秩父にも春 花咲く美の山公園へ
(写真:「花の美の山公園を訪ねる道」桜と武甲山)
どうか読者に!⤵
みなさん、こんにちは。
「混沌の埼玉編」は長瀞渓谷まで進んだところです。
前回の旅はコチラ⤵関東ふれあいの道一周は、現在こんな感じ。
ホントに、一周まであと少しになってきました!
がんばるぞっ!
さて、今回のルートの詳細です。
ここから「花の美の山公園を訪ねるみち」に入ります。
このルートは美の山公園を越え、二十三夜寺に下り、高原牧場入口バス停で終了する8.2kmの道。
高原牧場バス停からは「大霧山に登るみち」13.1kmに入ります。
大霧山に登った後は、3つの峠を越えて、白石車庫バス停まで下り、今回の旅は終了。
全部で20km少々の道のり。
今回はツェルト野営はなし。日帰りの旅です。
ということで、前回の旅から約2ヶ月後の2019年4月6日に旅しました。
秩父にも春がきた
さて、今回の旅は4月6日ですから、もう春の気配が漂っています。
乗り換えで降りた「御花畑駅」が、すでに春満開。
何と、かわいらしい看板!
御花畑駅は別名「芝桜駅」といい、近くの羊山公園の芝桜が有名です。
8時30分に親鼻駅を出発
今日もいい天気!
駅を後にし、太い道路を渡って住宅地を抜けたのち、美の山公園への入り口に。
裏山への入り口のようで目立ちませんが、しっかり道標があるので迷いません。
それでは登っていきましょう。
山道に入りますが、緩やかで明るい登りです。
ハイキングにぴったりですね。
林の中は、まだ少し春には遠いかな。
一度、舗装道を横切りますが、こんな感じの登りが続きます。
やがて道は舗装された遊歩道に変わります。
向こうに展望台らしき場所が見えてきました。
展望台から望む景色には、どことなく春の霞が漂っている。
夏の鮮やかな色彩とも、冬の澄んだ空気感とも違う、春独特の穏やかな雰囲気。
旅をしていると、生き生きとした季節の移り変わりを感じます。
展望台を過ぎると、整備された園地に入りました。
09時45分、美の山公園に到着です。
まだ満開には早いですが、桜の花が!
秩父にも春がきた!
花の美の山公園
なにしろこのルートは「花の美の山公園を訪ねるみち」と名付けられています。
やはり、花の季節に訪れるのがおすすめ。
公園の中心部には、大きな桜の木が。
美の山公園では春はもちろん、ほぼ一年を通じて花が楽しめるようです。
春はシャガ、アヤメ、ショウブ。
夏にはユリ、スイセン。
秋、ヒガンバナ。冬にリンドウ。
そして、燃え上がるように桜が咲いている。
桜の後ろには、これから旅する山並みが。
その山なみの向こうには、関東一周の終点、東京都が待ってる。
公園からは、真正面に武甲山が見えます。
桜と、青空と、武甲山。
もう、今にも走り出したい!
二十三夜寺へと下る
春の陽気のせいか、なんだか気分が高揚してきました。
この勢いで、一気に山を下り、二十三夜寺まで行っちゃいましょう。
公園を出ると、再び雑木林の道が続きます。
途中、何度か舗装道を横切りますが、すぐに山道に入ります。
こういう箇所は見落としやすい。
道を間違えないように行きましょう。
勢いがついてると、そのまま舗装道を進んでしまいますからね。
このまま下っていくと、静かな集落に出ました。
ここにも、大きな桜の木が。
やはり、花をつけた桜の木は、存在感が違いますね。
一気に周囲が明るくなる気がします。
左側の道を勢いよく下っていくと、再び森へと入る道が正面に。
よーし、道もしっかり続いてるぞ。
しかし、どうも違和感を感じる。
あまり理由はないのですが、何となく。
ちょっと気になったので、戻って道を確認してみると、道路わきに鋭角に折れ曲がる道標を発見。
坂道を勢いよく下ってくると、つい正面に目が行ってしまいますね。
危ないところでした。
で、道標のほうに進みますが、これも怪しいなぁ。
家の裏庭みたいだけど・・・
まぁ、道標が指しているので進んでみよう。
しばらく、判然としない道が続きます。
分岐らしい分岐もないので、このまま進みます。
しばらく行くと、こんな標識が。
しかし、あたりは茶色い枯草ばかり。
季節が少し早かったのかな。
それでも探してみると、小さな花がちらほら見つかりました。
これかな?
季節が合えば、もっと咲いているのかもしれませんね。
ちょっと残念。
イカリソウを後にして、さらに進んでいきます。
すると、再び集落に出ました。
山道はまだ冬の気配ですが、集落に入ると花が咲いていて急に雰囲気が変わります。
おっと、また真っ直ぐ行くところだった。
よく見ると、林縁に道標が。
舗装道になると、そのまま進みがちになってしまいますね。
ここは結構目立つ場所に道標が立っていたので、見落としはしませんでしたが。
道標に従って林に入ると、程なく木々の向こうに寺院の屋根が見えてきました。
二十三夜寺です。
時刻はちょうど11時でした。
二十三夜寺も花盛り
二十三夜寺は、聖徳太子がこの地を訪れた際に、自ら薬師如来像を彫り、草ぶきの家に安置したのが始まりとのことです。
華やかな彩りの本堂。
そして、さらに彩りを添えていたのが、咲き誇る桜でした。
山門の向こうには、桜の花がいっぱい。
暗がりから覗く、春の色の鮮やかさ。
境内の静けさと、にぎやかな色彩の対照が印象的でした。
門を下ると、満開の桜!
日本のお寺は、どこも独特のよさがあるけど、やっぱり山寺がいい。
自然と一体化していて、とても心地よさを感じます。
手水のカエル像も可愛らしかった。
(*´ω`*) ラブリー
これもまた、のんきな風情で良きかな。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は二十三夜寺を後にし、大霧山に登りますね。
ではまた。
(^ω^)ノ バイバイ
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