土曜日の午後に定期公演チケットを買っている日本フィルのコンサートがあって、サントリーホールに行きました。

 

りくのら子たちが小さい頃には、半分(以上)親の趣味に付き合ってもらっていた感じでしたが、昨今はりくのら太が強い関心を持つようになってくれたので、後ろめたさが減じました。

しかしながら、りくのら太がなかなか難しいことを言ってくるので、なんちゃってクラシックファンのりくのらはたじたじします。

 

大学受験の準備で忙しいりくのら娘も今週は時間が取れるというので一緒に行けました。

 

りくのら娘の分は当日券で求めましたが、学生証を持っていくと、ヤングシートといってA席、B席どちらでも割引の値段でチケットが買えました。

 

素晴らしいサービスだと思います。

 

公立の美術館や博物館などでも、学生に対しては常設展に無料で入れるようにしてくれているそうです。

 

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当日券を買う都合で早めに出たので、サントリーホール前の広場のカフェでお茶を飲みました。

 

 

広場の名前はカラヤン広場です。

 

指揮者のカラヤンの名前をもらったんだと思いますが、カラヤンを選んだ理由はわかりません。

巨匠だからかな。

トスカニーニとかクーベリックとか、誰が対抗馬だったのか知りたいところです。

 

ところで、クラシック音楽を取り巻く商業世界では「巨匠」という言葉の価値が幾分下落しているような気がしますがどうか。

 

「ベテランの指揮者」くらいの意味合いで「マエストロ」と形容している気がします。

 

あんまり「巨匠」を多用しすぎると、あの人が巨匠だったらこの人だって巨匠って書いても差し支えないよね、なら、あの大先生には同じ形容詞じゃ不足なんじゃないか、なら大巨匠か?超巨匠とか行っちゃうか?てな具合に言葉のインフレーションが起こりそうです。

 

名誉名人とか、名誉棋聖とか、名誉称号を名乗っていいのは60歳を迎えてから、みたいな歯止めを設けた方がいいんじゃないかなあ。

 

井山裕太さんが還暦を迎えられた暁には、どんな名誉称号を名乗れるわけかな。

 

と、囲碁の話も書いてみよう。

 

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カラヤン広場の屋外テーブルの周辺にはスズメがたくさんいます。

そしてお客が席につくと、すかさずそばに寄ってきて、パンくずなどを貰おうと待ち構えます。

 

みんなフコフコに太っています。

 

カフェオレと一緒に、チョコレートを巻き込んだ美味しいパイを食べました。

層になっているパイ皮がサクサクでものすごくクズが落ちましたが、スズメたちが控えているかと思うと罪悪感がまったくありませんでした。

 

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この日の演目はグラズノフの交響曲6番と、ストラヴィンスキーの火の鳥全曲でした。

 

火の鳥はバレエ音楽です。

ロシア民話の火の鳥のお話をアレンジしたストーリーです。

 

りくのら娘が申すには、オリジナルの民話とはだいぶん話の内容が変わっているそうです。

 

ちょっと長いですけど、りくのら娘が語ってくれた火の鳥のお話を書きます。

りくのら娘再話ですので、いろいろ混ざっているかもしれません。

 

はじまりはじまり。

 

ある国の王様には三人の王子がいた。

王宮の庭の真ん中に金の実のなるりんごの木があった。

毎朝金の花を咲かせて夕方には金のりんごが実る宝の木だった。

 

しかしある時から、その金のりんごが夜中のうちに盗まれるようになった。

王様は王子たちに命じて寝ずの番をし、りんご盗人を捉えるようにと命じました。

 

けれども上のふたりの兄王子たちは、ぐっすりと眠ってしまって失敗した。

三番目のイワン王子は、指先に傷をつけ、眠くなると傷に塩を塗りこんで痛みで目が覚めるようにしていた。

 

真夜中になると、火の鳥が舞い降りてきて金のりんごを盗っていこうとした。

イワン王子は弓に矢をつがえて、火の鳥を射ようとしたが、矢は外れ、尾羽一枚残して火の鳥は飛び去った。

 

翌日王様に火の鳥の尾羽を見せたところ、その美しさに、王様は火の鳥を捕えてくるように命を下した。

 

イワン王子は馬に乗って火の鳥を探す旅に出た。

 

しかし夜のうちに馬がさらわれ、探してみると骨だけになって見つかった。

 

狼が現われ、腹ペコだったので王子の馬を食べてしまったが、お詫びに王子を助けると申し出る。

そこで火の鳥の在りかを訪ねると、77の錠前がかかった庭園の中の金の鳥かごに入っていると教える。

 

狼に案内されて火の鳥の庭園にたどり着いたイワン王子。

狼は、今なら見張りが眠っているから忍び込んで火の鳥を取ってこられます、だけど火の鳥が入っている鳥かごには手を触れてはなりません、と教える。

 

にもかかわらず、金の鳥かごを見て欲しくなったイワン王子は鳥かごに手を出してしまう。(やっぱりね)

すると途端に城中の鐘が鳴り響き、王子は火の鳥泥棒として捕まってしまう。

 

火の鳥が必要な理由を話すと、その国の王様は、代わりに銀の羽根を生やした馬を持ってくれば、火の鳥を差し上げようと申し出る。

 

あっ、もう「楽しく強くなる荒川囲碁教室」に出かける時間となりましたので、続きは後ほど!

 

 

 

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No.142 お話を作ろう  リンク ( プールで金魚すくい )

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No.144 定規を使わずに リンク  ( しっぽの赤リボン、たてがみの三つ編み )

No.145 いろんな食べ方  リンク ( ハインラインは猫が好き )

No.146 数のイメージ  リンク ( 数には色がついている? )

No.147 手を描こう リンク  ( 恐怖を知らない人たちが発見された )

No.148 ご飯とパン リンク  ( ベジマイトとヌッテラ )

No.149 色のイメージ リンク  ( 共感覚 )

 

No.150 遊び方を教えて  リンク ( 家庭学習はのんびりやろう )

No.151 何をしまっておこうか  リンク ( 小学生の机の中には )

No,152 おいしそうなパフェ リンク  ( HTML文字数制限との戦い )

 

 

 

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