どうも、かんみのです。
みなさんは三重県は東日本だと思いますかそれとも西日本どちらだとおもいますか?
この問題については昔からテレビやネットで取り上げられて来ました。
と言うことで今回は三重県育ちの僕が独断と偏見で三重県は東日本か西日本という問題について導き出した答えについて理由とともに書いて行きたいと思います。
まず、三重県育ちと言いましてもどこの地区で育ったかで言葉のニュアンスが違ってきますし、同じ三重県民同士でも地区によってお互いに理解出来ない言葉が出てくることもたまにあります。
なので言いますと、僕の育ったのは三重県の北勢地区です。北勢地区とは桑名市、四日市市、鈴鹿市などの比較的三重県の中でも名古屋に近い地域のことを指します。
また、他にも三重県には大きく分けて中勢地区(津市など)、南勢地区(松阪市、伊勢市など)、伊賀地区(名張市、伊賀市など)などがあります。
先に結論から書きますと
結論
僕が導き出した答えは三重県は西日本です。
厳密に言うと名古屋の文化に強く影響された西日本の県という感じです。
ちゃんとした理由も書きますが感覚的なものだけで言いますと西日本と言われれば「まあ、そうなるのかな」と言う感じで納得できます。
しかし、三重県は東日本だと言われれば比較的三重県の中でも名古屋に近い地域で育った僕ですら「それはない、絶対に違う!」と言う気持ちになったり、違和感を覚えます。
では、ちゃんと考えた理由を説明して行きます。
理由1
三重県の小学校では三重県は近畿地方だと教えられます。たぶんそれはどこの地区でも同じだと思います。
「えっ、三重県は東海地方じゃないの」と思うかもしれません
確かに三重県は東海地方です。ですが同時に近畿地方でもあります。
おかしいと思う方もいるかもしれませんが
他に例を上げるのであれば三重県の隣の愛知県は中部地方であると同時に東海地方です。
そもそも東海地方とは日本の地域をさらに細かく分けた場合にできてくる地域です。
日本を地域別で分けると
この八つの地域に分かれます。
これよりさらに細かく分けると東海が出て来ます。
- 道北
- 道東
- 道央
- 道南
- 北東北
- 南東北
- 北関東
- 南関東
- 甲信越
- 北陸
- 東海
- 関西
- 山陽
- 山陰
- 北四国
- 南四国
- 北部九州
- 南九州
- 琉球
このように細かく分けられて初めて東海が出て来ます。これが三重県が西日本だと思う1つ目の理由です。
理由2
2つ目の理由としましては交通系ICカードです。
東京ではSuika(スイカ)を使う人が多いですが大阪や広島ではICOCA(イコカ)使う人が多いです。
そして問題の三重ではICOCA(イコカ)がよく使われています。僕自身も学生の時に発行したICOCAを使っています。
ちなみに同じ東海地方の愛知、岐阜ではTOICA(トイカ)がよく使われます。
理由3
三重県では電気の周波数が60Hz(ヘルツ)なのです。
東日本では50Hz、西日本では60Hzです。このことから三重は西日本ではないでしょうか。
ちなみになぜ、東日本と西日本で電気の周波数が違う理由を簡単に説明しますと、
明治時代に東日本の電力会社はドイツから発電機を輸入し
一方で西日本の電力会社はアメリカから発電機を輸入したのでこのように日本の中でも電気の周波数が違ってきたようです。
理由4
三重県はNTT西日本に入ります。NTTとは日本電信電話株式会社を英語にした時の略称です。
NTT聞いたことあるけれど何しているかわからないという方に説明します。
超簡単にNTTのことをまとめます。
通信系の会社です(笑)。
理由5
三重県には三重弁というものがあります。
例えばですが
「やんなー」「できやんやん」「そうやに」
とかです他県の方から聞いたらやんやん、やんやんうるさいなと言った感じではないでしょうか?(わかりませんが)
この三重弁はよくエセ関西弁と言われています。
僕もなぜエセ関西弁と言われているかはわかりませんがエセ関西弁と言われています。
理由6
6つめの理由は食文化です。一応書きますが僕的にはあまり参考にすべきではないと思います。
理由としましては転勤で三重県にくる人が多いということです。
このように三重県には転勤でくる人が多いので食文化がごちゃ混ぜになることはしょうがないことです。
よくテレビとかでどこからが丸もちでどこからは角もちかとか言いますがこんなに転勤でくる人が多ければごちゃ混ぜで境目なんかないも同然です。
なのでここでははっきりしている食文化だけを書いて行きます。(あまりないですが(笑)。)
桜もち 三重県では道明寺粉で作られた関西風の桜もちです。
関東風の桜餅を見たことがなかったので東京で長細い和菓子がスーパーで桜餅として売られていたのを見たときはかなり衝撃的でした。
味噌 学校の給食では合わせ味噌でも白味噌でもなく赤味噌の味噌汁でした。チェーン店ではなく個人店のとんかつ屋やではとんかつを頼んだら味噌カツが出てくるところもあります。
それにテレビのCMでは『かけてみそつけてみそ』のCMもよくやっています。この味噌の文化は間違いなく名古屋に影響されていますね。
(ただこれは北勢地区だけかもしれません。)
スガキヤ みなさん『スガキヤ』を知っていますか名古屋のソウルフードです。三重県にもたくさんの店舗があります。なので『スガキヤ』がみじかにありすぎて全国どこにでもあるものだと思っていました。
しかし18歳の時に初めて『スガキヤ』が全国区ではないと知りかなり驚きました。これも間違いなく名古屋に影響されていますね。
ちなみに『スガキヤ』とは白濁しているスープのラーメンが出てくるお店の名前です。
味噌文化にしろ『スガキヤ』にしろ東日本の文化というよりは名古屋の文化です。
なので僕は初めの方で名古屋に強く影響された西日本の県だと書かせていただきました。
以上の6つの理由から三重県は西日本だと言えるのではないでしょうか。
参考にしていただければ幸いです。
では、また次の記事でお会いしましょう。