先日のレッスンでは、錐と柱の区別を行いました。
さまざまな立体の模型を使って錐と柱の違いをお話ししながら分けていきました。
さらに、いろいろな紙を丸めて円柱を作りました。
目をつけてお魚に見立てましたよ。
このお魚は6月のレッスンの魚釣りゲームで使いました。
ちょうど小学校3年生になった息子は、今、底面を構成する点の数(bとします)からその立体の点の数(p)や辺の数(q)を求めたりしています。
錐体の場合、p=b+1 q=b×2
柱体の場合、p=b×2 q=b×3
が成り立ちます。
例えば、
三角錐は、
底面の点 3、
立体の点の数 3+1=4
立体の辺の数 3×2=6
三角柱は、
底面の点 3
立体の点の数 3×2=6
立体の辺の数 3×3=9
になりますね。
なので、小学校で習うような錐体や柱体は、三角錐と三角柱のように底面を構成する図形が同じなら、錐体の辺の数と柱体の点の数が同じになるんです。
算数の問題を解きながら、そんな発見をしては
「おおー!」
と面白がっているのがちょうど今の息子。
生徒さんが「錐!」「柱!」と分けて遊んでいるこの取り組みが、いつか小学校の算数に結びついていくんだなと、とても楽しみです。