中山七里の最新刊は、2024年4月10日(水)発売予定の『能面検事の奮迅 (光文社文庫)』です。
本記事では、『ヒポクラテスの悲嘆 (単行本)』などの中山七里さんの最新刊の予定&文庫本の情報や、デビュー作品から現在までに出版された全作品一覧をご紹介します。
まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。
MEMO
単行本と文庫本など、複数出版されている場合は、最初に発売された日を出版日としています。また、アンソロジーや雑誌掲載のみの作品等は、除いておりますのでご了承ください。
中山七里の単行本の最新刊情報
『ヒポクラテスの悲嘆』
(2024/3/6発売)
家族はどこで一線を越えてしまったのか
浦和医大法医学教室にミイラ化した遺体が運び込まれた。亡くなったのは40歳の独身女性で、死後2週間が経っていた。 まだ4月だというのに埼玉で見つかった4体目の餓死死体だ。埼玉県警の古手川によると、女性は大学受験に失敗して以来20年以上引き籠っていたという。同居していた70代の両親は先行きを案じ、何とか更生させようと民間の自立支援団体を頼ったが、娘は激昂し食事も摂らなかったらしい。彼女はなぜ餓死を選んだのか? それとも親が嘘を? だが、解剖を行った光崎教授は、空っぽであるはずの胃から意外なものを見つけるが――。
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『有罪、とAIは告げた』
(2024/2/14発売)
東京地方裁判所の新人裁判官・高遠寺円は、日々の業務に忙殺されていた。公判、証人尋問、証拠や鑑定書の読み込み、判例等の抽出、判決文作成と徹夜が続く。
東京高裁総括判事の寺脇に呼び出された円は、ある任務を命じられる。中国から提供された「AI裁判官」を検証するというものだ。〈法神2〉と名付けられたその筐体に過去の裁判記録を入力する。果たして、〈法神〉が一瞬で作成した判決文は、裁判官が苦労して書き上げたものと遜色なく、判決もまた、全く同じものだった。業務の目覚ましい効率化は、全国の裁判官の福音となった。しかし円は〈法神〉の導入に懐疑的だった。周囲が絶賛すればするほどAI裁判官に対する警戒心が増す。
そんなある日、円は18歳少年が父親を刺殺した事件を担当することになる。年齢、犯行様態から判断の難しい裁判が予想された。裁判長の檜葉は、公判前に〈法神〉にシミュレートさせるという。データを入力し、出力された判決は――「死刑」。ついに、その審理が始まる。
罪は、数値化できるのか。裁判官の英知と経験はデータ化できるのか。連載、即緊急出版! 目前に迫るあり得る未来に、人間としての倫理と本質を問う法廷ミステリー。
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『彷徨う者たち』
(2024/1/26発売)
災害公営住宅への移転に伴い解体作業が進む仮設住宅の一室で見つかった他殺体。発見場所は出入り口がすべて施錠された完全密室、被害者は町役場の仮設住民の担当者だった。宮城県警の笘篠誠一郎刑事と蓮田将悟刑事は仮設住民と被害者とのトラブルの可能性を想定し、捜査にあたる。そこで遭遇したのは、蓮田にとって忘れがたい決別した過去に関わる人物だった――。
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『絡新婦の糸 警視庁サイバー犯罪対策課』
(2023/11/29発売)
ネット界最恐の情報通<市民調査室>。芸能人の醜聞、政財界の不祥事など、様々な暴露ネタで、物議を醸していた。しかし、ネットの炎上が現実に飛び火して、ついに人命に関わる事態に発展する。サイバー犯罪対策課の延藤は、執念深く捜査を進め、特定寸前まで追い詰めるのだが……。
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中山七里の文庫本の最新刊情報
『能面検事の奮迅』
(2024/4/10発売)
学校法人荻山学園に対する大阪・岸和田の国有地払い下げに関し、近畿財務局職員の収賄疑惑が持ち上がり、大阪地検特捜部が捜査を開始。ところがその特捜部内の担当検事による決裁文書改竄疑惑が浮上。最高検から調査チームが派遣され、大阪地検一級検事の不破俊太郎は信じがたいものを発見するのだが……。空気を読まず忖度もしない、完全無欠の司法マシン、再臨。超人気シリーズ第2弾!
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『テロリストの家』
(2024/2/14発売)
公安部のエリート刑事・幣原は、イスラム国関連の極秘捜査から突然外された。間もなく、息子の秀樹がテロリストに志願したとして逮捕された。妻や娘からは息子を売ったと疑われ、組織や世間には身内から犯罪者を出したと非難される。公安刑事は家庭と仕事の危機を乗りきれるのか!? 衝撃の社会派長編ミステリー!
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『おわかれはモーツァルト』
(2023/12/6発売)
2016年11月。盲目ながら2010年のショパンコンクールで2位に入賞したピアニスト・榊場隆平はクラシック界の話題を独占し人気を集めていた。しかし、「榊場の盲目は芝居ではないか」と絡んでいたフリーライターが銃殺され、榊場が犯人として疑われてしまう。事件は深夜、照明の落ちた室内で起きた。そんな状況下で殺人ができるのは、容疑者のうち、生来暗闇の中で暮らしてきた榊場だけだと警察は疑う。窮地に追いやられた榊場だったが、そんな彼のもとに、榊場と同様ショパンコンクールのファイナルに名を連ねたあの男が駆けつける――!
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『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』
(2023/10/11発売)
元裁判官で80歳を超えた今も信望が厚い高円寺静と、中部経済界の重鎮にして車椅子の〝暴走老人〟香月玄太郎の老老コンビが難事件を解決する、人気シリーズ第2弾。
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- 『ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人』角川文庫 2023/8/24
- 『ヒポクラテスの悔恨』祥伝社文庫 2023/6/9
- 『隣はシリアルキラー』集英社文庫 2023/4/20
- 『復讐の協奏曲』講談社文庫 2023/2/15
- 『騒がしい楽園』朝日文庫 2022/12/7
- 『毒島刑事最後の事件』幻冬舎文庫 2022/10/6
- 『帝都地下迷宮』PHP文芸文庫 2022/8/4
- 『カインの傲慢 刑事犬養隼人』角川文庫 2022/6/10
- 『死にゆく者の祈り』新潮文庫 2022/3/28
- 『人面瘡探偵』小学館文庫 2022/2/4
中山七里の作品一覧【年代別】
2024年~2020年
2019年~2015年
2014年~2010年
エッセイ
中山七里のよくある質問
- 中山七里の最新刊は?
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中山七里の最新刊は、2024年4月10日(水)発売予定の『能面検事の奮迅 (光文社文庫)』です。
まとめ
どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?
この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。
それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ
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