いざ伊豆ヶ岳
どうか読者に!⤵
みなさん、こんにちは。
(^ω^)b
混沌の秩父編、前回は白石の集落から七つの峠を越え、正丸駅で終了しましたね。
前回の旅はコチラ⤵
なんと、早くも埼玉の旅も残すところ、あと半分ほどになってしまいました。
もう、一山越えればそこは東京との県境。
全体図はコチラ⤵
群馬や千葉の、あの果てしもない長さに比べれば、まるで嘘のような進捗のスピード。
やはり、東西に長い県を南北に縦断していますからね。そこは短い。
ともあれ、旅も終わりが着々と近づいてきた。
嬉しいような、寂しいような・・・。
さて、今回の旅の細部ルートです。
正丸駅を出発し、前回下った谷沿いを逆に登って正丸峠まで。
正丸峠からは南へ伸びる尾根線沿いに伊豆ヶ岳へと登る。
その後、高畑山から天目指峠(あまめさすとうげ)を経て、子の権現(ねのごんげん)へ。
子の権現からは、山を下り吾野(あがの)駅でゴール。
全長14.5kmの「伊豆ヶ岳を越えるみち」です。
今回は珍しく、1ルートのみの旅。
そしてなんと、奥さんと娘ちゃんが一緒に旅してくれることに!!
Σ(;゚Д゚) ウオォォォ!!
これは嬉しいっ!!
初めて家族が、ふれあいの道一周に興味を持ってくれた!
ということで、10連休GWのど真ん中、2019年5月1日に旅しましたよ。
正丸峠ふたたび
せっかく奥さんと娘が一緒に旅してくれるにもかかわらず、GW前半は見事に雨模様。
5月1日も、かなり怪しい天気です。
ここはやはり、アレに頼るしかない!
ということで、
てるてる坊主!
心を込めて作りました・・・
そのおかげなのか、電車での移動中、ぐんぐん天候が回復!
青空が見えてきました!
(*´Д`) ヨシッ!
元気よく正丸駅を出発します。
前回は気付かなかったけど、駅のホームには、ふれあいの道の大きな案内板が。
ということで、9時20分に元気よく正丸駅を出発。
まずはガードをくぐり、正丸の集落へと入っていきます。
せせらぎに沿って続く道を登り、正丸峠を目指します。
集落のはずれに小さな祠がありました。
ここから、山道に入っていきます。
杉の森の中を流れる沢に沿って、山道を登る。
前回も見た、倒木のアーチ。
しかし、何度見ても絶妙な位置でアーチができていますよね。
ほらほら! と自分の手柄のように自慢げに、奥さんにアーチを見せます。
奥さんは、感心したのか、しなかったのか、「ほぅ・・」という返事。
次第に谷が深くなり、登り傾斜がきつくなってきました。
今日は、奥さんと娘ちゃんがいるので、ゆっくりペースで登ります。
すこし二人が疲れ始めたころ、峠の茶屋の下の階段に出ました。
これもまた、かなり急。
よいしょ、よいしょと登り、ようやく正丸峠に到着。
再びの展望記念碑です。
10時30分でした。
いざ伊豆ヶ岳
正丸峠からは、南へ伸びる尾根沿いに伊豆ヶ岳へと向かいましょう。
茶屋の裏に登山道の入り口があります。
ここを登っていくんだ。
しばらく進むと、面白い光景が。
どうです、尾根を挟んで、左が針葉樹、右が広葉樹。
植生の違いで、森の雰囲気ってこんなに異なるんですね。
ぼくはどちらかと言うと、優しい感じのする広葉樹が好きかな。
針葉樹の森は、樹高も高く暗いので、魔女の森みたい。
とはいっても、針葉樹のシャープな感じも捨てがたいんですけどね。
二つの森を楽しめる、いい尾根道です。
ゆっくり歩いて1時間、小高山の山頂に到着。
頂上はベンチもあり、一休みするにはピッタリ。
小高山というつつましい名前ですが、見晴らしもなかなか。
雨が止んでよかった。
奥さんも娘ちゃんも、結構楽しんでくれているようです。
さて、この調子で伊豆ヶ岳まで一気に行っちゃいましょう。
小高山から、下ってー
そして、登ってー
また、下ってー
登ってー
(*´Д`);つД`) ハアハア
いかん!
奥さんと娘ちゃんが疲れ始めている!
たった10分弱の道のりですが・・・・
しかし実は、ここからが伊豆ヶ岳への登りになるのです。
トラロープの先は、男坂といって、急な岩登り。
しかし、落石注意とのこと。
立ち入り禁止ではないですが、男坂を避け、女坂から伊豆ヶ岳へ向かうことにします。
しかし、女坂は崩落しているらしい。
なので、新女坂?から伊豆ヶ岳へ。
しかし、新女坂もなかなかの難路
よいしょっ!
よいしょ、よいしょっ!
そしてようやく、ロープの補助を得ながら、山頂部に到着。
やっと奥さんと娘ちゃんの顔に笑顔が戻ってきました。
伊豆ヶ岳山頂にて
山頂のあたりは、桜の花びらが落ちて、一面のピンク色
たしかに、葉桜になっていますが、桜の木がたくさん。
もしかすると、隠れた花見スポットなのかも。
山頂は、意外に広くなっています。
この先が、真の山頂らしい。
途中、伊豆ヶ岳の由来を説明してくれる看板が。
たしかに、「秩父なのになんで伊豆?」と不思議に思っていました。
それによると、アイヌ語で尖った山頂を意味する「イズ」説や、
遠く伊豆まで望めるので「伊豆」説
ゆずの木が多く生えていたので「ゆず」説
ふもとに温泉が湧いていたので「湯づ」説、などなど。
もっともらしいような、眉唾なような。
個人的には、アイヌ語説が一番ピッタリくるかな。
ということは、この辺りまでアイヌの人が住んでいたんですよね。
遠い遠い、昔の話です。
11時45分、伊豆ヶ岳山頂に到着。
標高は851mなれど、ここもまた低山の名山。
充分な見晴らしです。
さて、ここでお昼にしましょう。
ということで、次回は伊豆ヶ岳から子の権現へ向かう旅の続きを書きますね。
次回の旅はコチラ⤵
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また。
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