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品証,弧状列島19/8,避難民を受け入れていた女川原子力発電所,地球史教訓を生かす原発建設仕様

2019-08-23 10:24:54 | 連絡
8/23(金) 8:32配信     
<取材・文/牧田寛>
【牧田寛】
Twitter ID:@BB45_Colorado
まきた ひろし●著述家・工学博士。徳島大学助手を経て高知工科大学助教、元コロラド大学コロラドスプリングス校客員教授。勤務先大学との関係が著しく悪化し心身を痛めた後解雇。1年半の沈黙の後著述家として再起。本来の専門は、分子反応論、錯体化学、鉱物化学、ワイドギャップ半導体だが、原子力及び核、軍事については、独自に調査・取材を進めてきた。原発問題についてのメルマガ「コロラド博士メルマガ(定期便)」好評配信中
   
ハーバービジネスオンライン
避難民を受け入れていた女川原子力発電所
 女川原子力発電所周辺の集落は、ほぼすべてが標高10m以下に分布していたため壊滅し、道路も寸断されてしまい逃げ場を失った周辺住民が、女川原子力発電所PRセンターに300人以上(最大364人)集まり、当時の発電所長の英断で発電所構内の体育館に案内され、暖と食事と休息を得たことがよく知られています。但しこの判断は、是非は別として核防上あり得ないことです。

 この女川原子力発電所と福島第一原子力発電所の命運を分けたのが、建設当時の敷地高さの設定の差であることは紛れもない事実で、当時の東京電力と東北電力の安全思考の決定的な違いを示しています。

 また
四電が社員寮を発電所正門前に設置していることは何度も記してきましたが
東北電は、規模の大きな社宅を発電所に隣接させており、核・原子力防災上は素晴らしいと言えます。が、社員と家族にとっては、仕事と私生活が全く分離できないので労働安全衛生上は問題があります。私は、工場の門前社宅で18年間育ったので、「これは奥さん子供は、きついだろうな。」と思いました。

 十分に原子炉を堪能しましたので、小屋取をあとにして、まず女川原子力発電所の正門に向かいましたが、そこには無人の門があるだけでした。実際には、横の広場に警備員らしき人が車内に詰めていましたが、通行証のない人も入れるような看板の表記でした。どうも荷物受取所まであるようです。

 女川原子力発電所では、正門のずっと奥に検問所があり、公道からは検問所は見えません。これは核防上正しい配置と言えます*。
<*核防上、検問所は、機密性が高い。一方で、公道から部外者が見ても撮影してもそれを妨げる根拠はない>




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