阪急納涼囲碁まつり in 東京 → に行って参りました。

 

(上のリンクは開催日が過ぎたら変わってしまうかもしれませんが…)

 

新橋の第一ホテルでありました。 

 

開場の9時30分ちょうどにホテルに到着しましたが、会場に上がるエレベータは、いかにも碁が強そうな老紳士や、同時開催の囲碁大会に出場する様子の碁が強そうな若者でいっぱいでした。

 

前売りチケットとリストバンドを替えてもらってメイン会場に入ると、すでに座席は半分くらい埋まっていました。

 

大入り満員御礼だ。

 

こういうイベントって、席取りはご遠慮くださいなことが多いと思っていましたが、

「席をお立ちになる際は、目印になるものを座席に置いておいてください。」 

と、席取り推奨の案内をしていたのが新鮮でした。

 

早く来た人を優遇する考えと思います。

 

ちなみに競馬場では席とりするな、譲り合え、と盛んに案内がされていますが、ものすごく席取りされてます。

たくさんある座席の、見たところ75%くらいを閉めているのは競馬新聞や競馬場で無料配布しているプログラムです。

 

席取りした本人は、パドックを見に行ったり、オッズを見に行ったり、勝ち馬投票券を買いに行ったり、3来い3来い3来い12来るんじゃねーよ!と叫びに行ったりで忙しいわけですね。

 

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囲碁まつりの話だった。

 

 

座席には囲碁プレミアムのチラシが置いてありました。

水間俊文七段の「すいすい上達コース」の宣伝が大きく掲載されていました。

 

囲碁プレミアム一推しの番組、ということではないでしょうか。

 

 

午前中のステージプログラムは、画伯対決!?納涼お絵かきバトルでした。

 

 

画伯の皆様です。

 

左から、司会(ほぼつっこみ)の戸島花さん、星合志保さん、マイケル・レドモンドさん、武宮正樹さんです。

 

女流棋士はみなさん浴衣姿でした。

男性画伯がお召しの、こういう色のスーツは、どういうところで売ってるんでしょうか?

浅草かな。

 

 

第一問のお題は「宇宙人」でした。

 

どんな絵をどう描いても正解になりそうな、ていうか、間違いとは決められないお題です。

 

星合さんと武宮先生はグレイみたいなのを描いてました。

レドモンド先生はクラゲみたいなのを描いてました。

 

隣に座っていたお友だちが、

「あれは宇宙人じゃなくて火星人よね。」

と言ってました。

 

そうなのか、と思いました。

いろいろな思念が脳内を駆け巡ったものです。

 

 

井山裕太四冠を描け、というお題です。

写真などは示されず、記憶だけでお描きなさいというのです。

 

なんかすごいのが出ました。

 

後から井山裕太四冠ご本人が舞台に上がった時、あの人たちったらこんな風に描いたんですよ、と言いつけ口されてました。

 

もう悪意ありますよね、これ。

 

と言われてました。

 

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一手の考慮時間五秒で打つスーパー早碁に出場する若手棋士のみなさんです。

 

上野愛咲美さん、藤沢里菜さん、芝野虎丸さん、許家元さん。

 

一手五秒ってものすごい速さです。

着手は舞台の大盤に並べられていくのですが、解説は変化などを説明してる余裕はまったくありません。

 

黒、打ちました。

白、打ちました。

 

と実況中継するくらいなもんかと思ったら、そうでもなかった。

が、解説がしゃべっているうちに実戦がどんどん、どんどん進んじゃう。

 

すごいんだけど、考えてみたら、これくらいのスピードで打ってる人、荒川に結構いる気がしてきました。

餅でもついてるんじゃないの、というくらい、パチンパチンと打って、一局15分とか珍しくない。

 

いや、それ、よろしくはないんでしょうけど、でも打ってるご本人同士が楽しんでいるならいいんだよね。

 

考慮時間がなくて第一感で打つ碁だと、プロは必ず、守り、控え、退く手よりも、攻める、進むの手を選ぶそうです。

 

なので、盤上では目まぐるしく振り替わりができました。

 

おもしろかったです。

 

よく見るHNK囲碁は持ち時間たったの30秒ですが、それでも着手を決めるまでの時間は長く感じます。

うっかりすると睡魔に襲われるくらい。

 

5秒はさすがに短いけど、10秒くらいが(りくのらくらいのアマチュアが)、おもしろく観戦できる時間なんじゃないかと思いました。

 

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午後からは予約してあった指導碁ルームへ参りました。

 

 

これが予約券です。

指導碁をお願いしているのは、笑顔がステキな茂呂有紗初段です。

 

 

板盤と碁石が用意されてますが。

 

 

 

今回、自前の碁石を持参してみました。

 

いきなりこういう事をする勇気がなかったので、指導碁でこういう事されたら嫌ですか?と事前調査をしたところ、いや、嬉しいですよ、と言う方が多かったので頑張りました。

 

これは木製チップに色を染め付けたごもっくん。→ です。

 

より一層見た目の珍しさとインパクトが強そうな こもごも→  を持ってくこともちょっと検討したんですが、打ってる自分が(指導碁だけでも大変なのに)ただならぬ事態に陥りそうなので今回は辞めときました。

 

 

茂呂有紗初段の登場。

浴衣姿です。

帯締めがかわいいですね。

 

 

まだ席についてもいないのに、もうにこにこしています。

 

 

ごもっくん。を見せて、これを使ってもいいですか? と尋ねたら、

 

うれしいです~ と言ってくださいました。

 

会津若松の立葵杯で差し上げたフェルト製9路盤とごもっくん。セット、たまたまですが茂呂有紗さんが受け取ったのが、今回と同じ色の組み合わせだったそうです。

 

きっと、りくのらが自分で好きな色の組み合わせを、茂呂さんに差し上げたんだと思います。

 

どちらの色がいいですか? と尋ねたら、青がいいそうです。

 

ワタクシ的には、青よりも黄緑が彩度が高いので、白のイメージでした。

なので、指導碁で白を渡された気分になりました。

 

茂呂さんが青がお好きなのかもしれません。

 

しかしながら、打っているうちに茂呂さんも同じように感じたみたいで、黄緑を白にするべきでした~黒みたいな気分になります、とおっしゃってました。

 

 

布石が進んでおります。

五子局です。

 

このごもっくん。セット、棋譜並べ用に求めたものなので、361個はありません。

ええと、多分、120手くらいまでの分しかありません。

 

石がなくなったら投了しますから、大丈夫です!

 

石が無くなったところでおぼつかないながらも形勢判断をしてみますと、ほぼ互角だけどちょっと白がいいかな、という具合。

ということはこれから30目くらいヨセられるとすると、おう、やっぱり投了だ。

 

 

りくのらに勝った茂呂有紗初段には、賞品として鳥獣戯画碁バッグを差し上げました。

 

茂呂有紗初段 対 りくのら の指導碁は棋譜を採ってもらいましたので、後ほどお目にかけますです。

 

 

 

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