りうが水を嫌いな理由 | 皮革用塗料の専門家

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皮革用塗料の専門家Lizedのりうです

(好きな葉っぱは明日葉ですっ

 

りうの自己紹介はこちら→過去記事

 

 

 

イベント続きで告知と報告の繰り返しでつまらんブログになってました。。

すんません、反省してます┏○)) 申し訳ございません

 

なんで水ダメなの?塗料を売りたいだけでしょ?

そんな声もあったとかなかったとか?w

 

今日はりうが水が嫌いな理由について書いていきます

りうが泳げないわけではありませんよ(そんなこと聞いてませんね

 

雨や水で跡がついてシミになったけど。。。

どうしよう???

水でじゃぶ漬けにしたら目立たなくなりますよ

 

…それが答えなのか???

 

キレイに染める為に水を塗り込む

成形したいから水に漬け込む

 

…やりたいコトを正当化していると思います

キレイに染めることや成形することがゴールじゃないですよね

革製品になって、欲しいなって思われて、買ってもらうって、長く使ってもらって。

 

 

革の生産に携わる人にとって水は敵なのです

皮革は水から生まれるって表現もしますが、それは正しいです

だからといって革は水を受け入れられません

 

皮革=皮から革にとっては水が大切なモノです

しかし、革になってからは水は天敵になります

 

毛穴うんぬんの話はしてきましたが…

急に雨が降ってきたら手に持ってた革のカバンを

 

頭の上にして雨を防ぎますか?

それとも、革のカバンを守るように抱えますか?

 

もっと踏み込むと…

 

水が付いたら、そのままにしてられますか?

すぐに拭き取るなどの対処をしますか?

 

雨をカバンで防いだり、水が付いてもそのまま気にならないのは少数意見ですよね??

 

タンナーとりうの本業でもある塗料メーカーは水との戦いなのです

見た目が良くても耐水性が悪ければ色が落ちたり艶が変わったりします

そのスペックを向上させる為に追求しているのに。。。

 

雨や水で跡がついてシミになったけど。。。

水でじゃぶ漬けにしたら目立たなくなりますよ

 

キレイに染める為に水を塗り込む

成形したいから水に漬け込む

 

矛盾ですよね???

製品になれば水から守ろうとするのに作る過程で水を推すっておかCでしょ

 

その水となるべく接しないように、ものづくりをするのがLizedのポリシー

Lizedだけではなく皮革業界の常識です

 

タンナーではなく消費者のスペックで耐水性の試験があります

それに耐える為に試行錯誤しているタンナーと塗料メーカー

なのにではなくに水が良いと言えますか???

 

例え水を使用する工程の評価が高いとしても

なるべく水を使わずにどうするか?を考えるのが自然だと思いませんか??

 

それだけ水が革に対して影響力があるのです

 

タワシで洗えば化粧メイクが良く落ちるとして

落ちるコトを優先して犠牲にしてるモノありますよね?

 

水をじゃぶ漬けした後に革の表情を確かめて下さい

小さな凹凸が増えて毛穴が黒く見えませんか?

手触りがごわついてませんか??

 

気にならない革だったり、気にならない人だったら構いませんが。。

どうしても長い間、皮革を見てきたので気になってしようがないのです

わたしにとっては革に対しての水は、例えのタワシのようなモノなのです

 

 

 

 

半年以上前のワークショップでの作品です

牛革のタンニン鞣しの生成りにLized推奨工程をレクチャーしました

4人ともに初めての手染めでした

 

もちろん水ではなくプラントオイルを塗ってから手染めをしています

 

そこらへんの手染めよりキレイだなと。

これは通用するなと確信したワークショップでした

 

師匠が言ってた革の仕上げは化粧だっ!

拘りの積み重ねが大きな違いなんだなと。

 

つづく。

 

・REN COLORは水溶性に混ぜることが可能です

・顔料の中でも高耐久があります

・顔料を使いこなすには

・トップコートを追求します

 

 

 

 

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