先週の大井記念はいかがでしたでしょうか。

 

 

最内枠からオールブラッシュがスタートを切ってハナに立つと、離した逃げに持ち込みました。
グリードパルフェ、タービランス、マルカンセンサーと続き、一番人気のストライクイーグルはその後ろに続く形となりました。

 

 

直線に向いて、オールブラッシュが道中離した差は詰まり、内からマルカンセンサー、真ん中タービランス、外からストライクイーグルが差を詰めにかかり、タービランスとストライクイーグルの2頭の争いとなりましたが、ストライクイーグルが伸び脚良く、差し切りました。

 

 

2着はタービランス、3着は逃げたオールブラッシュが粘り込みました。

 

 

4コーナーでゴチャつく場面が見られ、グリードパルフェやサブノクロヒョウか不利を受けて下がる場面がありましたが、ストライクイーグルもタービランスも、その不利を受けることなくうまく抜け出せたのも大きかったですね。
御神本訓史騎手は、ストライクイーグルの末脚を信じて乗ったように見えました。

 

 

タービランスも、相変わらずソラを使う気性もあって、勝ちきれませんが、まだまだやれる馬ですね。
3着オールブラッシュは、先行有利の馬場をうまく乗ったと思います。
先行するとは思いましたが、ここ3、4年は左回りでしか好走していなかったので、切ってしまいました。

 

 

本命のグリードパルフェは、流石に狙いすぎたかもしれませんが、4コーナーの不利もあったので、次走以降、重賞ではなくても、見限るには早いかもしれません。

 

 

さて、今週の南関競馬は、浦和競馬場に舞台を移し、27日には、第24回さきたま杯(JpnⅡ)が行われます。

 

 

このレースがあるために、他場で組まれていた短距離のオープンクラスのレースに強い馬が集まらなかったという背景がありますが、中央馬も地方馬(特に南関所属)も、好メンバーが揃ったと思います。

 

 

昨年はウインムートの逃げ切りが決まり、上位3頭は4コーナーの1、2、3番手が順番通りにそのまま決まったものでした。
コース的にも先行有利であるので、それを踏まえて予想に移りたいと思います。

 

 

 

5/27浦和11R
第24回さきたま杯(JpnⅡ)

 

 

◎ジャスティン
○ノブワイルド
▲ゴールドクイーン
△ウインオスカー、キャプテンキング

 

 

本命は、ジャスティンにしました。

 

 

前走東京スプリントは、多少出負けしながらも積極的に最内枠から逃げの手をうち、そのまま逃げ切りました。
この馬の理想は芝スタートのダート短距離戦だとは思いますが、東京スプリントで逃げ切ったことを考えても、今回も内枠でスタートが切れれば、そのまま逃げる展開に持ち込めると思います。

 

 

1400mは中央でも勝ち鞍のある距離ですので、今回の距離延長は、そこまで問題にならないと思います。
この馬は逃げられるか否か、それだけですし、もう一頭の逃げ候補のゴールドクイーンが大外枠を引いたのも、追い風に思いますので、本命です。

 

 

 

対抗は、ノブワイルドです。

 

 

中央馬相手でも幾度となくこの条件で好走してきましたが、今回も得意条件である浦和1400mのレースに出走してきました。

 

 

2年前のさきたま杯は7着に敗れていますが、その時は3歳の黒潮盃以来の重賞挑戦ということありました。
その時より力はつけ、実際、一昨年の秋から昨年にかけての活躍は記憶に新しいところでしょう。

 

 

年齢のせいもあり、ここ最近のレースは詰めの甘い競馬が続いていますが、4月末の大井のレースを一叩きした今回は、好走が望めるのではと思っています。

 

 

3番手は、ゴールドクイーンです。

 

 

この馬も昨年秋に浦和1400mで行われたJBCレディスクラシック2着馬と、コース相性の良い馬です。
この馬に関してはジャスティンのところで述べた通り、逃げたい馬ですが、大外枠を引いたのがどうかという点にあります。

 

 

内外の枠順不利が大きくはないコース形態ですが、強力な先行馬が内にいる以上、その馬のハナを叩くとなると、それなりに脚は使うので、枠の並びも考えて、3番手にしました。

 

 

押さえは、ウインオスカーとキャプテンキングです。

 

 

ウインオスカーは前走の大井のレースで、地方のダートに慣れたかなという印象を受けました。
適距離は1200mだとは思いますが、浦和1400mに関して言えば、1200mがベストの馬でも好走できる舞台です。
先行力もあるので、悪くないと思います。

 

 

キャプテンキングは、前走川崎マイラーズでは、まだ仕上がりきってない太めの馬体での出走ながら、3着に好走しました。
叩いたほうがいいこの馬にとって、今回は川崎マイラーズからの上昇も見られ、コースも勝利経験のあるコースなので、走れてもなんらおかしくないと思います。

 

 

以上が今回の予想となります。