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西大陸,リスク,新たに3人感染確認=クルーズ船、64人に―厚労省

2020-02-08 10:45:59 | 連絡
<非常災害時の事例、リスク1極集中被害増大を平時に繰り返しているか>
<再発防止策整備は、「病院船建造推進議員連盟」の国会内外の活動強化か>
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乗客乗員が新型コロナウイルスに集団感染したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」について、厚生労働省は8日、新たに6人を検査した結果、3人の新型ウイルス感染を確認したと発表した。3人は医療機関に搬送され、入院している。同船で感染が確認されたのは検査した279人中、64人となった。
―非常災害時及び平時デュアルユース病院船が必要だと思ったいきさつは?
衛藤:1995(H7)年1月に起きた阪神淡路大震災の時からです。あの時、私は衆議院予算委員会の理事をしていましたので震災2日目にヘリコプターをチャーターして現地入りしました。海側にライフラインが集中していた阪神地区は陸路が寸断されて被災者が孤立していた。その時、皆さんの意見を聞いて海上からのアクセスが重要なことを痛感しました。そこで私が座長になって自民党の中に病院船建造のプロジェクトチームを作った。研究会や勉強会を積み上げて、かなりいい線まで行ったんです。しかし、国の財政事情が厳しいという理由で実現しなかった。それから16年目に東日本震災が起こった。以前にも増して病院船が必要だった。大津波で被災地の病院が壊滅的な打撃を受けたからです。そこで、「今度こそ」の思いで病院船建造推進議員連盟を発足させました。超党派の議連にしたのは、ぜひ実現したいからです。極論すると政府が駄目だと言っても病院船特別措置法のようなものを作って議員立法ででも実現しよう、との意気込みからです。
―どんな船になりそうですか?
衛藤:国内外での稼動を想定しなければならないので外航船です。救命のため船足は速くないといけない。ヘリコプターを2機、ホーバークラフトを2機ほど積む必要もある。海水を真水に変える装置や放射能除染装置も要る。ベッド数はアメリカの病院船(1,000床)を参考にすると500床以上。そのほか病院船に医薬品や食料品を供給する備蓄倉庫が太平洋側と日本海側に3ヶ所ずつ、瀬戸内に2ヶ所ほど必要です。
―運航は?
衛藤:ドック入りがあるので船は2隻必要です。内閣府が保有し、防衛省が運航すれば良い。海保庁や国土交通省、厚生労働省、外務省、総務省など、色々な役所が関係して来るので窓口を一本化し管理していく必要があります。被災地では沖合に停泊し、防衛省・国交省・海保庁・総務省の無線を束ねて現地の対策司令部として機能します。
―乗組員は?
衛藤:医師や看護師が乗船します。内科・外科・眼科・歯科など相当な数になります。病院船は、さながら「海に浮かぶ総合病院」です。平常時は国際人道支援や日本の離島や過疎の医療に貢献する。
―船価は?
衛藤:2隻で1,000億円。イージス艦1隻分(1,250億円)ぐらいです。
―維持費は?
衛藤:相当かかるでしょうね。しかし、その値打ちはあると思います。病院船があれば、多くの人命を救えますし、日本の国際貢献への評価も高まるでしょう。
衛藤 征士郎(えとう せいしろう、1941年4月29日 - 79歳)は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(12期)、自由民主党(細田派)、自民党外交調査会長。
衆議院副議長(第64代)、防衛庁長官(第57代)、参議院議員(1期)、大分県玖珠郡玖珠町長(2期)[2]、自民党たばこ議員連盟顧問などを歴任。 
https://ja.wikipedia.org/wiki/衛藤征士郎


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