先週の東京湾カップはいかがでしたでしょうか。

外枠からサンスクリットがハナを主張、2番手も外枠のエメリミットで進む展開は、最初の先手争いが少し激しくなったほかは、比較的平均ペースで進む展開となりました。
エメリミットのマークがきつかったのもあり、4コーナーではサンスクリットが一杯、直線ではエメリミットが先頭に立ってラストスパートをかけ、押し切ろうとしたところ、外からマンガンが差し切って、念願の重賞初制覇を飾りました。

 

 

なかなか展開に左右される面もありながら、毎回きちんと差してくるマンガンでしたが、とうとう差し切るところまでいけたのは、馬の成長もあったかもしれませんね。

 

 

2着には押し切りを図ったエメリミット、3着は道中追い上げたデスティネが入り、平穏な決着となりました。

 

 

私が本命にしたブラストシャインは見せ場がありませんでしたね。
少し穴を狙いすぎたのかもしれません。

 

 

また、一緒に予想をあげていたかしわ記念は、ワイドファラオが逃げ切り、2着も先行したケイティブレイブ、3着は追い込んできたサンライズノヴァが入り、こちらは上位2頭が人気薄だったため、少頭数のレースながら、3連単は約5万馬券となる高配当でした。
結果的に、先行力を問われる展開となりましたね。

 

 

さて、今週の南関競馬は、川崎競馬場に舞台を移し、13日水曜日には、第12回川崎マイラーズ(SⅢ)が行われます。
昨年は人気を背負ったキャプテンキングが、単勝1.8倍という圧倒的な支持の中で、3番手から競馬で先行押し切りといった横綱相撲で勝利しました。

 

 

そのキャプテンキングは今回が復帰戦となります。
キャプテンキングにとっては新興勢力の台東もある中、どんな競馬をしてくれるのでしょうか。

 

 

予想に移りたいと思います。

 

 

5/13川崎11R
第12回川崎マイラーズ(SⅢ)

 

 

◎カジノフォンテン
○クインズサターン
▲クリスタルシルバー
△キャプテンキング、サルサディオーネ

 

 

本命は、カジノフォンテンにしました。

 

 

私としては、とうとう重賞舞台に戻ってきたかという感じですが、昨年は雲取賞3着、その後はクラシック戦線を使われ、まずまず健闘したあと、一度休養をはさみ、昨年10月末に復帰してからというものの、4連勝はすべて後続に圧倒的な差をつけてのものでした。
4連勝のうち、2着につけた前走の1.6差が一番小差というのも、この馬の能力を証明しているものと思います。

 

今回は大外枠になりましたが、スタートは番手でも問題のない馬で、前走よりは相手関係がもちろん上がりますが、連勝中の勢いは止まらないと思います。
ここはしっかり勝ってもらって、さらなる高みを目指してほしいものです。

 

 

 

対抗は、クインズサターンです。

 

南関移籍後は3着、2着と惜しい競馬が続いており、1800〜2000mという距離でのものでしたが、中央時代は根岸ステークスでも好走歴があるように、マイルの距離短縮も問題ないと思います。
むしろ、パイロ産駒なので、距離短縮はいいのではないでしょうか。

 

 

鞍上の今野忠成騎手もGWを境に乗れてきた印象がありますし、クインズサターンは有力馬の一頭になることでしょう。

 

 

3番手は、クリスタルシルバーです。

 

昨年の川崎マイラーズは的場文男騎手を背に惜しくも3着でした。
昨年夏のサンタアニタトロフィーのあと、しばらく休養に入った復帰戦は、この馬には短いであろう1200mのレースでした。
しかしながら、勝ったサブノジュニアにこそ離されたものの、2着ウインオスカーと半馬身差の3着に来るあたりは、能力の持てる技かなと思います。

 

 

 

今回は得意のマイルに戻り、鞍上は御神本訓史騎手に乗り替わります。
新たな鞍上を背に、どんな走りを見せてくれるでしょうか。

 

 

押さえは、キャプテンキングとサルサディオーネです。

 

キャプテンキングをここに置いたのは、前回の長期休養明けも、能力試験のタイムは出ているのにレースは走らず、休み明けが良くないタイプなのではないかと思ったからです。
もちろん、それまでの能力が出せるのならば走れてもいいと思いますが、妙味を考えても、今回は押さえでいいのではないでしょうか。

 

 

サルサディオーネは、前走マリーンカップを逃げ切りました。
左回りのレースではなかなか強い競馬を見せてくれますが、今回は逃げ候補も多く、思ったようなレースはできないかもしれません。
ただ、先行有利な川崎コースなので、粘り込みもあり得ると思い、押さえました。

 

 

以上が今回の予想となります。

 

緊急事態宣言が今月末まで延長され、無観客競馬もまだ続くことになりそうですが、馬を応援するのはテレビ、インターネットからでも引き続きできますし、競馬が見られるということにありがたみを持ちながら、今週も競馬と向き合いたいですね。

 

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