月曜日はよみうりカルチャー町屋の「楽しい囲碁教室」に出てまいりました。
台風一過の晴天です。
荒川区は海抜が低く、3m~4mの地域もあります。
高潮の予想最高水位が10mと出ていたので、だとすると荒川区は7mの水面下に没するのか、と心配でしたが、最悪の事態にはならなかったようです。
町屋駅前でテントや舞台の設営作業が行われていました。
週末に地域のお祭りが計画されていたようです。
土曜日や日曜日はとても実施できなかったことでしょう。
ダンスを披露すると思われる小学生たちが、揃いの衣装を着けて準備していました。
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町屋文化センターのエントランスホールも会場設営作業中でした。
こちらは荒川区文化祭の一環で開かれる美術展です。
区民のみなさんの手による絵画作品が展示されています。
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この日の詰碁です。
長谷川喜弘先生によれば、これは二問とも「ぼくら同業者が大好きな詰碁」だそうです。
右側の問題、白が最大限に抵抗すると、両ウッテガエシの筋が現われます。
「碁は芸術的だなあ!」
感嘆の声を上げた生徒さんに、先生は、
「そんなに感動してくれるなんて、生徒の鑑ですね!」
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この日の教材は、先週打ったりくのらさんの負け碁でした。
自分が負けた碁なんて見るのも嫌。
うそ。
勝った碁をにやにやしながら眺めるよりも、負けた碁を見て、自分の考え違いや悪い癖をしっかりと見つける方が絶対に上達するにちがいありません。
右上はカカったままで手を抜いた白を咎めて、一手かけて制し、大変黒が厚くなっております。
左上はハサまれた黒が三々に入り、外側の白のダメを詰めてしかりと生きています。
だったら黒は、ハネ出して、白に切られても逃げて、切ってきた白との闘いの道を選ぶべきだったようです。
つまり、右上や左上で力を溜めている、その来し方を、しっかりと行く末に反映されなければいけない。
「ハネ出して戦うのは怖いかもしれませんが、戦える状況の時に戦いを避けてしまうと、後でもっと厳しい状況の下で戦わざるを得なくなります。」
ハネ出して戦うのは怖かったんです… と言おうとしたら、その前に言われてしまいました。
どうやら自分の石がしっかり安心してから、さて、じゃあ戦いましょうかね、とやっていっても、旬の時期は過ぎてしまっているらしいです。
自分も弱いが相手はもっと弱いぞ、という時に、勇気を出してやっていかなければ面白くないらしい。
むずかしいね。
りくのら朝学習プリント
今までのりくのら朝学習プリントをダウンロードできます。
No.140 長さを測ろう ( ものさし、帳面、えもんかけ )
No.143 動作の言葉 ( ヴィトゲンシュタインの言葉 )
No.144 定規を使わずに ( しっぽの赤リボン、たてがみの三つ編み )
No.145 いろんな食べ方 ( ハインラインは猫が好き )
No.146 数のイメージ ( 数には色がついている? )
No.147 手を描こう ( 恐怖を知らない人たちが発見された )
No.148 ご飯とパン ( ベジマイトとヌッテラ )
No.150 遊び方を教えて ( 家庭学習はのんびりやろう )
No.151 何をしまっておこうか ( 小学生の机の中には )
No,152 おいしそうなパフェ ( HTML文字数制限との戦い )