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安倍総理・安倍内閣応援のブログでしたが、諸般の事情により、今後は、菅義偉内閣を応援します ガースー (^^)/

クルド問題でトルコを非難する声も日本のメディアでは多いが、本当の所どうなのさ

2019-10-19 15:47:17 | 日記
クルド問題でトルコを非難する声も日本のメディアでは多いが、本当の所どうなのさ

https://youtu.be/8YwKIatYw34
【宮家邦彦】2019年10月18日(金) 飯田浩司のOK! Cozy up!



※タイトルのテーマは24:00~です

01:24~

飯田:東京五輪のマラソンと競歩、札幌での開催決定  IOC国際オリンピック委員会バッハ会長は、17日、東京オリンピックのマラソンと競歩の会場について、IOC理事会と大会組織委員会は、札幌市に移す事を決めたと述べました。

札幌開催案の背景についてバッハ会長は、日本の気温はここ数年で上昇している。選手を第1に考えなければならないし、札幌は東京よりも気温が5~6度低い。選手の健康にとって重要な一歩だと説明しております。

これについて様々メールも頂いております。チケット問題と東京というネーミングがついている事から、札幌でというのはチョッと反対です。東京でやらない東京オリンピックって、東京ドームでやる甲子園大会みたいなものじゃないですか。あと、チケット取れなかった中で、マラソンだけは見に行けると思ったのにという声も。


宮家:あのね、暑いですよ。先ず、最近7月ね。しかも、この間ドーハでやったんでしょ。


飯田:世界陸上をドーハで。


宮家:ドーハ、私知っているつもりだけど、物凄い湿気が多くて、あんな所でね、マラソンなんてやるのオカシイですよ。マラソンって元々冬にやるモンですよ。12月とか1月にやるモンじゃないですか。それをなんで、わざわざやるか?私はね、残念ですけど、この東京オリンピックに関する限りですよ、7月にマラソンを東京でるというのは、戦略的に間違いだと思っています。


飯田:そもそも論として。


宮家:そもそも論として。ですから、戦略的間違いというのは、戦術的には直らないんです。ですから、あすこでやると決めたらどうしますか?舗装を見直しましょうね。水を撒きましょうねって色々やったじゃないですか。それは全部戦術の問題で、直らないんですよ。

一番良い方法は戦略を変える事なんです。ですから、そん時にね、本来は、あんまり後知恵の事言って、努力された方に失礼があってはいけないけれども。そらぁ、エライお金を賭けたのかもしれません。だけども、やはり選手第一。何より、マラソンはマラソンなんだから。最初から東京以外のオプションっていうのを考えていてもおかしくなかったんんじゃないですか。

東京オリンピックって言いながら、そりゃ、神奈川でやったり、千葉でやったりするワケだから。


飯田:サーフィンとかね。


宮家:そこ迄やるんだったら、じゃあ、北海道でやっちゃ、どうしていけないのという事にもなりかねない。だから私は、今回の判断は戦略的に正しい。まぁ、努力された方、チケットの問題大変だし、北海道の方だってそりゃビックリでしょ。


飯田:受け入れ側もねぇ。


宮家:大変だとは思いますよ。だけど私は戦略的に正しい方向に動いていると思います。


飯田:まぁ、選手を第1にっていうのはバッハ会長も言ってるところですが。


宮家:倒れますよ、あんな暑いのに。ドーハの事を考えたら、やっぱり正しい判断だったと思いますけどねぇ。


飯田:結局、その戦略の転換という意味で言うと、同じ時期にやるんだったら、場所を変えて涼しいところ、或いは、もっと時期にと。そのどっちかという選択肢になったけども、なかなか秋口にという嘗てのね、東京オリンピック’64年の様な事は出来ないって事なんですね。


宮家:軽井沢とか上高地でやるとかね。でも、それもチョッとね。違うでしょ、コンディションが。だからまぁ、色々考えた末でしょうが。いやぁ、まぁ、私もね、見に行けるかと思っていたけど、やっぱダメですよね。


飯田:まぁ、ねぇ…これで北海道にお客さんがいっぱい行って、或いは全国を観光して周るという事があるといいんですが。


宮家:まぁ、色々考えて頂いて、知恵を出して頂くしか無いですが、私は戦略的には正しい判断だと思います。


まぁ、日本陸連の理事は札幌ドームを発着点として使わざるを得ないのではないかとチケットを売る、或いは観客数を確保するという事も考えると。エ~、小池都知事は、北方領土で、そこ迄言うんだったら、やりゃあイイじゃないかという様なドラスティックな発言もされていました。


宮家:それは大変ですなぁ。



06:18~

飯田:EU離脱の条件でイギリスとEUが合意 イギリスがEUヨーロッパ連合から離脱する期限が今月末に迫る中、イギリスのジョンソン首相とEUのユンケル委員長は17日、夫々のTwitterでEUからの離脱の条件について、双方の交渉団が、合意に達した事を明らかにしました。

合意した内容はEUとイギリス議会の承認が必要となりますが、イギリスでは野党の反発が強く、ジョンソン首相が議会の支持を取れるかは不透明と見られております。

さぁ、その条件ですが、北アイルランドを巡ってという所が焦点の様です。メールやTwitterで色々質問を頂いていたんですが、この合意案ではアイルランド問題どう扱っているんですかと。


宮家:結局、EUを離脱する時に北アイルランドはアイルランドの島にあるワケだから、非常に微妙な立場になりますよねぇ。今迄は、私の理解が間違っていなければ、特別の地位を与えるという事だったんだけど、それじゃぁ、あれだろうと。完全な離脱じゃねぇじゃないか。ジョンソンさん自身が言ってたワケだ。

それはまぁ、バックストップ条項って言うのかな。という複雑な仕組みを作って、北アイルランドについては、チョッとEU的なモノを残そうとしたけど、だけど、それはダメだって言いきっちゃったワケでしょ。だから、バックストップが無くなったという意味で、ジョンソンさんはハッピーだったのよね。恐らくね。

で、東京オリンピックのマラソンのアレと同じなんだけど、戦略的に間違っている事をね、戦術的にどうやって直すんだって話ですよ。ブレクジットそのものが、僕は、戦略的に間違いだと思うから、これ、どんなに頑張ってもね、必ず反対者が出るワケですよ。これゼロサムゲームなんですよ。残念ながら。

ノンゼロサムにはならないの。皆がハッピーにはならないの。という事は誰かが傷つかなきゃいけないわけね。ですから、エッ?イギリスとEUが離脱条件で合意?もう何回目やねん。4回目位じゃないの?


飯田:確かにねぇ。


宮家:(合意に)なったけども、誰か必ずロンドンで反対する奴が居るから。これでアウトなワケよね。恐らく今回もそうでしょ。これをノンゼロサムゲームにするっていうのは、非常に難しい。となると、これは恐らく通過しない、イギリス議会。

イギリス議会でもし可決でもされたら、これはジョンソンさん、大宰相ですよ。恐らく難しいと思う。そうなるとね、どうなるかというと、自動的に又、期限を延長するワケだ。


飯田:あっそうか。先にイギリス議会で、それを決めてますモンねぇ。


宮家:ダメだったら、延期するでしょ。延期したらどうするの?又、振り出しに戻るの?


飯田:あぁ、又、1から交渉を。


宮家:それで、又、離脱条件を合意、新しくやったらね、今度は別の人が反対するに決まってるの。


飯田:あのぉ、これ、事実上合意したっつうても、離脱じゃないじゃないかとなると、ワワワと言うし。


宮家:元々、あまりにも色んな意見が多くて、1つの意見に収斂しないイギリス議会に問題があるワケですが、そうなると、どうなります?恐らく、これを永遠に繰り返す事になるワケですよね。そんな事したら、イギリスオカシクなっちゃいますよ。まぁ、大英帝国の黄昏って言ったけど、いやぁ~ホント困ったねぇ。こんな事で大丈夫なのかねぇって心配になりますよね。


飯田:まぁ、それが又、経済的にも何も決まらない。どうなるか分からないってのが、結構影を落としていってる。


宮家:そう。そしたらアレですよ。やっぱりイギリスの重要性ってのは、ドンドンドンドン低下させちゃうだけだから、これまぁ、悪いけど、自殺行為なんですよね。やっぱり、よく考えてご覧。出るのがオカシイじゃない、そもそも。でも、それをやるんだったら、もう少し上手い方法を考えなきゃいけないけど。まぁ、なかなか皆、意見を変えないねぇ。


飯田:19日に、まぁ、イギリス議会で、投票が行われるであろうという事になっております。で、労働党のコービン党首などは、ここは否決して、もう1度国民投票をやるべきだという様な事も言ってますけれども。


宮家:それも反対でねぇ。じゃぁ、前の1回目のはどうなったのと。同じ結論が出るんだったら、意味ないでしょ。で、違う結論が出ちゃったら、今度は攻守を変えてね、今度は反対派が物凄く強くなるから、どっちみち出来なくなる。私は…コービンさんも無責任な言い方ちゃいますかと。

イギリスの将来の事考えたら、ここであなた達民主主義のお手本と言うならば、妥協しなきゃダメでしょう。妥協しなかったら、民主主義じゃないんだから。勿論、原理原則があるんかもしれないけど。今の侭、これやってたって、コービンさんにとって…まぁ、彼、元々指導力があるとは思わないけど。

良い事ではないですよね。だけど、コービンさんは勿論そうだけど、その前にですよ、連立与党組んでるワケでしょ。で、連立を組んでいるアイルランドのDUK…DUPだっけ、それは、これ、反対してんですよね。


飯田:そうですねぇ。


宮家:そらそうでしょう。やっぱり北アイルランドの自主性の部分、特性の部分が、なくなっちゃったワケですから。それは賛成出来ないでしょうね。そうすっと、先ず与党の中で、割れちゃってるから、元々保守党は少数派ですからねぇ。いや~っ…もう、どうすんだろ?


飯田:なんか入り乱れちゃって、複雑で、一方で労働党の中でも一部に離脱賛成の人が居るから、票よみが出来ないみたいな話、ありますねぇ。


宮家:結局は、合意なき離脱の方向に向って、皆で突進しているって事ですよねぇ。決して健全な方法ではないと思いますけれども。


12:30~

飯田:そしてもう1つのニュース、こちらです。即位祝賀パレードは11月10日に延期へ  政府は天皇陛下の即位に伴って、今月22日に予定していた祝賀御列の儀を来月11月10日に延期する方針を決めました。今日の閣議で、正式決定するという事です。

まぁ、これ、昨日から速報がワーッと出てきて、そういう流れという感じになっております。台風19号の甚大な被害もその理由として挙げられています。


宮家:当然だろうと思います。恐らく大方の方向としては、皆、そんなモンじゃないのと思っていらっしゃるんじゃないでしょうかね。まぁ、これ、国事行為ですから、政府が内閣の助言と承認ですから。やっぱり内閣は正しい助言をしなければいけないワケで、私は正しかったと思います。


飯田:まぁ、今回、一連の即位関連行事、即位礼正殿の儀であったりとか、或いはレセプションパーティーの饗宴の儀というモノはやると。


宮家:まぁね、どっかで線を引かないといけないワケだけども。全部止めちゃったらね、何時までたっても出来なくなっちゃうかもしんないし。ここはやはり22日にやるべき事と、それからまぁ、遅らせるモノもあるという事で、まぁ、しょうがないんじゃないっすかねぇ。


飯田:これ、もう、東京で仕事をしてますと、各都道府県から、色々な所から警察の方が来ていて、今警備をしているという状況ですねぇ。


宮家:まぁ、サミットも同じだけれども、全国から来てくれてるワケですよね。大変だろうと思いますよ。


飯田:まぁ、何かあっちゃイケナイっていう所。この辺でも、例えば大阪府警であったりとか、愛知県警の車があったりしますねぇ。


宮家:日本の警察はシッカリしているから。


飯田:まぁ、11月10日に、これ延期になるという事ですけど、そのあたりってのは、内幕ってのが今日あたり新聞に出てますけれども。総理、菅官房長官なども随分悩んでいたと。


宮家:悩むでしょう。そりゃ悩むでしょう。でも、やはりそういう姿勢を示すという事は大事な事だと思いますよ。被災された方の気持ちを考えたらね。そらまぁ、何も無かった様に出来るワケないでしょ。


飯田:そらそうですよね。上皇、上皇后陛下も、災害があると、何度もこう、現場に足をお運びになって、しかも膝もお悪い中、膝をついたり、一緒にお座りになって、話を伺うというね。


宮家:それがね、あるべき姿だと思うんで素晴らしいと思うんだけど、やはりそれと同じ様な事を続けてもらわなきゃイケナイわけですから。ね、こういう事で、延期できるものは延期して、そして出来るだけ多くの方々が、お祝いの気持ちで行っても全然問題無いと思いますけどね。


飯田:まぁ、台風19号の被害は非常に広範囲に及んでますし、昨日は総理が被災地に行ったという事ですけれども。まあ、まだ被害の全容が分からないと。


宮家:こんなデカい台風、久しぶりなんでしょう。まぁ、これが温暖化のせいかどうかは知りませんよ。昔もこういうの有ったんだから。


飯田:伊勢湾だとか、キャサリン(Kathleen)だとか有りましたね。



宮家:色んな議論があって、確かに久しぶりに東京地方、関東にも来たという事もあったのかもしれません。東北もそうですよね。だけど、いずれにせよ、この台風だけは例外だったという気がしますね。私も実家に居て、あんなに風の音がデカイの無かったですからねぇ。だって本州が全部入っちゃう位の規模でしたからね。


飯田:ホントそうなんですよね。もう日本列島、環境も変わってきたという風に思わないと。


宮家:あんなモン、毎年来られたら、たまらんですよ。


飯田:そうなんですよね。それこそ、東京オリンピックの時、どうなんだというね、話だって。


宮家:そうなったら、大変ですよ。


飯田:そうじゃなくても、ゲリラ豪雨とかもね、都心も含めてという所であります。


17:20~

飯田:特定非常災害  安倍総理は昨日、記録的大雨で各地に甚大な被害をもたらした台風19号について、被災者に行政上の特例が適用される特定非常災害に指定する方針を明らかにしました。特定非常災害に指定されると、被災者の運転免許の有効期限の延長等が可能となります。

これ迄、阪神淡路大震災や東日本大震災、西日本豪雨などに適用されたという事です。この特定非常災害、今日にでも、閣議決定される見通しです。昨日は、安倍総理大臣、宮城、福島の各被災地を廻っておりました。その中で、この特定非常災害に指定するという事を述べた部分をお聞き頂きましょう。


安倍総理:今回の災害の甚大な被害の状況を踏まえまして、被災者の皆様の人権を守り、そして生活再建に向けた動きをシッカリと後押ししていく為に、今回の災害を特定非常災害に指定する事と致します。


飯田:一昨日には7億円余りの予備費を出すという事を先ず言って、そして特定非常災害と。ホント、被害は甚大ですよね。


宮家:そうですよ。当然だと思いますよね。その為の予備費であり、その為の制度ですからね。まぁ、色々あるんですね。これ運転免許の有効期限が延びる?それから建設業の許可も延びると書いてあります。行政の届け出も一定期間免除されて、4ケ月間は遅れても構わないって事なんですかねぇ。


飯田:そうみたいですね。


宮家:色々ありますねぇ。何も災害がなけりゃ、チャンとやらなきゃイケナイ事だけど、もう、そんな事やってる暇ないでしょ。


飯田:まぁ、書類も何も水に浸かっちゃった。


宮家:でも、ゼロからこれ全部やらなきゃいけないとなったら、そりゃあ一段落してからでないと、とても出来ない事ばかりですよね。まぁ、だから、チャンと、今迄も、何回か使われていたワケですから、今回も当然だと思いますけどね。


飯田:まぁ、関東に居ますと、風も心配だったんですが、今回は水源地に、もう、膨大な雨が降って川が氾濫する、堤防が決壊すると。この水に対してというのがクローズアップされました。


宮家:今回、色々調べていると、面白かったんですけれども、面白かったなんて言っちゃ怒られちゃうけど、ウチは川が近いんですよ。善福寺川なんですけどね。


飯田:善福寺川⁈


宮家:それで鎌倉に居たでしょう。だからチョッと心配でねぇ。そしたら最近は、定点のカメラがあって、10分か15分おき位に、出るんですよねぇ。アレは便利だったですねぇ。


飯田:私も玉川の浸水域っていうか、ハザードマップ見ると、そうだったもんで、玉川のライブカメラをズッと見てましたね。


宮家:ホント、一国の国の地勢っていうのか、これ治水ですよね。中国の歴史とか見てるとね、やっぱり治水ってのは、大事なんだなぁとつくづく思いますが。エ~ッという所で、早く流れて、一気に家を流されてしまうと…あんな事が起きるとは思わなかったですよねぇ。


飯田:そうですよねぇ。まぁ、嘗ては水を治める事が国を治める事だと。


宮家:チョッと便利になり過ぎてね。で、最近あまり来なかったって事もありますけれども。やっぱり…慣れちゃいけないんだけど、こんなモノは。しかし…常に緊張を怠ると、やっぱり色んな所でしっぺ返しが来るんですかねぇ。自然のねぇ。辛いですよね。


飯田:それこそ、利根川水系は八ッ場ダムに救われたなんて話があり、一方で、専門家の人に聞くと、そうじゃないだみたいな事もある様なんですけれども。ただ、朝日新聞に書いてあったんですが、その専門家の方は経歴みるとダム反対の活動されてた方みたいなんですけど。


宮家:ダムだって巧く使えば効果あるんだけど、溜まっちゃったらねぇ。放水せざるを得ないワケだから。


飯田:そうですよねぇ。それこそ鎌倉にいらっしゃったら、相模川の城山ダム、ギリギリで踏みとどまったって。なんとか5時の放水を9時半迄繰り下げて


宮家:そいで凌いだワケですか。


飯田:5時だと大潮と重なって危なかったんじゃないかと言う事も指摘されてますね。


宮家:でも今回、神奈川県って都会だと思ってたけど、そうじゃなかって、亡くなった方も結構多くて。14人位亡くなったでしょう。ですから、チョッとやっぱり油断は出来ないなぁと。つくづく思いましたね。


クルド問題でトルコを非難する声も日本のメディアでは多いが、本当の所どうなのさ

24:00~

トルコがシリアで停戦合意 アメリカのペンス副大統領は17日、トルコのエルドアン大統領と会談し、シリア北部の停戦で合意したと明らかにしました。シリア北部でトルコが5日間停戦する間に、クルド人の民兵組織「人民防衛部隊」を退避させる事で合意したという事です。宮家さん、これを停戦と


呼ぶかね?まぁ、トルコはね、停戦と言ってないんですよ。要するにポーズ(Pause)、日本語のポーズじゃなくて、止めるという意味なんだけど。どっちみち猶予期間を与えますと。5日間。その間に撤退しなさいと。だから、簡単に言うと、これから攻撃するから、この侭いったら多数の死者が出るから、だから5日間やるから、その内にどけと。そしたら、そこ取るから。そうしたら、人が死なないで済むだろうという事ですから。トルコとしてはなんら譲歩していないっていう事ですよね。

私ね、これホントにねぇ、腹立ってるんですよ。アメリカはね、一体どんな国になっちゃったのと。このね、シリアのクルド人ってのは、トルコは勿論、テロリストだって言ってんだけど、だけどアメリカにとったら、大恩人っていうか、大同盟者ですよね。

だってシリアで、IS所謂イスラム国が蔓延った時にですよ、結局、誰も手出せなくて。その中で、1万人も犠牲者を出して闘って、そしてアメリカが、去年の末だったかなぁ、所謂「殲滅宣言」をやったじゃない。掃討作戦成功したって宣言した。だけど、アメリカ兵は3人しか死んでないんですよ。

それでクルド人が1万人も死んで、あれだけの犠牲を出した、まぁ、同盟者ですよ。それをいとも簡単に見捨てたんだから。これはねぇ、これやられたら、じゃぁ、アメリカの同盟国、どうなるんだって。世界中の人達が、皆、ひっくり返っているワケですよ。アメリカの国内でも、共和党の心ある人たちも、皆、オカシイと思ってる。


超党派でねぇ、決議も出そうじゃないかみたいな話も出ていますよね。


出てますよねぇ。後、上院がどうなるかって事ですよね。まぁ、何れにせよね、チョッと、トランプさんのまぁ、直観というか、何時も言う、偶然と判断ミスだけど、極まったって感じですよね。しかもですよ、その直後に、トランプさんがエルドアン大統領にね、手紙出してるワケよね。

あの書簡が又、全部、出てんだけど。読むとねぇ、酷いですねぇ。先ずね、もう少し英語勉強した方が良いんじゃないと。文法的にもオカシイしね。中身が凄いすよ。バカやめろっつってんだからね。


エルドアン、バカやめろ。タフガイぶるんじゃねぇ。


タフガイやってる場合じゃねぇだろうって。で、後で電話するよっつってんだけどね。そんな電話受けてくれるワケないでしょうが。


直接、ペンスさんが言った。


変わった時代になっちゃったと、つくづく思いましたね。


メールも頂いています。昨日の宮家さんの産経のコラムWorld Watch読みました。アメリカがシリアからの撤退を決め、トルコが侵攻中とチョッと危険な状態になってきましたよねぇ。トランプさん、ブレーン、ドンドン辞めさせていって、どうなったんでしょうか。方向、オカシクなっている様な印象もありますが。


実はこのシリアからの撤退っていう話は、初めてではなくて、去年の末にも、その話があって、で、実際、発表されたワケですよね。それでマティスさんが、私に言わせりゃ、トランプ政権の最後の賢人ですよね。それが辞めちゃった。

で、あのボルトンさんという、チョッと変わったって言ったら失礼だけども、強硬なね、あの人ですら止めちゃったんだからね。じゃあ、一体何をやってたんだろうと。ですから、殆ど今、プロが居ないと思います。で、トランプさんの言う事だけは、全部言う事をきくYESマンばっかり。これで正しいアドバイスが出来るのかなぁと心配になりますけどね。


まぁ、このね、World Watchでも、書かれてますけど、これ、ただ中東で起こっている事というよりは、同じアメリカの同盟国である日本。東アジアと。


日本はねぇ、まだチャンと、シッカリしてますよ。だけど、韓国大丈夫なのと。それからヨーロッパだって、東欧の国々ね、あれもう、アメリカの支援なかったら、ホントに立ち行かない様な国々があるワケですよ。


あっという間にロシアが出てくる。


バルト海3国とかね。ポーランドだってそうですよ。トランプさんの直感と偶然と?やめてよ、そんなんで、コロコロ、コロコロ変えるの。同盟国の誰を信じたら良いのかというね、非常に大きな問題を抱えていて、実際にアメリカの友人からも、直ぐに…実は英語の奴も書きましたから、ブラボーっていうのが来ましたよ。よくぞ言ったってね。よくぞ言ったけど、ヒデエ事になったなと彼も思っているワケ。

日本の方からも今回も頂いて、有難い事なんですけど、これはただ単にシリアでの問題ではなくて、世界的なアメリカの同盟国全体に悪影響を及ぼす、非常に大きな事件だと私は思います。


トルコがシリアで停戦合意。そのアメリカの動きをご解説頂きました。

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真相深入り虎ノ門ニュース令和元年10月18日武田邦彦先生と須田慎一郎氏の見解

米トルコシリア停戦で合意 5日間でクルド勢力退避とありますが、中東のニュースから深入りしましょう。

 共同通信によりますと、ペンス米副大統領は17日、トルコの首都アンカラでエルドアン大統領と会談後に記者会見し、シリア北部の停戦で合意したと明らかにした。トルコが5日間、侵攻作戦を停止する間に少数民族クルド人の民兵組織「人民防衛部隊(YPG)」を退避させることなどが柱で、トルコのチャブシオール外相も作戦停止を確認した。

 合意達成は当初困難とみられていたが、トルコ側の要求を米側が大きく認めた形で、米メディアは「トルコの大勝」と報じました。突然の米軍撤収決定がトルコ侵攻を招いたとして強い批判にさらされるトランプ大統領は「素晴らしい成果だ」と強調したという事です。


それは何?共同通信?だからアメリカのメディアがこういう時にトランプ大統領をこれはとばかりに批判するから、それを書いてるだけで、別にこれ自身はそれ程、問題のモノじゃないんですよ。ただ、日本に住んでいると、トルコがシリアの方に進攻するって何かと言う事がよく分からないと思うので、そこだけチョッと私、解説しますとね。

クルド民族っていうのは3千万人も居てね、それでイギリスとフランスがワザと意地悪で、つまり、中東に紛争を残す為に、このオスマントルコ帝国を分解してイギリスとフランスが線引いたんだけど、その時にあんまりスッキリと線引くと、


「サイクス・ピコ協定」


その「サイクス・ピコ協定」で中東が力つけてくると困るというので、だいたいヨーロッパ人ってそれ位悪どいからね、だからイラクとシリアの間の国境もワザと中間で引く。それからクルド人3千万も居るのに、そこに居住地を与えない。だから常に紛争の種になるワケですね。


少数民族ではないですね。


3千万人って言ったら、全然もう、大きな民族ですから。それがトルコ、シリア、イラク、イランという所に分散していて、


トルコの図が今出ましたけど、トルコの東南部に居るワケですね。クルド人は普通の民族なんだけど、現実に居るのは、過激派みたいなのが居るんですよ。

色んな名前がついていて。全部略語なんですよ。ABCみたいな。それで特に過激派もシリアの方に居るワケですよね。シリアはだから北部になるんですね。

従来はクルド民族の様に国が無くて、弱い民族は、どっち側かにつかないとダメだから、しょっちゅうこっち側についたり、あっち側についたりしながら生き延びている。それと過激なヤツが居る。

そうするとトルコは不安定になる。そうするとエルドアン大統領ってのは、なかなか個性のある良い大統領で、まぁ、僕から言わせれば。EUとの関係も付かず離れず。

ロシアからは迎撃ミサイルを買う。アメリカとは軍事同盟を結んでいる。そういう風な事をしながら。それもやっぱりトルコという国がやっていく為には、それは僕なんかは必要だと思うね。

そいでこの頃、段々人気が無くなった事もあってね、それとトルコの中のクルドのテロなんかもあって。それで一応、シリアに攻めると。

そうスッとアメリカそれ了解しとかなきゃいけないから、10月6日にエルドアン大統領とトランプ大統領が電話会談して、その翌日にトランプ大統領が、シリアからアメリカは引くと言って、そしてその翌日に、翌々日ですね、それにトルコが侵入する。

そいで1週間位、掃討作戦やって、そして今度はトランプ大統領じゃなくて副大統領と、合意をして、これからロシアが入ってきます。

それで全部OKと。アメリカ軍はシリアから引いて、そしてインドにあるディエゴガルシア島の軍隊も少し撤退して、そして対中国、東太平洋…日本の近くだけど、東太平洋作戦に注力するという全体の中でやってると。



元々、シリアに駐留して、アメリカがクルド族と組んで闘い始めたのは、オバマ大統領の時で、


対イスラム国との闘いですね。


トランプ自身は選挙の時から、俺はシリアの軍隊引くからと言ってるから。まぁ、一応、そうなんだけど、その記事で、トランプ大統領の悪口を言ってたのは、これはアメリカのメディアがトランプ大統領の今度の選挙をね、失敗させようと思っているので、意図的に流している奴で、日本人は絶対に、それに乗らない方が良いですね。正しく事実を認識した方が良いと思います。


これをチョッと違う角度から言うとね、トルコの首都ってアンカラじゃないですか。でも事実上の首都はイスタンブール。アジアとヨーロッパの結束点。イスタンブールに行くと、シリア人の難民が沢山居るんですよ。物乞いをしてるんですね、路上なんかで。

これ、典型的でして、これもね、本当に自分の子供なのかどうか分かんないけど、赤ちゃんを抱いて、物乞いをしてるっていうのは、だいたいシリア人難民なんですよ。

そういうのが街のそこここにあって、まぁ、アンカラ以上に発展してるっていうか、経済的に豊かなのが、イスタンブールなんだけども。

で、トルコ国内には相当数のシリア難民が居るんですね。じゃあ、何故、シリアからの難民が増えているのか、激増しているのか、トルコ国内で?2つ理由があって、1つは勿論シリアの内戦がありますよね。

で、もう1つが以外と知られてないんですけど、知り合って全面的に砂漠になっているんじゃなくって、農地も結構多くあるんですよ。で、結構農業が盛んで豊かな国だったんですよ。

ところが全国的に砂漠化が進んで、そういった所に内戦が起こった為に生活の糧が得られないという事で、各国に難民が流出していったという、そういう経緯があって、それを一手に引き受けてきたのがトルコなんですね。

ある意味で、ヨーロッパに対するシリア難民の、まぁ1つは、場合によっては戦争難民も居るかもしれない。で、多くの経済難民も居る。そういった所の根、ヨーロッパに対する防波堤がトルコだったんですよ。

で、そうするとね、トルコとしては、やっぱりこのシリア国内の安定化って言うのがね、自国の利益を、守る為に、どうしても必要なワケですよ。

クルド族がクルド人が勝手にね、移動しているっていう状況ってのは、何時迄たっても、自国負担が、難民負担が増えていくっていうね。状況。

だから自衛の為にシリアに対してアクションを起こしたっていうのが今回の一連の経緯なんですね。

だから、その辺が全部すっ飛ばされて、何か勝手に侵攻したとか、アメリカが撤収したから侵攻したとかいう話になっているけど、そうじゃない。

加えてですね、ヨーロッパが、トルコのこういった態度に対して、批判をしてるんだけども、トルコとしては、エルドアン大統領としては、そもそも、お前たちの為に、自分たちが苦労してるんじゃないかって思いが強くあるんですよ。

だからそういった意味で言うと、一筋縄ではいかないし、じゃあ、内戦が収まったからと言って、その難民問題であるとかね、或いは、軍事的、経済的衝突が、シリアの中で納まって、安定化に向かうのかっていうと、そうじゃない。

経済の基盤が全くなくなっちゃったんですよ。シリア。さぁ、どうするんですか?っていう問題。コレを国際社会は考えていかないと、何時迄もこの問題は解決に至らないと思いますね。

教えてニュース正義のミカタ10月19日放送分

教えてニュース正義のミカタより3分で分かる平和の泉作戦


昔々オスマン帝国君の領土内にクルド君は暮らしていました。第1次世界大戦が終わると戦勝国の連合国軍君と敗戦国のオスマン帝国君との間で、この機会にクルド君の独立を許そうという条約を結びました。


これにはクルド君も大喜び。ところが「ゴメンゴメン。チョッと別の条約を結ぶことになったから、この前の条約、無しにして‼」「そんな殺生な」
なんと独立の話は破棄され、独立の話は水の泡。


それどころか、自分たちが暮らす地域を無視した国境線が引かれ、トルコやシリア、イランやイラク等の国に分断されてしまったんです。


クルド君は独立派おろか、どの国からも迫害を受け続ける事に。イラクでは何とか自治区を持てたものの、肩身の狭い思いをしていたクルド君たちは、自分の国を持てる日と夢見ていました。


そして2014年、過激化組織イスラム国が台頭します。イラクとシリアの国境付近を中心に、武力制圧を繰り返し、中東の人々を恐怖に陥れていたのです。


「イスラム国を倒して、中東の平和を守るで!」シリアに住んでいたクルド君たちが、アメリカと協力して、イスラム国掃討作戦を実行。イスラム国の撃退に成功したのです。クルド君たちは一躍英雄となり、シリアで少しずつ力を持ち始めました。


そして遂に、シリアに住むクルド人たちは声を挙げました。「イスラム国を倒したんやから、シリアに僕たちの自治区を持たせて欲しい。」独立を夢見るクルド君たちにとって、又とないチャンスが訪れました。しかし、これに怯えたのはトルコ君。トルコには1000万人ものクルド君が住んどる。シリアに自治区が出来たら、トルコにも欲しいとか言いかねへん。どないしょう。



そこでトルコが考えたのが、「平和の泉作戦」です。シリアで自治区を持ちたいと声を挙げるクルド君たちを攻撃して、自治区の設立を阻止。今もシリアで沢山のクルド人たちが傷ついているのです。

教えてニュース正義のミカタ 中東専門家:高橋和夫氏の見解













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