイでしっかり対応できないと上のレベルとの差は縮められないと思いますよ。

何か最後まで苦言ばっかりで申し訳ないですが(苦笑)期待しているからこそです!!←最後でもねーし♪

ジャイキリはならず、内容でも完敗でした。それでも都倉、道倉、清水らを中心にゴール枠から弾き出した、そこへ向かう前に身体を張ったシュート数は失点の倍以上あったと思います。粘り強く、最後まで身体を投げだす、そういうクラブとしての伝統がこの試合にもあったと思います。

それを見れて満足です!!見せてくれて嬉しいです♪

残念ながら名古屋の試合を生観戦するのはこれが一区切りとなります。その区切りのブログは改めて書きますが、今まで好き勝手書いてきて、それを読んできてくれた、時にはコメントやSNSや現地で反応してくれた、全ての方に感謝致します。

それでは区切りの採点です!←‟区切り”多いな(笑)

【以下は独自採点】


1   都倉   6.0   3失点したがその倍はファインセーブ(プレイ)があったと思う。シュートに対する反応、エリア外を含む飛び出す判断とタイミングも良く、コーチングも欠かさなかった。ただ、風の影響が少なかった割にはキックの質が高くなくマイボールの時間帯を増やせない要因にもなっていた。それでもWOMに相応しいことに変わりはないけど。ちょっとハードルが高いか?(苦笑)

2   北川   5.0   対峙する中村に前後半1度づつ振り切られ、その内後半のプレイが失点に繋がった。竹林とのコンビは完全に木崎&中村に対し後手に回り、攻撃面での貢献もほとんどできなかった。

3   道倉   6.0   荒川だろうが、中村だろうが、1対1ではしっかり対応できている。特に楔に対するタイトなマークはさすがのプレイだった。

17  清水   6.0   持ち上がりのビルドアップはホントに武器になる。2度ほど良い場面があった。最後尾のカバーリング、1対1だけでなくゴールライン上でのシュートブロックで失点を一つ減らしてもいる。

15  能崎   5.5   スピードのある薊に対し裏へ出されれば分が悪かったが、対峙すれば的確な間で対応して決して抜き切らせはしなかった。クロスと言うかフィードは中々合わず攻撃面は不発だった。

31  渡邉   5.5   今季初スタメンだったと思うが試合でのプレイ自体を初めて見た。何故、交代させられたのか、それもあんなに早く、全く分からない。練習を観てきた限り、細かいポジション修正を連続してできることは分かっていた。その良さは存分に出せていたし、視野が広いのか、流れを読めるのか、その通りにボールもこぼれて来ていた。身体は小さいが球際激しく行けるし、デュエルでもしっかり戦えていた。何故前半の途中で下げられたのか・・・、まっ~~~~たく、分からない。←大事なことは2回言う(笑)

34  三浦   5.5   押し込まれるチームの中心としてバランスを崩さないようしっかりプレイしていた。ただ、セカンドボールをもう少し拾って欲しかった・・・。後半10分程にあったインターセプトからのドリブルシュートは積極的で良かったが、もっと運んでから、ゴールに近づいてから、打っても良かったと思う。でも、打たないでサイドにパスを出すよりは100万倍マシ(笑)最後のヘディングシュートも惜しかった・・・。

16  竹林   5.0   前半は頭でも足でもボールを思ったように操れずタッチから出してしまうことが続いた。1トップに移動してからはサイドで起点になったり、裏抜けを狙ったりと、良さを出してプレイできていた。ただ、シュートが欲しかった・・・。*昇格POの景品遅れてごめんなさい。m(__)m

10  長谷川  5.5   プレイスタイル変わったよね?(笑)以前はボランチだったらゴール前に侵入する機会なんてほとんどなかったと思う。上手いけどスマートにプレイするだけで怖い選手ではなかった。(それでも点は獲ってたんだけどね♪)余計なバックパスも多かったし(笑) 何が変えたんだろうね~♪走るようになったよね~♪ボランチなのにエリア内に仕掛けるドリブルするもんね~♪全然こっちの方が好みです(笑)でも、抜き切れず、フィニッシュできず、にその仕掛けが終わってしまうのはこれで3回目だと思う。フィニッシュに繋げられるようになって欲しい。

11  加藤   5.0   テクニック的に一番対抗できていた選手。ただ、おそらく代表から帰ってきた後はコンディションが万全ではないと思う。メンタル的にも含めて。全体的に冴えなかった。交代は遅いぐらい・・・。

9   佐藤亜  5.0   アップのシュート練習でループや距離のあるミドルの練習をするなどいつもよりバリエーションを増やしていたように思う。格上相手に少ないシュートチャンスをしっかりと生かせるように・・・との準備だと勝手に思っていたが、開始直後のファーストシュートがロングだったのを見てその想いがより強くなった。押し込まれる展開から送られてくる楔は収めはしても中々繋げず展開を考えれば途中交代も致し方なしか・・・。

【交代枠】

6   高島   6.0   途中出場に求めるスプリント回数は十分合格点だった。そのスプリントと予測した守備を融合させ何度もインターセプトする場面を作ったのは素晴らしかった♪ただ、そこからのプレイに精度を欠いてしまった。そこを繋げていればただのチャンスは決定機にできていたかもしれない。

14  伊藤   5.0   右SHとしてプレイしたがインパクトを残せず。上手くボールを引き出せなかったし、ゴール前に飛び込んだ場面もヒットできず。

19  福井   5.0   トップ下でプレイも裏へ抜けるような場面は作れなかった。守備に追われてしまった。


熊田監督   5.0

先週の瀬倉離脱だけでなく、安部、三宅と今シーズンを戦ってきた主力が3人もいないことは不運だと思う。(三宅だけ理由が分からんけど・・・)

ただ、そんな中で抜擢した渡邉を、あの前半のプレイぶりであっさり下げるとは、それこそ理由が分からない・・・。それだけの信頼度しかないなら初めから長谷川をボランチで起用しておけばいい。(管理人的には現状の長谷川を前線から下げるのは反対だけど)送り出したからにはあのレベルのプレイをしている内は交代させるべきではない。そもそもそんな余裕のあるチームでもない。

同時に下げた佐藤亜についても、管理人なら攻守のセットプレイ要員として、また最近では一番点を獲ってる選手として、もっとプレイを引っ張ったと思う。ただ、これについては『ポストプレイを諦め裏抜けに攻撃の仕方をシフトする』という変更ならまだ理解できる。渡邉交代はまっ~~~~たく理解できない。←ちょっと表現を変えたから許して(笑)

前半は‟引いて守って”の戦術だったことは十分理解できるし、リードされた後半はインターセプトを狙う積極的な守備に切り替え何度か良い場面を作ったことは正しい指示とHTの過ごし方だったと思う。

それだけに主力が離脱した際の選手起用、穴の埋め方には疑問が残った。毎試合ベンチ入りさせてるのに坂梨を起用する機会(リードしている試合の終盤に何度か起用すべきだと思ったこともある)は極端に少なかったし、押し込まれることが予想できていながらスピードのある川尻はベンチ入りさえしていない。永島もいつの間にか蚊帳の外になってる。

大体、渡邉を起用する、困ったら長谷川を一列下げるなら、高須はどう使うんだよ???(苦笑)どちらかが怪我をしたら・・・って、それは他のポジションでも同じだし、清水上げて坂梨入れれば済むし。。。思えば昨シーズンは佐藤亜の穴埋めを代田&長谷川の起用法を間違ってできなかったことを思い出す(苦笑)

今シーズンは監督力で拾った勝ち点が決して少なくない。ただ、失った勝ち点も同じぐらいある。と思ってる(苦笑)←ハッキリ調べてないから急にトーンダウン(笑)

埼玉相手に負けは想定内です。でも、負け方の納得度が極端に低いですよ。

来シーズンも続投するなら無いものねだりを敗因にするのだけは止めてくださいね(爆)←リクエストは全然アリですけど♪