GⅠスプリンターズステークスの前哨戦として位置づけられているGⅡセントウルステークス。
タワーオブロンドンやファインニードル、ロードカナロアなど歴史に名を残すスプリンターたちが通ってきたレースです。
毎年阪神競馬場での開催ですが、今年は京都競馬場の改修工事に伴い、中京競馬場で実施されることになりました。
使用されるのは中京芝1200m。
第2コーナーが終わったあたりからスタートし、コースを約半周してくるレイアウト。
第3コーナーから第4コーナーにかけて長く下り坂になっていて、スタートしてからの下り坂も加えると1200mの内7割が下りになっているというコースです。
前半のスピードが出やすくなるのですが、先行した馬でも下りを活かして道中脚を溜めることが可能。
そのため先行した馬がそのまま粘りきってしまうことが多く、後方から差し切る戦法の馬には厳しい展開になりがちです。
血統的に見ると、ディープインパクト産駒やロードカナロア産駒など、リーディング上位の種牡馬がよく走りますが、配当妙味があるのはアドマイヤムーン産駒。
中京芝1200mが使用されるGⅠ高松宮記念では何度も穴をあけてくれる存在です。
では、上記のことを踏まえてここで好走してくれそうな馬を探していこうと思います。
・セイウンコウセイ
今回の出走メンバーの中で唯一のアドマイヤムーン産駒であるセイウンコウセイ。
近走の成績は振るわないものの、中京芝1200mは1-1-1-2と好成績。しかもこの成績には高松宮記念の2017年1着と2019年2着の成績も入っているので、かなり信頼できる相性と言っていいでしょう。
今年の高松宮記念は7着でしたが、勝ち馬とは0.4秒しか離されておらず、大きく負けてしまったわけではありません。
セイウンコウセイは母側にボールドルーラーの血が入っているので、下り坂で加速し、そのトップスピードを長く活かすレースで力を発揮することができるんですね。
今年7歳になりますが、アドマイヤムーン産駒は高齢でも走ってくれるので問題なし。
ミスターメロディやクリノガウディーなど芝1200mで好成績を上げている馬が出走してきますが、セイウンコウセイもこのコースであれば十分太刀打ちできると思います。
あまり人気もなさそうですし、ここは厚めに馬券を勝っておきたいですね。
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