DayDreamNote by星玉

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梅雨の晴れ間に夢を見た

2020年06月22日 | ソネット帳
梅雨の午後 僅かな晴れ間の
そのすきに 
夢だとわからず
そこに在るものたちに 手を伸ばし 身体を預けた


けれど どうしても
触れることができず 手は折れ 身体は傾き
心はしくしくとしたのだけれど
他に場所はなく わたしはそこに居続けた


居たのはどれくらいなのか 
永くなのか 一瞬なのか 
時は計れない 夢なので


それが夢だと
知ったのは
随分あとになってからだった








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