先週のフジノウェーブ記念はいかがでしたでしょうか。
クルセイズスピリツが最内枠を利して逃げる展開、前半3F35.9という速い展開で道中は進み、、4コーナーを回ってクルセイズスピリツ含め、先行勢が脱落していく中、6番人気トロヴァオが3番手から抜け出すと、追い込み勢を封じて、2017年10月以来の勝利を飾りました。
JBCスプリント3着で、重賞戦線にも上位争いに何度も顔を出している一頭ですが、重賞というところで言えば2016年の水沢のダービーグランプリ、南関重賞に至っては、2015年のハイセイコー記念まで遡りますので、現7歳、息の長い活躍をしていることがわかりますね。
2着には12番人気マッチレスヒーロー、3着は11番人気ドリームドルチェが入り、3連単は172万円の大波乱となりました。
今年の南関重賞はなかなか安泰なレースがないですね。
さて、今週の南関競馬は、コロナウイルスの影響で無観客競馬となりますが、川崎競馬場に舞台を移し、5日木曜日には、第66回エンプレス杯(JpnⅡ)が行われます。
昨年は、特殊な馬場だったクイーン賞10着から巻き返したプリンシアコメータが制し、2着には引退レースとなった大井のブランシェクールが入ったレースでした。
ブランシェクールの8番人気での最後の激走に感動したファンもいらっしゃったことでしょう。
今年はどうなるでしょうか。
予想に移りたいと思います。
3/5川崎11R
第66回エンプレス杯(JpnⅡ)
◎プリンシアコメータ
○アンデスクイーン
▲ラインカリーナ
△クレイジーアクセル、アッキー
本命は、連覇に期待してプリンシアコメータにしました。
少し消極的な考え方ではありますが、勝つのはどの馬かと考えた場合、▲ラインカリーナまで絞れ、アンデスクイーンは位置取りから、勝ちきれないかなと思い、ラインカリーナに関しては、最後に甘くなって差される感じがどうしても否めなく、であれば、先行有利の川崎のコースで、前につけられる、長距離得意な馬として、プリンシアコメータを本命にするのが妥当かなと思ったまでです。
ただ、プリンシアコメータ自身も、昨年のエンプレス杯以降は勝ちきれておらず、年齢を考慮しても上積みは期待できないので、得意のコースと距離で、といったニュアンスでの本命です。
アンデスクイーンは、昨年の6月、東京のオープン2100mで2着があり、距離は問題ないと思います。
ただ、馬場が悪化しており、今週は天気にも恵まれそうにないので、エンプレス杯当日は先行有利の馬場になると思います。
そうなると、差し馬であるこの馬にとっては、差しきれないことも考えられるので、対抗としました。
ラインカリーナは、昨年の関東オークスの勝ち馬なので、川崎コースは問題ないでしょう。
ただ、関東オークス自体のレベルは高いものではなく、また、前述の通り、ラインカリーナ自身、ゴール前で甘くなるところがあります。
パイロ産駒ということもあり、本質的にはこの距離は長いとは思いますが、コースと展開に恵まれそうな気がするので、3番手にします。
押さえは、クレイジーアクセルとアッキーです。
クレイジーアクセルは、昨年のエンプレス杯は大きく離され惨敗ではありましたが、その後、クイーン賞勝ちを含めて立派な活躍をしました。
距離は長い気はしますし、時期的にあまり良くないかもしれませんが、内枠を利して、ラインカリーナとの兼ね合いでハナを奪えれば、粘り込みも考えられるでしょう。
アッキーは元々長距離が得意な馬で、2000m前後の距離での良績が目立ちます。
格下の馬なので、力は足りないかもしれませんが、あえて取り上げるならこの馬かなと思います。
前走報知グランプリカップで久々の勝利を飾ったサルサディオーネも気にはなりましたが、サルサディオーネは1800mでこその馬だと思い、今回は取り上げません。
冒頭で申したとおり、コロナウイルスの影響で、今開催、そして、来週以降もおそらく無観客競馬が続くでしょう。
早くこのウイルスが落ち着き、歓声で湧く競馬の光景が戻って欲しいですね 。
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