小倉大賞典展望！このハンデならいける！？今年のヴェロックスはどうなる？

【今週はあえてこちらを】
さて、2月もあっという間に最終週ですね。
2月最終週といえばダートのG1フェブラリーステークスです。
インティに挑戦状を叩きつけてきた「二刀流」モズアスコットという図式が熱いですが、私があえて狙うのは……ズバリ、小倉大賞典です！
このレース、おもしろいことになってます！

 

【ハンデがおもしろい】
というわけで大本命とされているのがヴェロックスです。
シルクロードSに登録してハンデをチェック、フェブラリーSがあるというのに主戦の川田騎手を小倉競馬場に確保……と陣営の気合の入り具合もみえ、月曜日現在のnetkeibaさんのオッズでは1.4倍と圧倒的な人気ですが……実はハンデが57kgなんですよね。
たしかにクラシックではあと一歩というところまで詰め、有馬記念にも出た子ではありますが、彼の勝鞍は若葉Sだけのオープン馬ですよ？
同じ57kgを背負わされているカデナは弥生賞と京都2歳S、56kgのエメラルファイトだって重賞馬なのですから、ヴェロックスにはけっこう重いんじゃないかなあと思うんですよね。
というわけで注目したいのがハンデ55kgの子たちです。

【55kgおぼっちゃまトリオ】
まずはジナンボー、あのアパパネの次男だからジナンボー、という覚えやすい名前でおなじみですが、彼だってヴェロックスと同じオープン馬です。
小倉の1800ｍは馬場の関係でパワーとスタミナが必要ですが、彼2000ｍが得意なんですよね。
前走JCはさすがに荷が重かったですが、ここはヴェロックスより2kgも軽いという点が相当聞いてくると思います。

次はタニノフランケル、言わずと知れた名牝ウォッカの子で、小倉の条件戦（1800ｍ）を勝利し、小倉大賞典や小倉記念で掲示板を確保している小倉大好きっ子です。
正直ヴェロックスと2kgも差があっていいの？　という条件ですし、いけるんじゃないかと思っています。

 

 

 

そして最後はランスオブプラーナ、祖母がいろいろな意味で有名な（笑）チェリーコウマンで、とにかく道悪に強い子です。

小倉、今週は大雪＆雨という予報で、日曜自体は晴れるそうですが馬場は重いままなので、重賞ウィナーの力を持ち道悪に強い彼が来る可能性はあると思うんですよ。

【印象にだまされないで】
ヴェロックス、たしかに強そうに言えます。
距離適性もありスピードもスタミナもある。リーディングジョッキー川田将雅も確保している。
しかしですね、有馬では結局負けているわけですし、クラシックを勝ちきれなかったのは事実です。

それに加えて小倉経験は新馬時代のみ、という条件でトップハンデというのはやはり重いのではないでしょうか。

少なくとも、1.5倍を背負えるほどの信頼感は無いのではと思います。
……というか、なんか名前がかっこいいから錯覚してしまうんじゃないですかね。
もし彼の名前がマイネルシラカバ（適当）とかだったら、こんな人気になってないと思うんですよねぇ。

そう考えると、このハンデ差を活かして自力のある子たち……得に55kgのトリオはそれぞれに強みがあるので、一気にヴェロックスを抜かして三連複を形成する……そんな光景があるのではと思っています。

 

 

 

とにかくヴェロックスに人気が1本かぶりである以上、馬券からはずれればおいしい！　そんな気分であえてヴェロックスを外し、55kgトリオに賭けてみようと私は思っています！

【まとめ】
・ヴェロックスにトップハンデは重い。掲示板外す可能性もあるのでは
・逆にジナンボー、タニノフランケル、ランスオブプラーナに55kgは軽い
・ヴェロックスさえ崩れれば配当はウハウハです
・シゲルピンクダイヤちゃん京都牝馬Sがんばって！　サウンドキアラやビーチサンバなら勝てるから！