今世での自分の課題 | 無言歌 songs without words

無言歌 songs without words

自分解放。素の自分で生きていく。

door

写真は、ベートーヴェンが住んでいた

ウィーンのアパートの、お隣さんちです。

扉の佇まいが可愛らしくて撮影。


ベートーヴェンは

耳が聞こえなくなった音楽家、

というのは有名な話です。

小学校の音楽の授業でも習いました。


音楽家なのに

耳がだんだん聞こえなくなっていくという

苦しみ、不安、恐怖、怒りとは、

どれほどのものだったか。

想像するだけで、息苦しくなります。


耳だけでなく、

家庭環境もあまりよくなく、

経済的にも社会的にも

苦しみの連続という人生だったそうです。


どうして彼の人生には、

そのようなことが起こったのか。


自分の人生の青写真は、

自分で決めてくるとも言われます。


彼の最後の交響曲、第九のテーマは

「苦悩を突き抜けて歓喜へ」

です。

 

ベートーヴェン、自分で気づいていますね。


ただ彼は、

苦しいから歓喜を目指したのではなく、

歓喜を得るために、

苦悩を必要としたのではないかと感じます。

 

彼が生きていた1800年前後は、

まだ階級制度による抑圧が支配的だった頃。

彼には、そういう支配構造の不条理が見えていた。

だから支配される側の苦悩に満ちた集合意識を

がっつり背負って、

そこから抜ける人生を世界に見せるために

生まれてきた人だったように思います。


そしてその跡には

美しい音だけが残ったという…

なんとも、天から遣わされた存在

そのものな感じです。

 

では自分の人生のテーマは何か。

 

自分の人生で繰り返し繰り返し

悩まされてきたこと。

「いじめ」です。

 

小学校でのいじめ(集団無視)、

恋愛関係でのいじめ(デートDVともいいますね)

職場でのいじめ(モラハラともいいますね)

結婚生活でのモラハラ

 

いじめられるために生まれる

サンドバッグのような人なんているわけがない。

では、なぜいじめられたのか。

 

いじめられることを

自分に許していたからです。

いじめを「受ける」ことをしていたからです。

 

自分の権利、尊厳を守れなかった。

というか、

そんなものの存在を

考えたことがありませんでした。

 

私の中で、

ずっとずっと過去から続いてきた感覚の一つに、

奴隷根性がありました(笑)。

 

何も疑わず、

奴隷のように支配されてあたり前な感覚。

強く言う人に何も言い返せない感覚。

(私が他人の感情を自分のことのように感じてしまうエンパスであることも、マイナスに作用していました)

 

でも自分の奥の方のどこかに、

ちゃんとあったのは知っていました。

抑圧に対する反骨心が。

 

奴隷解放。

自分解放。

「私をいじめるな!」という奴隷解放宣言。

それが私の人生の課題の一つだったと思います。

そのために、いじめが必要だった。

 

離婚をしたときに、

その自分のドラマの全体図を見たような気がしました。

 

ただもう今は、歓喜を得るために

苦しむ必要なんてない時代。

苦しみそのものを手放し、

歓喜を生きることを自分に許す。

そういう世界へ自ら突き抜けていく時代。

 

自分にとって何が歓喜かは、

自分でわかっているんだと思います。

そしてそれは、

自分に耳を澄ますことで

聴こえてくるはずです。

 

 

 

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