日々是好日 とっつあんの雑記帳

とっつあんが徒然なるまま”ほっこりと暖かく誰もがうなずけるちょっとした幸せを感じる”話題を発信していきます。

お盆のお供物は…(^^♪もち米と黒豆を蒸して、蓮の葉に包んだお精霊さんのお弁当「白むし(しらむし)」

2018年08月15日 16時47分41秒 | 歳時記

少しムシッとした、でも外はヒンヤリの熱帯夜の朝、曇り、最高気温34℃(-3)、洗濯指数60乾きは遅いけどじっくり干そう、傘指数50折りたたみ傘をお持ち下さい、との予報。

今にも降り出しそうな曇り空からポツリポツリ、午前中は降ったり止んだり、午後には雨も上がったのですが曇り空のままなので、それほど気温が上がらず、比較的過ごしやすかった北摂。

朝から雨の降る中、お盆のお供え用の「白むし(しらむし)」求めて、吹田の菓匠象屋へ…。

吹田の商店街で、行列のできる鶏肉屋さん”とり信”で少し並んでから揚げゲットし、前に並んでいた若い女性に菓匠象屋の場所を訪ねたとこらスマホで調べてくれました。ラッキー。

高槻にもあるのですが、歩きで少し遠いので、吹田にしました。
それでも6600歩、今から西国22場札所総持寺に精霊送りに行くので、8000歩は超すでしょう。

今日の1枚の写真は、その菓匠象屋で買ってきた、もち米と黒豆を蒸して、蓮の葉に包んだお精霊さんのお弁当「白むし(しらむし)」です。

京都ではお盆の15日に「白むし(しらむし)」をお供えし、蓮の葉に包んでお弁当にするそうです。
お精霊さんがお弁当をもって善光寺さんへおまいりされるそうな(ご先祖様の帰り道用のお弁当と言う説も…。)。
おかえりになったころをみはかろうてスイカを切るとか。

とっつあんち、今年初めて京風に「白むし(しらむし)」と「スイカ」をお供えしました。

「白むし」は、もち米と黒豆を蒸して、蓮の葉に包んでお弁当としてお供えします。
実はこの白むしを乗せる蓮の葉は古代からお皿の役割を持っていました。
これは日本だけではなく、中国にはおこわを蓮の葉で包んで蒸した”荷葉飯”と言う物があります。
蓮の葉に包むことにより、蓮の良い香りがおこわに移り芳しいご飯になります。
”荷葉”とは蓮の葉の意味です。

お釈迦様が瞑想しているのは蓮華(れんげ)の花の上。
蓮の花の名前は「蓮華(れんげ)」と呼ばれ、蓮華は極楽浄土を象徴する花になります。

仏教ではもっとも高い位の花であり、お盆の時期が蓮の花の開花時期にあたり蓮の葉が使われたと言われています。

「ひ~らいた ひいらいた なんの はなが ひ~らいた れんげの は~なが ひいらいた」というのは,蓮の花のことですね。

☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ 

明日8月16日(庚辰 かのえたつ 赤口)

●「女子大生の日」
 1913(大正2)年のこの日、東北帝国大学(現在の東北大学)が女子受験生3人の合格を発表しました。
 これが日本で初めての女子大生の誕生でした。
 そのうちの一人は日本最初の女性理学博士となった黒田チカでした。

●「ベーブ・ルース忌」
 1948年(昭和23年)のこの日、アメリカ大リーグで714本のホームランを放ったベーブルースが死去しました。

●「プレスリー忌」
 1977年(昭和52年)のこの日、ロック界の巨星、エルビス・プレスリーが心臓発作で死去しました。享年42歳でした。
 1935年1月8日、米ミシシッピー州で誕生。高校卒業後は、トラックの運転手をしながら、音楽活動を続け、1956年「ハートブレイク・ホテル」の大ヒットで一躍スターダムにのしあがりました。
 長いもみあげとブルーの瞳、セクシーな歌声で、多くのファンを魅了し続けました。
 プレスリーのあまりにも早い死に、当時のカーター大統領は、「アメリカは自らの一部を失った」という声明を出しました。
 アメリカンドリームを実現した男のひとりとして、今も語り継がれているエピソードのひとつです。

●毎月16日は、「閻魔の縁日」です。

●「京都大文字五山送り火」
 祇園祭とともに京都の夏を代表する風物詩の一つです。
 8月16日午後8時から、京都盆地の周囲の山に、炎で描かれた「大」「妙法」の文字や鳥居、船が次々に浮かび上がります。精霊送りの意味を持つ盆の行事で、京都三大祭(葵祭・祇園祭・時代祭)に五山送り火を加え、京都四大行事と呼ばれています。
 この送り火としては東山如意ケ嶽の「大文字」がもっともよく知られ、それゆえ送り火の代名詞のごとくいわれていますが、そのほかに金閣寺大北山(大文字山)の「左大文字」、松ヶ崎西山(万灯籠山)・東山(大黒天山)の「妙法」、西賀茂船山の「船形」、及び嵯峨曼荼羅山の「鳥居形」があり、これらが、同夜相前後して点火され、これを大文字五山送り火とよんでいます。
 送り火は、ふたたび冥府にかえる精霊を送るという意味をもつ宗教的行事です。
 送り火の起源についてそれぞれ俗説はあるものの不思議と確実なことはわかっていません。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アッ!白むし弁当 (kiko)
2018-08-16 12:00:23
今年は「白むし弁当」をお供えされたのですね。

私は、小食の母が牛に揺られて
ゆっくりと帰られるときのお弁当にと思い
毎年15日にお供えしています。


やっと… (銭無のとっつあん)
2018-08-16 15:17:48
kikoさん

やっとお供えしました。
毎年kikoさんのブログ観て、来年はと思いつつ何年か過ぎてしまいました。
今年はお盆前に象屋のチラシが入ってきたので認識出来ました。

そんなにちいさくなったのですか。
お値段は、変わらないのでしょうか。
よそもやってるみたいなので、来年は探してみますか。