今シーズン一番の冷え込みを思わせる寒~い寒い師走の朝、曇り のち 晴れ、最高気温10℃(0)、洗濯指数60乾きは遅いけどじっくり干そう、との予報。
時々陽射しはあるものの全般に薄日が射す程度のところに冷たい北風が吹き気温の上がらない寒~い寒い一日となった北摂。
また毎年恒例にしている年賀状の画材求めて、吹田の片山神社と泉殿宮(いずどのぐう)の大絵馬の写真を撮りに、ついでに行列のできるお寿司屋さんでランチ、これまた行列のできる鶏肉屋でから揚げ買って、本日の目的は達成。
スローペースの休憩いっぱい、限界ぎりぎりの感じで、7500歩。
2時過ぎにやっと家に着くなりバタンキュウで今、起きてPCに向ってます。
今日の1枚の写真は、先日行った京都の師走の街からいのししの神社で知られる、来年いのしし年を迎える準備の「護王神社の大絵馬」です。
護王神社では平成12年から、「縁起物の絵馬を大きくして参拝客に大きな福が来るように」と巨大絵馬を奉納しています。
この絵馬の原画は京都市在住で亥年生まれの日本画家・曲子明良(まげしあきら)氏のご揮毫だそうです。
護王神社は京都御所の西側、烏丸通に沿いに鎮座する神社で、平安京の建都に貢献した和気清麻呂を祀っています。
確かな創建年は伝えられていませんが、江戸時代末の嘉永4年(1851)、孝明天皇は清麻呂の歴史的功績を讃えて正一位護王大明神の神階神号を授けられ、明治7年(1874)には「護王神社」と改称して別格官幣社に列せられました。
和気清麻呂は、奈良時代の末、皇位を奪おうとした、僧弓削道鏡の野望を身を挺してこれを挫いたことと、平安京の造宮大夫として都造りに尽くしたことでその名を残しています。
この神社のご利益は、足腰の守護です。
和気清麻呂が、都より九州の宇佐八幡宮へ向かう途中、どこからともなく現れた300頭もの猪が宇佐までの道中を無事に案内してくれたそうです。
その時、不思議にも清麻呂が悩んでいた足萎え(あしなえ)が治った、という故事により、特に足腰の健康保持やけが・病気の回復に、格別のご利益があると篤く信仰されています。
護王神社の狛犬は、犬ではなく、狛いのししであるのもこの話に由来しています。
境内は一足早い迎春気分に包まれ、参拝者が足を止めて見入ったり、写真を撮り、年賀状に利用するなど好評ということです。
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
明日12月16日(壬午 みずのえうま 友引)
●「電話創業の日」
東京市内と横浜市内、および両市間で電話交換業務が開始されたのが1890(明治23)年のこの日で、東京滝ノ口と横浜居留地に電話局が設置されました。
加入者数は、東京が155、横浜が42で、9名の女子交換手でのスタートでした。
東京と横浜間の通話料は5分で15銭、年額の使用料は東京が40円、横浜35円でした。40円は今の時代に換算すると12万円相当になります。
ちなみに、日本初の電話は1877(明治10)年の政府内での試験通話でした。そして「もしもし」は、「申し上げる」「申す」から生まれた言葉だそうです。
●「紙の記念日」
1875(明治8)年、東京・王子の抄紙(しょうし)会社の工場で営業運転を開始しました。
抄紙会社は実業家・渋沢栄一が大蔵省紙幣寮から民間企業として独立させたもので、(旧)王子製紙の前身となりました。
●「念仏の口止め」
正月の神様(年神様)は念仏が嫌いであるとして、この日の翌日から1月16日の「念仏の口明け」までは念仏を唱えないという風習があり、この日にその年最後の念仏を行います。
全国的なものではなく、また、かつて行われていた地方でも現在ではあまり行われていません。地域によって日が異なり、愛媛県喜多郡では12月16日、兵庫県美曩郡では12月11日などとなっています。
●「良弁忌(ろうべんき)」
東大寺の初代別当であり、日本で初めて華厳経の講読を行った良弁(689~773)の命日です。
東大寺では、普段は非公開である秘仏・ 良弁僧正坐像 を開山堂で、そして、 執金剛神(しゅこんごうしん)立像 を法華堂で拝観することができる年に一度の特別な日です。
東大寺の毎年最後の年次法要が行われる大切な日です。
●「双葉山忌」
元横綱の双葉山こと時津風・元日本相撲協会理事長のです。
双葉山時代は無敵の69連勝を記録し、この記録は白鵬が挑んだのですが惜しくももう少しのところで途切れ、現在も破られていません。しかも、当時は年2場所しか行われていなかったため、3年間にわたって勝ち続けたことになります。
1968年(昭和43年)に死去しました。
●毎月16日は、「閻魔の縁日」です。
●石川県羽咋市の気多大社で「鵜祭(うまつり)」が行われます。
鵜祭は、12月16日の早朝3:00、、気多大社(けたたいしゃ)で行われ、七尾市鵜浦町鹿渡島で捕らえられた鵜を神前に供え、その動きを見て翌年の豊凶を占う行事です。
鵜の捕獲は特定の家に限られており、捕獲場所も決まっています。鵜の運搬も世襲の鵜捕部と呼ばれる家々が交代でつとめ、2泊3日の行程を徒歩で運び、この時の行程や道筋、立ち寄る場所なども毎年同じ手順で行われています。
気多神社までの道中は、「鵜捕部、鵜捕部」と大声で呼びながら進み、運ばれる鵜は「鵜様」といわれ、道筋の人たちは「鵜様」が通りかかると戸外に出て賽銭をあげて拝みます。鵜祭を終えた鵜は、最後に気多神社前の一宮海岸で放たれます。
この祭りは、生きた鵜を使って年の豊凶を占う珍しい行事であり、鵜捕部をはじめとする特定の集団によって伝承される、全国にも類例の少ない貴重な行事です。
柳田国男も日本の祭りの原型を見たという古来からの祭りです。 平成12年12月27日に重要無形民俗文化財に指定されています。
気多大社 石川県羽咋市寺家町7-1-1 TEL0767-22-0602 問い合わせ=羽咋市観光協会 TEL0767-22-5333
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