次の公演がアンドロイド系…というのを抜きにしても「」とは何か?とよく考える。


今回の物語は
機械に心は持てるのかい?という題材なんだけども、持てるような気がする。

幽霊とかそういうのって信じる信じないあるけど、肉体が死んだら精神はどこ行っちゃうの?と思うんだよな。
魂的な物はあるように思うし、それが無機物に宿る事もあるんじゃないかと(笑)



あと今作では機械人形に疑似人格というものとAI(最近よく聞く人工知能)を搭載して学習させてて、例えば臆病な性格をプログラミングされてるなら、たぶん「オバケというのは世間的に怖いものなんだ」と知れば、お化けを見聞きしたら怖がるようになるとかそんな感じなんだと思う。
自分の性格は怖がり(という設定)だから、お化けは自分にとって確実に怖い」という回路が繋がるんじゃないかな?

こうして体験を積み重ねていって、搭載された「人格」をよりリアルにしていく…感じ?

今作では、花が綺麗だと思う思わないなんていうくだりがあるんだけども、その「綺麗と思う感覚」も、もしかしたら「花は綺麗と言われる物」という事実としての認識なのかもしれない。

肉体あるヒトだって花なんてなんとも思わんという人もいれば、泣く程感動する人もいるし。感情というのは複雑なもんだけど、経験を経て形成されてくという面で言えばプログラムと同じようにも思う。
親の育てかたがどうこうっていうのもそれよな。
親が悪い事を平気でやってれば子供もそれを何とも思わなくなるだろうし…そして親と関係無いとこで悪い事なんだと学んで反省するパターンもあるだろう。
それはそれで経験の積み重ねだからやっぱり人工知能と流れ?は同じように思う。


本物の感情とは?となると結論づけられないけど、経験の積み重ねによって思考するようになればそれは感情と言えるんじゃないかね?