建設業許可。経営の経験。
建設業許可の要件のひとつに、「経営業務管理責任者」をおくことがあります。
この「経営業務管理責任者」は、名前の通りに「経営の経験」が必要です。
では、具体的に経営の経験とはどのようなことを指しているのでしょうか。
以下、説明します。
<現在どの立場の人がなれるのか>
申請者が法人なら、その役員。
個人事業主なら本人か、「登記された支配人」です。
<経営経験の期間>
これから建設業許可を取得する際、29業種のうち取りたい業種と同じ業種の経験なら
5年以上、違う業種なら6年以上の経営経験が必要です。
<どのような経験なのか>
基本的には、「法人での役員経験」、「個人事業主での経験」が必要です。
しかし、執行役、営業所長、支店長、営業所の次長、支店の次長の経験もカウント可能となっています。ただし、これらは証明書類のハードルが高いというのが実情です。
上記の条件が揃った上で、それぞれの事項を証明する書類が必要となります。
証明書類については、複雑ですので、別の機会に記載したいと思います。
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