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【東野圭吾】マスカレードシリーズの読む順番と最新作を紹介

【東野圭吾】マスカレードシリーズの読む順番と最新作を紹介

東野圭吾さんの作品で、刑事とホテルマンという正反対のコンビが事件に挑むマスカレードシリーズ。2019年に『マスカレード・ホテル』が、木村拓哉・長澤まさみ共演で映画化もされました。

今回はそんな、東野圭吾さんの『マスカレードシリーズ』の読む順番と最新作をご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

マスカレードシリーズの最新作

マスカレード・ゲーム

マスカレード・ゲーム
(2022年4月20日)

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【東野圭吾】マスカレードシリーズの読む順番

一流ホテルの「ホテル・コルテシア東京」を舞台に、捜査一課の若手刑事である新田浩介と、女性フロントクラークである山岸尚美のコンビが事件を解決していく作品です。

おすすめの読む順番
  1. マスカレード・ホテル
  2. マスカレード・イブ
  3. マスカレード・ナイト
  4. マスカレード・ゲーム

東野圭吾さんのマスカレードシリーズを読む順番は、『マスカレード・ホテル』『マスカレード・イブ』『マスカレード・ナイト』『マスカレード・ゲーム』です。

各作品は関連するものの続編ではなく独立した作品となっているので、どれから読んでも問題はありませんが、マスカレードシリーズを堪能するのなら、上記の順番で読み進めることをおすすめします。

主な登場人物

  • 新田にった浩介こうすけ・・・警視庁捜査一課所属の若きエリート刑事。10代のころロサンゼルスで過ごし、英語が堪能な帰国子女。生意気なところがあり、先輩刑事と衝突することもしばしば。大胆な発想力と行動力で、事件解決の糸口をつかんでいく。
  • 山岸やまぎし尚美なおみ・・・ホテル・コルテシアのフロントクローク。徹底したプロ意識を持ち合わせており、努力することを惜しまない。すぐれた観察力と記憶力でお客様をもてなし、お客様の「仮面」を守ることを第一としている。

【東野圭吾】マスカレードシリーズのあらすじ

①『マスカレード・ホテル』

あらすじ

都内で3つの殺人事件がおきた。殺人事件現場に残された奇妙な暗号。どうやら次の犯行場所は、一流ホテルの「ホテル・コルテシア東京」と推測された。刑事の新田浩介は、ホテルマンに扮して潜入捜査する。彼の教育係としてフロントクラークの山岸尚美が選ばれ、2人でホテルにあらわれる怪しげな客に向かっていく。

おすすめポイント

容疑者もターゲットも不明のなか、繰り広げられるホテル内の攻防に息を呑む。悪を暴きだそうと目を光らせる刑事とお客さまをおもてなしする女性の対比も魅力である。仮面に隠された真実に挑む、立場の違う2人がおりなす正義感に心踊らされる物語。

②『マスカレード・イブ』

あらすじ

オープンまもない「ホテル・コルテシア大阪」の応援に東京から派遣されていた山岸尚美は、ある客たちの仮面に気づいた。そのころ、東京で発生した大学教授の殺人事件を探っていた新田浩介は、ある男に目をつけた。事件の夜、大阪にいたという男は、なぜかホテル名を口にしない。殺人の疑いをかけられても守りたいものとは…。

おすすめポイント

本作は『マスカレードホテル』より前の話で、新田と山岸がまだ出会う前のストーリーになっている。若かりしころの2人が描かれ、有能ぶりがうかがえつつも、まだ未熟な一面も見え隠れしている。

また、知らず知らずのうちに繋がりを見せるふたりにも要注目。新米である新田浩介と山岸尚美、ふたりの初々しさが垣間見える4つの物語に心躍らされる作品集。

③『マスカレード・ナイト』

あらすじ

マンションで発見された若い女性の遺体。電気ケーブルで感電させられたような傷跡が、胸と背中にあった。その後、警視庁に1通の密告状が届きます。そこには、犯人があらわれる日時と場所がしるされていた。その場所は、ホテル・コルテシア東京。はたして、大晦日のカウントダウンパーティ会場に犯人があらわれるのか…。

おすすめポイント

「ホテルマンに無理は禁句」ということを実践しようとしている山岸尚美。そんな彼女に無理難題が次々と迫られ、懸命にそれらに向き合うさまは、本作の見どころの一つになっている。一方で、複雑に絡まった密告者や犯人といった人間関係が真相を見えづらくし読み応えのある展開に引き込まれていく。

コンシェルジュに昇格し奔走する山岸尚美、またまたホテルに潜入する新田浩介、ふたりの成長ぶりを堪能しつつも、仮面を被った人たちを暴きだそうと物語に魅了されてしまう。

④『マスカレード・ゲーム』

あらすじ

都内でおきた3つの不可解な殺人事件。捜査をするなかで、被害者はみな過去に人を死なせたことのある者だった。やがて、その被害者たちを憎んでいる過去の事件の遺族たちが、ホテル・コルテシア東京に宿泊するということが判明する。

警部となった新田浩介は、またしてもホテルへの潜入捜査をおこなうことになるのだが…。

おすすめポイント

またもや、あの一流ホテルに潜入捜査することになった刑事の新田。警部に昇進して、ひと回り成長した彼の姿が描かれながらも、上司や新たに登場した女性の梓警部に捜査をかき乱され、頭を悩ませていく。

先の展開が読めないミステリーとしての面白さだけでなく、過去の事件における遺族や加害者たちの「罪」と向き合う姿に、心を揺り動かされるものがある物語。

まとめ

どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?

この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

【東野圭吾】マスカレードシリーズ 一覧

マスカレード・ホテル (集英社文庫)

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マスカレード・イブ (集英社文庫)

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マスカレード・ナイト (集英社文庫)

マスカレード・ナイト

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マスカレード・ゲーム

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この記事を書いた人

30代の元開発エンジニア。本の書評多め(ミステリ、ファンタジー、気になった本を読む雑食系)。現在は、自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづっています。

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