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皮革用塗料の専門家Lizedのりうです
(師走ですぅ
*あかしやきっ!
今日は”染色に対してのオイルの特性”について書いていきます
目的=タンニン鞣し牛革 下地クラストを染めたい
・プラントオイルとアニマオイルをどちらを下地に塗布するか?
・アニマオイル+Wを使用するタイミング
・オイルによって染料が入りにくくなるのか?
・各種オイルの臭いはキツイですか?
・染色することで革が硬くならないようにしたい
・経年変化によるひび割れをなるべく抑えたい
・オイルを混ぜて使う
大きくテーマ分けしても7個あるΣ(ロ゚ ノ)ノビクッ!
先日のブログで書いたテーマを1つ1つクリアにしていきます
前回のブログの言いたかったコトは↓↓↓
なんでもオイルを塗る前提では無いっ
これは何事もそうだと思うのね
言われた通りやっても限界がすぐ来るぅ
テーマ分けした7個。
すでにブログ3記事を書き終えて1つも解決してない…
やっとテーマに取り掛かりますー
・プラントオイルとアニマオイルをどちらを下地に塗布するか?
気に入った方をどうぞ(まさかの丸投げ?w
プラントオイルは植物性で乾くと元の下地の色に戻りやすい
アニマオイルは動物性で下地の色が濡れ色になりやすい
動物性の油は”水”と”陸”に分けられる
水産と陸産と書いた方がわかりやすいかしら(詳しいことはググってください
動物って陸産をイメージしちゃいますよね
Lizedのアニマオイルは牛脚油(ニートフットオイル)となります
それ不乾性油です(=簡単に言うと乾かない
それに対しての植物油は乾性油寄りに設計しています
植物の種子の種類だけあるので果てしなくあります
ちなみに植物油は乾性油、半乾性油、不乾性油と選択肢が果てしなくあります(再び
スタンダードな動物油=ニートフットオイルとは異なる特性を狙ったのがプラントオイル
「家にあるサラダ油でもいけます?」って質問もありますが…
あなたの家のサラダ油の成分は存じ上げませんので分かりませんwww
ちなみにサラダ油って1種の原材料じゃないとダメなの
2種以上を混ぜ合わせたのは調合サラダ油なんだってさ。
ってことで、Lizedのプラントオイルは調合サラダ油になるのかな?
否…JAS認可ないとサラダ油は名乗れない
だよね、食べ物が関係するもんね
脱線しましたが、数種類の植物油を配合しているのがプラントオイル
ここで結論その1
(その1ってことは、その2があります
プラントオイルは明るめの色合いに向いている
=オイルの濡れ色が少ないので染料の色合いの影響が出にくい
アニマオイルは濃色をより深い色に見せるのに向いている
=オイルの濡れ色になるので染料の色合いが濃くなりやすい
ちなみにプラントオイルとアニマオイルは混ざります(まさに沼。
目止めの油。名付けて…シーラーオイル(そのまんまひが…
こういう設計というか、何かを基準にして違う特性の何かを準備しておくのが配合の妙なんじゃないかなぁと。
革に合わせて塗料は混ぜる前提ですっ
違いを確認してアレンジする。
めんどくさい遠回りに感じるけどね、これが1番の近道だよ。
そのうち分かるよ、深い沼。。
つづく。
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