月に一度は溺れたい

不真面目に真面目なブログです。感情豊かにセックスしたい。

1歳年上男性の話。

ここで彼の事を書くのは変な感じがするけれど、先日久しぶりに話したので書いておく。
端的に言えば学生時代の同期である。


女癖の悪さで有名な男だった。彼女がいるのにセフレが複数いるとか、SM趣味があるとか、比較的真面目な雰囲気の学科で、彼は何かと話題になっていた。
確かに口を開けばチャラいし、講義にほとんど出ない上に勉強もしないから成績も悪かった。でも、憎めないキャラだったので、男女問わず色んな人と会話していた。

「セックスは、仲良くなりたい女友達とするスポーツ程度の認識」というのが彼の口癖だった。それは、学生時代も今も変わらないらしい。
別にヒモ属性があるという感じではない。むしろ、本当に好きな子には尽くしたがるし、その間は女遊びも無くなる。

彼はあくまで友人だ。それ以上になることを全く望まない。
学生時代はよくレポートやノートを見せた。話し相手にもなってもらったし、性的な話をオープンにできる唯一の相手かもしれない。
でも絶対に触れてほしくない。1度部屋に呼んでご飯を食べた時、抱きしめられそうになったが全力で断った。優柔不断の化身のようなこの筆者が、力づくで彼を押しのけたのである。

昔の自分はこれを「同族嫌悪」という言葉にして彼に伝えた。筆者もこの頃から自分がいかにクズであるかを認識し始めていたのである。

現在の彼女とは、ほとんど身体の関係がないらしいというから驚きである。曰く、「精神的に満たされるからそれで十分なの」だそうだ。身体の方は、セフレやワンナイトで満たしているらしい。

向こうの仕事のことで筆者の元に連絡が来たのは、今月初めのことである。先日筆者と別れた恋人は共通の知り合いだったので話は盛り上がり、ゲスな話もした。お互いに楽しく暴露大会をし、お互いにクズであることを再確認した。

会うことも提案されたけれど、やっぱり筆者は断った。