おはようございます  ã«ã“♪

 

拙ブログをしたためるのに使わせてもらっているアメーバブログでは、「ちょうど1年前にあなたはこんなテーマでこんなこと書いとりますよ」 と、そっと管理画面の隅っこに出してくることがあります。

ああ、そうだった、去年の今頃はこんなことをしたり、書いたりしていたものだなあ、と感慨にふけり、その勢いでもうひと記事お書きなさいよ、という心遣い、と言うか、戦略であろうと思われます。

 

去年の今頃、りくのらは、下北沢囲碁教室の新設準備でホームページを作ろうとしていたようです。

 

ああ、そうだった、そうだった。

 

代々木の囲碁学苑が6月末で営業をお終いにしますと知らせがあったのが春の初め頃で、先生方は、囲碁学苑でなさっていた教室を、別のどこでどんな形で引き継ぐかで東奔西走されていたのだったなあ。

 

多くの教室は、市ヶ谷や有楽町の日本棋院の囲碁教室の中に潜り込みました。

潜り込んだ、という表現が喜ばれるかどうかはわからないが、そんな雰囲気。

すでに教室があるところに加わったので、囲碁教室の週間予定表は、曜日によってぎっちぎちになったりしてますが、1年が過ぎてみるとなんとなく収まるように収まっている気がします。

 

その当時、囲碁学苑で指導碁とミニ講義を担当なさっていた長谷川喜弘先生は、下北沢囲碁会館(碁会所)の営業が始まる前の午前中の空いている時間帯を使わせてもらう段取りをつけ、新しく下北沢囲碁教室として開講したのでした。

 

その長谷川喜弘先生が、月曜日に講師をなさっている、よみうりカルチャー町屋の楽しい囲碁教室からの写真です。

 

 

おそらく一番古くから教室を受講されている折り紙師匠さまが、季節の折り紙作品を作ってきてくださいました。

桜と兜です。

 

折り紙師匠さまは製作する時、折り図をご覧になりません。

こんな形に仕上げるにはこう折ったら良い、と頭の中に入っていて、折りながらイメージを思い浮かべてアレンジしていくそうです。

だから同じものを折っても、その時によって細部は少しずつちがうんだそうです。

 

また、折り紙師匠さまは机の上では折りません。

両手で紙を持って折ります。

 

りくのらが折り紙する時には (ユニット折り紙大好き)、机の上 (に、まず空きスペースをこしらえて) で角を合わせたり、折り目に指アイロンをかけてピンとさせたりしますが、折力が上がると作業台は必要なくなるみたいです。

 

 

この日の教材は先生と教室最強者さまの3子局指導碁でした。

左上隅、白が空き隅に置いたところへ黒が掛かっていってできた定石の解説中です。

 

定石って、できる というイメージです。

 

黒と白がお互いに、少しでも自分に有利になるように、あるいは相手よりも不利にならないように、できれば先手を取れるように、後手でもあとあと強く戦えるように、と一手一手考えながら石を置いていった結果だからです。

 

強い人同士で打つと、自分がこうしたいという作戦があり、相手がこうしたいのだろうなというヨミもあり、相手が自分の作戦を読んでいるであろうというヨミもあり、相手の意図を外しつつ、と進みます。

 

教室でこうやって定石部分の解説をしてもらうと、その対局者双方の頭の中の駆け引きを言語化し、石を並べてみせてもらえるのでとても面白いです。

 

そんなところまで考えているのか、そんな変化まで見ているのか (実際に当該対局者が見ていたかどうかは別として) という驚きがあります。

 

棋力が拙い者同士が打ちますと、定石手順がおぼつかない、出来上がるべき形のイメージもあやふや、どちらが先手を取るかもやってみないとわからない、途中で変化したらますますわからない、と、暗中模索五里霧中で突き進みますので、次はこうだっけ?ええっとそれでどうするんだっけ? と、ぴよぴよと打ち合って、なんとなく正しげな形に仕上がると、両者にっこり、というほほえましいことになります。

 

それはそれでまた楽しいです。

 

 

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