オキシャンティ伊都福岡は、昨年11月に沖縄からの受講生さんたちをお迎えして3泊4日のプレオープニング・リトリートをしました。

 

あれから1年が経ちましたが、スタジオでの対面クラスはクッキングクラス以外まだ開始しておらず、オンラインクラスをベースに活動しています。

 

沖縄から来て最初の秋と冬は寒い寒いと言っていましたが、去年は福岡、暖冬だったようです。

今年は一年前と比べるとそれなりに寒さを感じるものの、沖縄では冬の気温である17℃以下になっても震えるほどではなく、連れてきたトゥルシーやニーム、カレーの木といったインドの植物たちも、まだ葉を落とさずにいます。

 

生きものの適応力でしょうか。

 

今年は世界が様変わりする状況になり、今まで意識もせずに変わらずにあるものだと思っていたものがそうではないことに気づく連続です。この新たな状況下でも、私たちはまた適応しながら生きていくのでしょう。

 

 

 

昨年のリトリートに駆けつけてくれた、

沖縄オキシャンティーズのみなさま。

両側のお花は、それぞれ神奈川と沖縄に在住の

受講生さんたちにより、

福岡のお花屋さんから届きました。

 

 

今年の変化の中で、個人的ですが私にとって結構な驚きであったのが、塩です。

 

私は長年料理には灰色のゲランドの天然塩を使っていて、この塩が自分の料理の味を作っている、と強い思いを持っていました。食事会の開催などで外で調理をする場合は持参もします。

基本はゲランドの塩を、ピンク色のヒマラヤの岩塩をローフードやスムージーなどに、そしてローチョコレートを作る時は溶けやすい雪塩を使っていました。

 

ある意味執着していると言えるほどのゲランド塩信奉者だったのが、す~っと冷めたのが今年入ってきた情報、

「昨今の海塩にはマイクロプラスチックが混入している」、ということを知ってから。

 

勝手なものですが、自分と家族の健康に関わることだと思ったとたんにあっという間に冷める恋心。もうゲランドの塩を食べるのはやめました。

 

私は今ほとんどお肉を食べないのですが、魚介類は大好きです。もちろん海塩だけではなく、魚介にもいろんな汚染の影響はあるのですが。

魚介の加工品、例えばアンチョビもよく料理に使っていました。

味付けにも便利なアンチョビは、マイクロプラスチック同様に海面近くを浮遊するプランクトンを食すカタクチイワシですね。

 

ということもあり、最近はプラントベースのあのコクと塩気のあるアンチョビみたいなペーストを作っています。

 

それにしても執着心って、いろんな理由をつけて育つものです。これがうちの料理の味を作っている、などと。

今までどんなものに執着しただろうかと考えてみました。

 

青い服や小物が好きで、たくさん持っていました。アートスクールで課題の論文を書く時にリサーチして、青とグレーは同じ色だと分かった時は不思議な気がしました。グレーが青ほど好きなわけではなかったので。

青は何ていうか、私にとってカッコイイ色なんです。グレーはもっと落ち着いた感じ。でも今はあまり身に着けてはいないですね。

 

NYから戻った時には、ベーグルとスモークモッツアレラがものすごく恋しかった。半年くらいは東京で探し回った記憶がありますが、あれはふたつの食べ物への執着ではなく、NY生活が恋しかったんだと思います。

 

最近「買い物は投票だ」というフレーズをよく聞きます。友人たちからも、セレクトショップのサイトのPRでも見ました。ゲランドの塩は確かにとても美味しいんですが、それを使っている自分が好きだったんでしょうか。

 

もう調理にゲランドは使っていないけれど、変わらず美味しいと思える料理を作っています。

 

26日㈭にオンラインで自家製調味料のクッキングクラスを開催します。

ヴィーガン・アンチョビペーストも作りますので、ご興味ある方は、こちらから詳細をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

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