ロード・トゥ・カルサイネイザン

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偏見に立ち向かう

おじさんが一人でタイに行く。

それを聞いて、鼻の下を伸ばして不純な目的で渡航するおじさんを思い浮かべる…社会に蔓延るそんな偏見を何としてでも打破しなければならない!!

今こそ、人生で一度も不純な気持ちなど抱いたことがないオレ様が立ち上がる時だ。

美しい景色や、美味しい料理との出会いを求めるとか…

異文化に触れて自分の価値観を広げるためとか…

色々とあるかも知れないが、偏見を粉砕するためにはより人の心に響く畏敬の念すら覚えるような訪タイ目的が必要だ。

社会を変革するのに必要なのは熱いパッションなのだ!

気功パワーによってちんちんの毒素とカルマを解放させて来ますっ!!

オレの訪タイ目的を熱く宣言するだけで、ざわつくこと必至である。そのざわつきは、きっと感動を覚えての感嘆であろうことは容易に想像がつく。

健康志向

やろうとしていることは、やれチアシードだ、やれキヌアだ、と美容や健康に敏感な女性たちがスーパーフードに食いつくのと、根底部分では同じである。

「お前はチアシード?オレはカルサイネイザン!」みたいなものだ。

中国古来の気功や陰陽五行思想とタイ古式マッサージの奥義ジャップカサイが出会って誕生したのがカルサイネイザン。

考案したのは、道教の師範である中華系タイ人のマンタック・チア(謝明徳)老師。

施術者は患者の性器に宿った感情とじっくりと会話をしながら、性器に溜まった毒素を排出し、不要なカルマを解放してくれる。それによって性エネルギーが高まることで、生命エネルギーをも高めることが出来、結果として霊性エネルギーまでもが高まるという画期的な療法なのだ。

カルサイネイザンを想ふ

そう、オレも健康への関心が高いからこそカルサイネザるわけである。

自分の健康に不安を抱えているかどうかで言えば、答えはYesだ。

正直なところ、痛みとか違和感とか実感を伴う不都合はないのだが致命的な健康不安だ。

実はオレ…

左タマが凝ってるっぽい…

タイ古式マッサージの奥義ジャップカサイで、なぜか左タマばかりこねくり回されて以来、ずーっと「あぁ…オレって左タマが凝ってるんだ…」とショックを受けて米粒すら喉を通らない日々を過ごしている。

あれから3年…

治してくれる名医に出会うため、左タマ診療科を探し求めて全国の病院を巡ったが、どこにもそんな先端医療をやっている病院は日本にはなかった。

諦めかけていたその時に気が付いたのだ。

餅は餅屋に、奥義には奥義だっ!!と。

奥義ジャップカサイには、奥義カルサイネイザンをぶっこむしかねーな…と。

という、健康志向の話はウソである。

極み

健康に興味があるからカルサイネイザろうとしているわけではない。

世界には、もうオレが心躍るような「行きたい!」と思わせるような場所はなくなってしまった。

かつては色々行ったな~、変な国(というか地域)。

トランスドニエストル

ナゴルノカラバフ

カラカルパクスタン

カルサイネイザン

どーだっ?引っ掛かっただろう?!

最後のだけは地名じゃないんだぞ!!

完全に違和感なく溶け込んでいるが、このように口から発した時に「は?」と聞き返される単語というくくりで言えば、「カラカルパクスタンに行った」というのと「カルサイネイザンを受けた」というのはほぼ同じことだろ。

つまり、カルサイネイザンを受けること、それすなわちなのである。

最近は観光名所を巡るだけの従来の観光旅行に対して、体験型の旅行をニューツーリズムと呼ぶらしいが、そういう意味ではオレも従来型の旅人からニュー旅人に進化したと言えるだろう。

自らの急所を犠牲(実験台)にしてまで旅しようとしている…そう考えると、旅人が最後に行きつく先というのは…ちんちんから毒素とカルマを解放しようとすることなのだ。

旅を極めちゃったんじゃね、オレ?

色々と体験記をネットで調べてみたのだが、オレのような真の旅人ではなく、ゴリゴリに健康志向が高く&スピリチュアル系に興味が強そうなオレとはジャンル違いの人たちの体験記しか見つからなかった。

あ、あやしい…

そのあやしさについついワクワクしちゃって、カルサイネイザンの総本山に連絡して予約してしまった。

不便そうなところにあるから、レンタカーを借りるために国際免許証まで取ってしまった。

旅人はフットワークが軽いのだ。

カルサイネイザンの施術者は患者の性器に宿った感情とじっくりと会話をしながら、性器に溜まった毒素を排出し、不要なカルマを解放してくれる。それによって性エネルギーが...
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