ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう(Win)

2020年11月27日発売(アリスソフト)

ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう ゲーム批評

ドーナドーナは二つのゲーム性を搭載した新作RPG

ドーナドーナ いっしょにわるいことをしようは
ランスシリーズで有名なアリスソフトからリリースされた新作の「ハルウラレ系RPG」です。

 

このゲームは「ハルウリ」と「ヒトカリ」の2種類のモードで異なったゲーム性を楽しめ
ランスシリーズとはまた一味違った面白さと魅力が溢れるゲームです。

 

© 2020 ALICESOFT
出典:FANZA GAMES

ドーナドーナのストーリー

ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう ゲーム批評

瀬戸内海に面した企業城下町「亜総義市」に住む市民は一企業にすべてを制御される生活を送っていた。

しかしここには「抗亜」と呼ばれる反乱分子が存在し、彼らは武器を手に「ヒトカリ」をし、捕まえた女の子の身体を売らせて資金を稼がせる「ハルウリ」を繰り返していた。

やがてその反乱分子に位置するクマたちナユタのメンバーとその存在を煙たく感じ抹消を謀る企業との戦いが繰り広げられることとなる。

 

ドーナドーナのキャラクター

ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう ゲーム批評【ナユタのメンバー(左からクマ、虎太郎、キラキラ、ポルノ、ザッパ)】

 

クランのなかでも最小勢力の組織・ナユタ。

地味で真面目なクマを主人公に、大雑把で豪快なリーダーのザッパ、幼い外見でありながらクマを指導する(?)ポルノ、明るくギャル風のキラキラ、機械工作に長けてクマをライバル視する虎太郎。

この愉快な5人で活動を共にし、ゲームを進めて行けばやがて他勢力のキャラクターも味方に加わってくれます。

 

ドーナドーナのシステム

ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう ゲーム批評こちらがドーナドーナのゲームのメインとなるアジトメニューです。

ここでは日ごとに仲間メンバーとの交流、ショップでのアイテムの購入や施設の拡張の他、ジンザイ(捕らえた女の子)を育成できます。

 

すべて実行後、「次へ」をクリックすると「ハルウリ」か「ヒトカリ」のどちらかを選択できるようになります。

 

※ジンザイの説明は「ハルウリ」でご案内します。

 

ドーナドーナのハルウリ

「ハルウリ」では女の子をお店で働かせてお金を稼ぐことができます。

その為には事前に「ヒトカリ」で女の子を捕らえ育成しなければなりません。

 

ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう ゲーム批評捕らえた女の子の確認や育成はアジトメニューの「ジンザイ」から実行します。

女の子はマップ上の各施設など様々な場所に出現し、
それぞれルックス、テクニック、メンタルのパラメーターが設定され、キャラクターによっては「一途」や「クール」など性格や特徴をスキルとして所持しています。

 

「ジンザイ」では女の子にアイテムを使ったり会話などをすることで以下のパラメーターを上昇させることができます。

ルックス:外見の良さ。高いほど客から指名されやすくなる。
テクニック:話術などで客からよりお金を引き出しやすくなる。
メンタル:0になると稼げなくなる。

 

どれも重要ではありますが、一番注意しなければいけないのはメンタルの残量。

どんなにルックスやテクニックが高くてもメンタルが0になればその女の子はほとんど稼げなくなってしまいます。
客に指名されて行為におよぶとメンタルが大きく下降し、稀に妊娠したりもします。

それを回避する為には育成の際にメンタルや妊娠に対してもアイテムで対処することも考えなければなりません。

 

ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう ゲーム批評そして育成を終えたらいよいよ「ハルウリ」の開始です!
ここでの操作は画面右側の客に対して女の子を選択するだけです。

客の「インカム」が高いほどより多くのお金を所持し、指名された女の子のテクニックが高いほどより引き出せます。

 

客が画面中央のライバル店を通り過ぎて自店の女の子を持ち帰る為には
やはりルックスが高いほど有利で、さらに客の好みのスキルを所持していればより確率も高まります。

つまり、ハルウリではルックス、テクニック、スキルの幅などを備えた女の子が多ければ多いほどお金を稼げる可能性が高まるようになります。

逆に言えば十分な人材(ジンザイ)を備えてない場合は全く指名されないので「ヒトカリ」をする方をおすすめします。

 

なお、ごく一部では「ユニークヒロイン」に設定されている女の子も存在し、
特定のお客に指名させることで会話やCGが発生するサブイベントも用意されています。

 

ドーナドーナのヒトカリ

ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう ゲーム批評

「ハルウリ」で働かせる女の子は「ヒトカリ」を選択して探索する場所や施設の中で確保できます。
もちろん、メインストーリーとして目的地の探索を進行させながらヒトカリを並行することも可能で、ゲームが進めば選択できる場所はどんどん増えていきますし、過去にクリアした場所でもレベル上げやヒトカリ目当てで再突入も可能です。(一部例外あり)

 

ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう ゲーム批評特定の場所や施設に入ると、まずは戦闘に参加するメンバーを4人まで選択しますが、メンバーの変更は戦闘中でも移動中でもいつでも可能です。

中のマップは細かいルートに分かれ、戦闘が発生したりアイテムを見つけたりイベントが発生するシンボルを通過しながら最奥を目指します。

 

ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう ゲーム批評

戦闘での操作は実行可能なキャラクターを前(画面右)や後ろ(画面左)に移動させるだけです。

キャラクターのそれぞれが所持する武器やスキルは、敵との距離間によって実行できるものが決まっています。

効率よく倒す為には味方の得意な属性なども踏まえて考慮し、意図しないキャラが順番が回ってきたらメンバーを入れ替えていく必要もあります。

なお、マップ上で女の子のシンボルを踏んで戦闘に突入すると女の子が登場します。
他の敵キャラを全て倒し、女の子を最後に倒すことで捕らえることができるようになります。

 

このように「ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう」は、
ToDoで指定された条件を達成してメインストーリーを進めながら
「ヒトカリ」で女の子をどんどん確保し育成して「ハルウリ」でお金を稼ぐことを繰り返します。

お金が貯まったらアイテムや武器を購入したり施設を強化しつつまた新たな探索場所を突破してストーリーを進行させていきます。

 

ドーナドーナPV

※このゲームは18禁です。

 

ドーナドーナ いっしょにわるいことをしようの感想

項目 評価(5点満点)
システム ★★★★★
熱中性 ★★★★
キャラクター ★★★★★
音楽 ★★★★
難易度のバランス ★★★★

 

アリスソフトのゲームはランスシリーズを中心に遊んできて、ランス10でシリーズが完結したのは自分としては寂しい感じがありました。

 

今回のドーナドーナはまったく違った形の新作RPGだったので少し不安はありつつも
アリスソフトの今までプレイしたゲームの実績を期待して発売日に購入したのですが…

期待以上に面白くて熱中してしまいました。

ホント、まったく自分ごときがいらぬ心配をしたものです。

 

近未来的な世界観、インパクト抜群の色鮮やかなグラフィック、ナユタのメンバーを中心に魅力あふれるキャラクター達、ユニークヒロインも含めて可愛いキャラが多く、BGMもポップ調の軽快でノリノリな曲が多くゲームをより盛り上げてくれます。

とくにナユタのメンバーはみんな個性が強く好感持てるキャラばかりでセリフの掛け合いも読んでて本当に楽しいですし戦闘でもそれぞれの役割を持ってるので非常にバランスよく設定されています。

 

「ハルウリ」はとにかく有能なキャラは集中して育て、アイテムで強化や対処をしながら少しでも長く働いてもらう方が総じて稼げます。

逆にメンタルがなくなり「もう稼げない」と思ったら容赦なく切り捨てていく必要があります。

「ユニークヒロイン」がいてやり込み要素があるのも変化が出て「作業的」にはならないのがいいですね。

 

そして「ヒトカリ」を含めた戦闘シーン。
本当にマウスのホイールをコロコロ転がしてクリックするだけなのになぜか面白いです!

各キャラクターの武器やスキルや属性によって倒しやすい敵も変わってくるので、戦闘中のメンバー交代は必須です。
交代といっても簡単にデメリットなしでできるので、色々なキャラを使い分け自分なりに工夫して強敵を倒せたりするのが楽しいです。

もしこの交代することに何かしらの制限や条件があればマイナスポイントになってたと思います。

 

とはいっても中盤以降、急に敵が強くなる印象があります。
序盤ではほとんど問題なかったのですが、スキルポイント切れ(マイナス)が発生したり回復が追いつかなかったり極端に過酷になっていきます。

それでもちょっと集中して何人かのレベルを一つ上げるだけでも楽になりますし、ヒトカリと並行すればそこまで苦にならないですし戦闘はスピードも上げられるのでユーザーフレンドリーに作られています。

スキル使用時の細かいアニメーションも見てて楽しめます。

 

このようにゲーム面は「ハルウリ」と「ヒトカリ」にすべてが集約されています。

基本は「ハルウリ」と「ヒトカリ」をひたすら繰り返すことになるのですが、なんとなく「飽きやすいのでは?」と思われがちですが、なかなかどうしていずれもシンプルで奥が深い作りとなっています。

UI周りも非常によく「ハルウリ」も「ヒトカリ」もサクサク進むテンポの良さも非常に素晴らしいと思いました。

エンディングは複数用意されているので自分のお好みのキャラのエンディングを目指してやり込めるのでおすすめできます。

 

ドーナドーナいっしょにわるいことしよう

 

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