最近、体重が増加してきたので、外出が無い午後のひと時に、30分から1時間のウオーキングをするようにしています。

 

それで本日は、良い天気に誘われて、ウオーキングコースの一つでもある「大阪大学(通称、阪大)」がある待兼山を裏道から登り、阪急宝塚線「石橋阪大前」商店街を抜けて戻るコースを選択しました。

 

「阪大」に近づくにつれて、大音響の音楽が流れているので、ひょっとすると「大学祭」をしているのでは・・・と期待してみると、案の定大学祭である「まちかね祭(さい)」を開催中、しかも本日最終日で残すところ1.5時間という、すごいタイミングの良い時に、飛び込みました。

 

 

「大学祭」って、よくよく思い起こすと、大学卒業して初めてでは? ひょっとする子供が小学生の時に1度は行ったことがあるかも? としても何と20数年ぶりの「大学祭」です。

 

オジサンの私としとしては、久々のワクワク感でした。

 

厚みのあるパンフレットを実行委員会受付のお兄さんに貰って、まずは模擬店通りを歩きましたが、あと1.5時間で終了というのに、最後まで売上を上げるべく声を出して販売をしている姿は、サークルの費用確保の為とはいえ、頑張っているなーと思いました。

 

 

模擬店の内容は、昔とはそんなには替わっていませんが、整然と並べてナンバリングをしている大会運営委員会の管理能力の向上、また店舗のネーミングは普通に「餃子」とか「パン」とかではなくて、ちょっと一捻りした「ギョギョ餃子」とか「アゲアゲパン」などユーモア感が盛り込まれ、我々の時の「大学祭」よりもズーと管理されながらも楽しさが増しているなーと思いました。

 

 

 

 

また、非常に感心したのは、昨今環境問題がクローズアップしていますが、販売した食べ物等のトレーや割りばし、ペットボトル、ビン等の分別を数か所で実行委員会のお兄さんたちが担っていました。

 

 

 

私らの時代には、出てきたゴミを山積みで捨てたり、ひどい時には地べたに捨てていたなーと、当時のマナーの悪さを恥ずかしく思い起こしました。

 

「大阪大学総合学術博物館」では、丁度、「佐治敬三”百面相”」という「佐治敬三生誕100周年」を記念した展示会が開催されていましたの入館しました。

 

 

「佐治敬三」さんは、「大阪帝国大学(大阪大学)理学部」卒業後、「寿屋(現 サントリー)」を継承した方で、ウイスキーだけでなく、生活・文化・芸術の向上にも尽力した人でした。

 

化学者でありながら、宣伝マンであった「佐治」さんの「キャッチコピー」や「キャッチフレーズ」等が書かれた色紙を見ながら、懐かしいワードに触れることができました。

 

本日は、ウオーキングから事転じて、「文化の日」(本当は昨日でしたが・・・)に相応しい時を過ごすことができました。