ロングトレイルの旅   関東ふれあいの道一周

1都6県をつなぐ自然歩道「関東ふれあいの道」1800Kmを一周するりゅうぞうのブログです。

秩父にも春 花咲く美の山公園へ

f:id:trailtravel:20190723210048j:plain(写真:「花の美の山公園を訪ねる道」桜と武甲山

どうか読者に!⤵

みなさん、こんにちは。

「混沌の埼玉編」長瀞渓谷まで進んだところです。

前回の旅はコチラ⤵関東ふれあいの道一周は、現在こんな感じ。

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ホントに、一周まであと少しになってきました!

がんばるぞっ!

 

さて、今回のルートの詳細です。

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長瀞渓谷沿いの親鼻駅からスタート

親鼻は前回終了した上長瀞駅の隣の駅です。

ここから「花の美の山公園を訪ねるみち」に入ります。

このルートは美の山公園を越え、二十三夜寺に下り、高原牧場入口バス停で終了する8.2kmの道。

高原牧場バス停からは「大霧山に登るみち」13.1kmに入ります。

大霧山に登った後は、3つの峠を越えて、白石車庫バス停まで下り、今回の旅は終了。

全部で20km少々の道のり。

今回はツェルト野営はなし。日帰りの旅です。

ということで、前回の旅から約2ヶ月後の2019年4月6日に旅しました。

 

秩父にも春がきた

さて、今回の旅は4月6日ですから、もう春の気配が漂っています。

乗り換えで降りた御花畑駅が、すでに春満開。

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何と、かわいらしい看板!

御花畑駅は別名「芝桜駅」といい、近くの羊山公園の芝桜が有名です。

 

8時30分に親鼻駅を出発

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今日もいい天気!

駅を後にし、太い道路を渡って住宅地を抜けたのち、美の山公園への入り口に。

裏山への入り口のようで目立ちませんが、しっかり道標があるので迷いません。

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それでは登っていきましょう。

山道に入りますが、緩やかで明るい登りです。

ハイキングにぴったりですね。

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林の中は、まだ少し春には遠いかな。

一度、舗装道を横切りますが、こんな感じの登りが続きます。

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やがて道は舗装された遊歩道に変わります。

向こうに展望台らしき場所が見えてきました。

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展望台から望む景色には、どことなく春の霞が漂っている。

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夏の鮮やかな色彩とも、冬の澄んだ空気感とも違う、春独特の穏やかな雰囲気。

旅をしていると、生き生きとした季節の移り変わりを感じます。

 

展望台を過ぎると、整備された園地に入りました。

09時45分、美の山公園に到着です。

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まだ満開には早いですが、桜の花が!

秩父にも春がきた!

 

花の美の山公園

なにしろこのルートは「花の美の山公園を訪ねるみち」と名付けられています。

やはり、花の季節に訪れるのがおすすめ。

公園の中心部には、大きな桜の木が。

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美の山公園では春はもちろん、ほぼ一年を通じて花が楽しめるようです。

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春はシャガ、アヤメ、ショウブ。

夏にはユリ、スイセン

秋、ヒガンバナ。冬にリンドウ。

 

そして、燃え上がるように桜が咲いている。

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桜の後ろには、これから旅する山並みが。

その山なみの向こうには、関東一周の終点、東京都が待ってる。

 

公園からは、真正面に武甲山が見えます。

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桜と、青空と、武甲山

もう、今にも走り出したい!

 

二十三夜寺へと下る

春の陽気のせいか、なんだか気分が高揚してきました。

この勢いで、一気に山を下り、二十三夜寺まで行っちゃいましょう。

公園を出ると、再び雑木林の道が続きます。

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途中、何度か舗装道を横切りますが、すぐに山道に入ります。

 

こういう箇所は見落としやすい。

道を間違えないように行きましょう。

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勢いがついてると、そのまま舗装道を進んでしまいますからね。

 

このまま下っていくと、静かな集落に出ました。

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ここにも、大きな桜の木が。

やはり、花をつけた桜の木は、存在感が違いますね。

一気に周囲が明るくなる気がします。

 

左側の道を勢いよく下っていくと、再び森へと入る道が正面に。

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よーし、道もしっかり続いてるぞ。

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しかし、どうも違和感を感じる。

あまり理由はないのですが、何となく。

ちょっと気になったので、戻って道を確認してみると、道路わきに鋭角に折れ曲がる道標を発見。

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坂道を勢いよく下ってくると、つい正面に目が行ってしまいますね。

危ないところでした。

 

で、道標のほうに進みますが、これも怪しいなぁ。

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家の裏庭みたいだけど・・・

まぁ、道標が指しているので進んでみよう。

 

しばらく、判然としない道が続きます。

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分岐らしい分岐もないので、このまま進みます。

しばらく行くと、こんな標識が。

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しかし、あたりは茶色い枯草ばかり。

季節が少し早かったのかな。

それでも探してみると、小さな花がちらほら見つかりました。

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これかな?

季節が合えば、もっと咲いているのかもしれませんね。

ちょっと残念。

 

イカリソウを後にして、さらに進んでいきます。

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すると、再び集落に出ました。

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山道はまだ冬の気配ですが、集落に入ると花が咲いていて急に雰囲気が変わります。

 

おっと、また真っ直ぐ行くところだった。

よく見ると、林縁に道標が。

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舗装道になると、そのまま進みがちになってしまいますね。

ここは結構目立つ場所に道標が立っていたので、見落としはしませんでしたが。

 

道標に従って林に入ると、程なく木々の向こうに寺院の屋根が見えてきました。

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二十三夜寺です。

時刻はちょうど11時でした。

 

二十三夜寺も花盛り

二十三夜寺は、聖徳太子がこの地を訪れた際に、自ら薬師如来像を彫り、草ぶきの家に安置したのが始まりとのことです。

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華やかな彩りの本堂。

そして、さらに彩りを添えていたのが、咲き誇る桜でした。

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山門の向こうには、桜の花がいっぱい。

暗がりから覗く、春の色の鮮やかさ。

境内の静けさと、にぎやかな色彩の対照が印象的でした。

 

門を下ると、満開の桜!

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日本のお寺は、どこも独特のよさがあるけど、やっぱり山寺がいい。

自然と一体化していて、とても心地よさを感じます。

 

手水のカエル像も可愛らしかった。

(*´ω`*) ラブリー

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これもまた、のんきな風情で良きかな。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回は二十三夜寺を後にし、大霧山に登りますね。

ではまた。

(^ω^)ノ バイバイ

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