☆前記事→☆こちら☆からの続きです☆

 

 

 

10月10日木曜日、

NHK音楽祭2019の続きでございますm(__)m

 

 

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▽トン・コープマン指揮 NHK交響楽団
金子奈緒
【解説】岩村力


「交響曲第40番 ト短調 K.550」 モーツァルト作曲
(30分40秒)
(管弦楽)NHK交響楽団
(指揮)トン・コープマン

「レクイエム K.626」 モーツァルト作曲
(44分00秒)
(管弦楽)NHK交響楽団
(指揮)トン・コープマン
(ソプラノ)イツァベル・アリアス・フェルナンデス
(アルト)藤木 大地
(テノール)パトリック・グラール
(バス)クラウス・メルテンス
(合唱)新国立劇場合唱団
~NHKホールから中継~
(2019年10月10日)

 

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記憶がアヤシイですが…

 

確か、映画《アマデウス》で

 

冒頭、衝撃的なシーンがあって

 

 

 

そこでBGMに流れるのが

 

モーツァルトの交響曲第25番ト短調

 

 

モーツァルトのふたつしかない

短調で書かれた交響曲のひとつです

 

ふたつしかない短調の交響曲が

両方ともト短調という調性で書かれています

 

 

☆以下の動画お借りいたしましたm(__)mありがとうございます☆

↑本編は英語版とのことですが

こちらは何語か?吹き替えです。セニョールって言ってるので

スペイン語か?ポルトガル語か?

 

何となくですがポルトガル語?うーん

とにかく、もしかしたらこれってそのうち削除される動画かも?

ですので…もしご覧になりたい方は、どうぞお早めに…m(__)m

 

記憶があやしかったので、↑動画冒頭確認しましたが

映画「アマデウス」

やはり25番シンフォニーでしたm(__)m

 

 

 

ト短調、という調性には

 

何か、疾走感を煽るところがあるのでしょうか

 

 

コープマンさんの交響曲第40番に感じた

「ドライヴ感」

も、そういうヒートアップしていく感覚がありました

 

フレーズの節目節目で、そこを外さないように

車で言えば、脱輪しないように

 

キチっと抑えて

 

アクセントをつけていく様

 

当日私のシートはホールの3階席でしたが

そこから見える限りでも

 

観ていてとてもわかりやすかったんです

 

 

こんなにイキイキとしたモーツァルトも

 

なかなか聴かないです

 

 

前回の記事にも書きましたように…

 

モーツァルトが生きていたことを

 

体感させるような…

 

彼がペチャクチャおしゃべりしたり

笑ったり…動いているかのような

 

そんな「声」が聞こえてくるかのような

 

 

 

 

演奏の、起伏、アクセントの付け方

 

そういうものが成せるワザだったのでしょうか…

 

 

 

よくわかりませんが、

そんな

トン・コープマン「マジック」

 

 

これまで何百回と聞いてきたこの曲…

これは、はじめて聴くものでした。

 

 

 

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後半のレクイエム。

 

 

 

嗚咽が止まらなくなり参りました

 

 

 

私としては、直前に9年間共に過ごした

「家族」を亡くして、

結構精神的にも堪えていたので…

 

ご同行いただいた

あいぼうさま@学生時代以来の親友ヴィオラ弾きにも

 

“金魚のためのレクイエム”

 

と言われるくらい、精神的にピッタリ?

タイムリーな作品でしたが

 

 

そういうことを抜きにしても

 

参りました

 

 

演奏終了後にあいぼうさまは

「あたしみこちゃんちの金魚のことばかり考えてたよ」(←追悼モード?)と言ってくださったのですが、私的にはすっかりそんなことを忘れておりました…あせるあせる(バタコ※ごめんよ…(>_<)※金魚の名@幼少期の我が家の子供たち命名)

 

 

私には、モーツァルトのことしか、なかった

 

 

…レクイエム ニ短調 K.626

 

 

モーツァルトのレクイエムは、

第8曲目のラクリモーサ(涙の日)の

8小節目で終わっています

これが彼の絶筆と言われていて

全体的に補筆完成させたのは弟子?の

ジュスマイヤー

 

他にもいくつか版が出ていますが

 

つまり、未完の作品ということです

 

 

もう20年以上前に

この曲を初めて聞いたときから

随分と入れ込んで聞いてきましたが

 

今回、初めて気が付きました

 

 

この曲は、

モーツァルトのレクイエム、なのです

 

 


モーツァルトへのレクイエム

 

 

 

書かれた当時のことはわかりませんが

 

 

少なくとも、この日

10月10日木曜日NHKホール

 

ここで聞いたコープマンさんのレクイエムは

モーツァルトへのレクイエム、なんだ、と

 


そう感じました

 

 

こんなこと、それまで感じたことがなかった

 

 

第11曲目サンクトゥスから

 

第12曲目アニュス・デイ

 

ここに至って、グッと、勢いを増していく演奏に

 

 

とつぜん、モーツァルトの「生きざま」が

 

 

35年の生涯を駆け抜けた、彼の一生が

 

描かれている

 

 

そんなことを感じて

 

 


あぁ、そうか

 

この曲は、彼のために書かれた作品なのだな、と

 

 


本人はさておき、

少なくとも、補筆完成させた側には

そういう意図が明確にあったに違いない

 

そんな感情が湧いてきた

 


なぜでしょう

 

 

これまで、どんなステキな演奏を聴いても

こんなことは感じたことがなかったのに

 


この日の演奏には

 

ハッとしたんです

 

 


生きていたころの、彼(モーツァルト)の姿が

 

見えるような

 

 

そういう、“なにか”が込められていると感じた

 

 

あぁ…短くとも、濃い時間を過ごしたんだなぁ

 

愛されていたんだなぁ、と

 


誰かの思いが伝わってくる…演奏でした

 



 

感極まっても泣くのをこらえていたのですが

 

 

曲終了直後、客席から即座に拍手が出てしまい

 


しかし、それには反応しない

微動だにしない

 

コープマンさんと


オーケストラ

合唱団の


首を垂れる姿に

 

その姿と拍手の音のギャップに、

私の糸は切れてしまって

拍手の音に紛れたのを幸いに

思わずしゃくりあげてしまいました(>_<)

 

 

舞台の反応がないことに気が付いた客席は

 

拍手が止み

 

 

それから、しばらく


静寂 


 

やがて頷いて

客席を振り返るコープマンさんが

こちらを向いて一礼してから

 

あらためて、割れるような拍手が起こりました

 

 

 

この日、


モーツァルトは生きていました

 

 

 

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当日の配布物

 

 

こちら、プログラムかと思いきや

 

チラシの入ったちょっと丈夫な作りの

ホルダー?

開くと右サイドしたに受け皿があって

そこにチラシが数枚入っている、という

 

プログラムは?うーん

 


今回、音楽祭ということで?

 

 

 

一部千円で販売されていました!

↓↓↓

↗こちらのブースでも、販売。

 

↓拡大版。


…。


モツレクの歌詞が載っているとかで

 

とってもご年配のおぢさんが…

 

「これ、歌詞載ってるの?」

 

 

と、見本を手に取るワタクシの隣で、お買い上げ~

 


…。


コープマンさんの特集ページには心惹かれましたが…

 

今月はご子息(高二氏@第一子長男)の修学旅行があったり

 

突如彼の制服のズボンのファスナーが壊れて

急遽応急措置はしたものの

やはりズボンは新調したり…

ちょっとプログラムまで購入の余裕はなく~

 

 


 

いいもーん。ぶーアップ

 

アタシ、モツレクの歌詞なら持ってるもーん。ぶー

 

 

(でもコープマンさんの特集は読みたかったな~)

 

 

そんな負け惜しみな夕べ…

 

 

アルトの方が急遽カウンターテナーの方に変更~

 

でも

特にやっつけ的な違和感もなく

 

むしろ冒頭のソプラノの方が

あれ?という出だしでしたが

ほどなくノリノリになり…

 

 

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↑(パーヴォの)サイン会がなくても

やっぱり最後の客なのか?えー?

 


いえいえ…(笑)

 


この、奥の階段を上ったところ~

 

 


なんと!

 

ミナサマ、写真撮影中~?!

 

 


え? 目 なになに?

 

何をそんなに撮ってるの?

 

 

 

 


 

 

あ~、なるほどーー

 

 

それが、こちら~↑



では、アタクシも♡チュー音譜

 

 

 


角度を変えて撮ってみた☆

 

 

 

 

 

 

 

↑こちらはあいぼうさまによる「盗撮」だそうです…

 

(許可を得て掲載しております)

 

上掲の写真を撮っているらしきアタクシ…m(__)m

 

撮られていることにもまったく気が付かない。

 

…m(__)m

 


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コープマンさん、終始腰が低い感じ


ニコニコしてくださって

かわいらしい感じの方でした…

 

 

 

演奏もお人柄も

 

 

こころにしっかりと刻まれました

 

 

 

 

また、日本に来てくださいね

 

こころから、お待ちしております。

 

 

 

 

 

ありがとうございました☆

 

 

 

モーツァルト、ありがとう…♪♪



 

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