1964年の東京オリンピック開催を記念して創設されたSⅠ東京記念。
秋のダートグレード競走を視野に入れている有力馬たちが毎年数多く出走してくる一戦です。
このレースで5着以内に入った南関東所属馬には埼玉新聞栄冠賞の優先出走権も与えられます。
使用されるのは大井ダート2400m外回り。
外回りコースの第3コーナーあたりからスタートして、コースを約1周半するレイアウト。
スタートしてからすぐにコーナーが来るので、内枠に入った馬たちは、逃げ先行脚質でないと外からかぶせられる形になってしまい苦戦を強いられます。
また、少頭数の場合は大外枠でも問題ないのですが、今年は15頭立てになっているので、距離ロスしやすい外枠は少々不利になってしまいそう。
2400mと長丁場ではありますが、7歳以上の高齢馬がよく好走するレースでもあります。
若い馬たちの成績が振るわないことを考えても、実績があり競争歴の長い馬たちのほうが、ここでは1枚上のレースを、してくれるようですね。
では上記のことを踏まえて、好走してくれそうな馬を考えていこうと思います。
・サブノクロヒョウ
施行回数の少ない大井ダート2400mで2-1-2-2と抜群の成績を残しているサブノクロヒョウ。
今年も昨年と同じように東京記念トライアルを使ってこのレースに参戦してきました。
昨年の東京記念は12着と大敗でしたが、これは明らかに馬場が合わなかったことが原因。
不良馬場でタイムが早くなり、追走するだけでバテてしまいました。
スタミナとパワーのあるロージズインメイ産駒なのでスピードを求められるレースではどうしても最後についていけなくなってしまうんですね。
今回はどうしても逃げたいというような馬はいないのでペースもある程度落ち着いてくれるでしょう。
同じラップを淡々と刻む流れになれば、サブノクロヒョウのポテンシャルを十分に発揮できると思います。
更にこのレースは人気を落としたリピーターが好走するという特徴も持っています。
サブノクロヒョウは2017年にこのレースを12番人気で勝利していますが、その後は2年続けての2桁着順。
今年辺りでまた馬券に絡んできそうな雰囲気がすごく出ていますね。
当日時計がかかる馬場になっていれば、思い切って買いたい1頭です。
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