広島旅行のおすすめ観光スポットその4~江田島の海上自衛隊第1術科学校~

2007年の広島旅行の二日目をご紹介します。

呉からフェリーで江田島へ

広島県旅行観光前日の疲れはそれほどでもなかったですがこの日はやや曇り空でした。

広島県旅行観光呉駅まずは呉駅に着きました。呉線は2004年の旅行の際に電車があまり通らないイメージがありましたがこの呉駅周辺は非常に賑やかだったので驚いた記憶があります。

広島県旅行観光そして徒歩で港へと向かいました。ここからまたフェリーに乗ります。思えばフェリーは二日連続だったのですね。

広島県旅行観光フェリー江田島船に乗ること約15分、島が見え、その前には複数の戦艦が見えてきました…!江田島に到着です。

広島県旅行観光江田島八幡宮まずはバスを利用して江田島八幡宮へ寄りました。鳥居の先はなんと108段もある階段です。

広島県旅行観光江田島八幡宮長い階段を上り、ようやく境内に到着しました。

広島県旅行観光江田島八幡宮島の総氏神が数千年前から鎮座しているといわれてるこの神社できっちりと参拝をすませました。

広島県旅行観光江田島八幡宮

広島県旅行観光江田島八幡宮そして江田島八幡宮から徒歩で2007年広島旅行最後の目的地へと向かいました。

江田島の旧海軍兵学校へ

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校ここは海上自衛隊第1術科学校の正門です。
入り口には「海上自衛隊」「幹部候補生学校」「第1術科学校」「江田島警務分遣隊」と記されています。

海上自衛隊第1術科学校とは

第1術科学校は旧海軍兵学校跡であり機関、潜水艦に関する術科を覗く艦艇術科教育を担当している施設です。
砲術や航海、通信や電子整備など必要な知識及び技能を習得させ、教育訓練を行うとともに舞台の運用に対する調査研究も実施しています。
また以前は海上自衛隊生徒の教育も行っていましたが2011年の3月の卒業生をもって廃止されています。

海上自衛隊第1術科学校

施設情報

施設名 海上自衛隊第1術科学校(かいじょうじえいたい だいいちじゅっかがっこう)
所在地 広島県江田島市江田島町国有無番地
電話番号 0823-42-1211/内線2015・2016

 

入場料金

無料

※施設情報、金額は全て2018年12月現在です
広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校入場は無料でしたが見学の時間が限られているので注意が必要です。そして校内は自衛官OBの型が案内してくれます。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校大講堂こちらは1917年に建設された大講堂です。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校大講堂なんとも厳格で重々しい雰囲気を感じさせる建物です。
入り口は正面の「貴族口」からは入れず一般見学者は裏口の「平民口」から中に入れます。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校大講堂約200人も収容可能だといわれる大講堂内部です。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校大講堂NHKのドラマ「坂の上の雲」の撮影場所としても利用されていました。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校大講堂高い天井には外観とは真逆のスタイリッシュなデザインの模様が描かれています。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校大講堂

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校さらに校内を進んでくと一際目立つ巨大な建物が見えてきました。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校旧海軍兵学校生徒館この美しい赤レンガの建物はかつての旧海軍兵学校生徒館で、現在は海上自衛隊幹部候補生学校として利用されています。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校旧海軍兵学校生徒館廊下海外の映画の中でしか見れないような廊下ですね。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校旧海軍兵学校生徒館

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校旧海軍兵学校生徒館

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校旧海軍兵学校生徒館学校というだけあってグラウンドとしても利用されているのか周辺は非常に広々としています。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校第1術科学校学生館(旧海軍兵学校西生徒館)こちらは第1術科学校学生館(旧海軍兵学校西生徒館)です。
3つの大きなガラス窓が並ぶ珍しいデザインです。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校今度は様々な船や兵器が目に入ってきました。このあたりは短艇係留施設です。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校主砲塔奥にドン!と構える主砲は戦艦「陸奥」の主砲塔(主砲第4砲塔)です。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校主砲塔シンプルですが巨大な砲台にはとても威圧感がありました。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校魚雷こちらの92式4連装魚雷発射管は艦艇から魚雷を発射させる装置です。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校対空砲ボフォース社製40㎜連装機関砲Mk1は対空型の機関砲です。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校魚雷こちらの九三式酸素魚雷は酸化剤として酸化を利用する魚雷です。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校対空砲12.7cm単装高角砲です。こちらも対空砲の一種です。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校砲弾戦艦大和の主砲砲弾も展示されていました。こんな大きな弾が飛ぶなんて驚きです。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校潜水艦特殊潜航艇「甲標的」です。私のような素人が思い描く一般的な潜水艦に近いですが実物を見ると高さがあまりないので中はかなり狭そうですね。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校錨陽炎型(甲型)駆逐艦「雪風」の主錨です。つまり錨(いかり)ですね、海に沈めて船が流されないようにするための物です。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校潜水艦こちらは特殊潜航艇「海龍」です。同じ潜水艦でも先ほどと随分フォルムが違うんですね。
目的ごとに適した場所とかがあるのでしょうか?

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校潜水艦それにしても…。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校潜水艦正直、カッコいいと思ってしまいました。

広島県旅行観光江田島海上自衛隊第1術科学校自衛隊の学校を見学して実際に戦争で使われてた兵器などを見れるなんてとても貴重な体験ができました。
そして帰りはフェリーで広島港へ向かい、路面電車を利用して広島駅へ。

広島県旅行観光広島駅3年ぶりの広島旅行はその前とはまた違った形で新鮮な気分で楽しめました。
次に広島を訪れた時にはまた新しい観光場所を見つけたいと思います。

2007年の広島旅行を振り返って

2004年の広島旅行で訪れた原爆ドームや今回の毒ガスの島大久野島や海上自衛隊の第1術科学校など広島の旅行は戦争を連想させる場所ばかり訪れてた印象があります。
実際に被爆した土地や戦場となった島、基地などがあったわけですから当然といえば当然ですが。

現在の世界情勢は緊張感があるものの日本はしばらく戦争とは無縁で現実的にイメージしにくくなってますが、歴史上において原爆の悲劇を知ってる日本がどの国よりも戦争の怖さ、悲惨さを実感してるはずです。
今までの各地の寺社仏閣を中心とした旅行とは異なり広島旅行は色々と違った形で勉強をさせてくれる場所でした。何しろ戦場跡や兵器なんてなかなか見れるものではありませんから。

私は当時は東京から寝台列車、新幹線、在来線などを利用しましたが、いかんせん移動距離が長くなかなか何カ所も廻るということはできなかったですが一カ所一カ所の観光地が非常に濃く深みのある観光ができたと思ってます。
2004年では広島城はお正月の夜だったので見ることしかできず心残りだったのですが、2007年は「今回は必ず入る」というつもりではあったのですが、残念ながら時間のかかりそうな場所を優先したら行けなくなってしまいました。
ただ広島駅からは近いので近い将来また広島を訪れて入ってみたいと思います。
 

広島旅行のおすすめ観光スポットその1~尾道と竹原~

広島旅行観光

今回は2004年1月に旅行した広島のおススメ観光情報です。
尾道では細い小路を通り寺巡りができ、竹原では江戸時代の豪族や商人などの古い屋敷や町並みなど風情ある観光が楽しめます。また偶然発見した驚きの展示物はおそらくその時しか見ることができなかった物でした。(18/10/21)
記事を読む

広島旅行のおすすめ観光スポットその2~宮島の厳島神社と広島平和記念公園~

広島旅行原爆ドーム

2004年の広島旅行の2日目です。
この日は最初にフェリーで宮島の厳島神社を参拝した後周辺を散策しました。
その後向かった広島平和記念公園は原爆の恐ろしい爪痕が残る原爆ドームや平和を願う記念碑が数多く展示されてました。(18/11/25)
記事を読む

広島旅行のおすすめ観光スポットその3~大久野島~

広島県旅行観光大久野島

瀬戸内海に浮かぶ大久野島はかつて「地図から消された島」と呼ばれ毒ガスの製造が行われてました。現在は工場や砲台の跡が残るも多くのウサギが生息する「ウサギの島」と呼ばれるレジャーランドとなっています。
ただウサギと大久野島には悲劇的な因果関係があったのです。(18/12/02)
記事を読む







スポンサーリンク

旅行・観光TOPへ
HOMEへ

スポンサーリンク
>ザ・トールはアフィリエイトサイトの強力な味方となる多機能を搭載したワードプレステーマ

ザ・トールはアフィリエイトサイトの強力な味方となる多機能を搭載したワードプレステーマ

【THE THOR(ザ・トール)】は本来プラグインが必要となる機能の多くを標準搭載しているワードプレステーマです。さらに検索エンジンから評価されやすい内部構造を追求し、収益・集客にとことんこだわり多くのアフィリエイターに愛用されています。

CTR IMG