優先座席に座るか座らないか

こんにちは、ゆうひろこです。
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優先席に座るなら

夫が怒っていました。

「杖をついたおじいさんが乗ってきたのに、誰も席を譲らなかった。

なぜ、日本人は若いのに平気で座ってるねん！」

「俺、よっぽど、席代わったれ！と言うたろかと思ったけど

やめた・・・台湾だったら絶対に言ってたけどな」と。

たしかに、そうだなぁ。

いまどき、逆ギレされて何されるかわからないしね。

それにしても、席を譲る場面に出くわすことがほとんどないなぁ。

優先席は鉄道やバスなどに設置されています。

以前はシルバーシートといわれ、高齢者に座ってもらうことを目的にしていました。

それが、障害者・体調不良者・妊婦・乳幼児連れの方にも対象が広げられ、名前も優先席に代わりましたね。

あくまでも優先席だから、誰が座っていても良いのですが

その優先席を譲っている場面に出くわさない。

私が通勤時間帯を利用しているからでしょうか？

座ったら、寝ているかスマホに夢中で、周りを見ていない人ばかりです。

私は筋トレのつもりで、普段、座らないようにしているのですが

満員電車でどうしても座らないと邪魔になるときは座ります。

先日、仕方なく座った後に妊婦さんが来たので、すぐに代わりました。

妊婦さんに満員電車は危険ですからね。

台湾にも優先席があって、博愛座といいます。

この博愛座も日本と同じで、誰が座っても良いけれど

必要な方に譲ってあげてねというものです。

画像はWikiペディアよりお借りしています。

良くも悪くも、台湾は日本よりもはるかに道徳教育が厳しい。

だから、博愛座に若い人が座っていると、

他のお客さんに注意される（怒られる）こともあるそうで

以前、体調不良の高校生が座れずに、ちょっとした話題になっていました。

この件は、具合が悪いなら、博愛座を利用していいのにと思いますし

そもそも博愛座であろうとなかろうと、皆さん席を譲ります。

元気な高齢者が多い台湾なので、固辞される方もいますが

「そんなことを言わずに、座ってください」と、席を譲ることに熱心です。

うちの母や姉は、乗った途端、あちこちから座ってコールをいただきます。

こういう光景を見ると、ちょっとお節介だったとしても

やさしい！

台湾は博愛精神にあふれているよと、心がほっこりするんです。

とってもいいね！台湾。

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